アイ・ディ・ケイが、4K対応のHDMIツイストペアケーブル延長器を発売


 アイ・ディ・ケイは、2月9日、4K30pのHDMI信号に対応したツイストペアケーブル延長器「HDC-H100-C」の販売を開始した。送信器「HDC-TH100-C」と受信器「HDC-RH100-C」で構成され、価格は、共に¥5万8000(税別)となっている。

送信器HDC-TH100-C(左)と受信器HDC-RH100-C(右)。4K30pのHDMI信号を最大70m延長可能

送信器HDC-TH100-C(左)と受信器HDC-RH100-C(右)。4K30pのHDMI信号を最大70m延長可能

 HDC-H100-Cは、送受信器をCat6ツイストペアケーブルで接続し、HDMI信号を最大100mまで長距離伝送できる(4K伝送時は最大70m)。入力された信号は非圧縮、無加工で伝送されるため、画質劣化がなく、実質的な伝送遅延もない(10μs以内/100m)。また、HDCP 1.4やCECに対応(共にパススルー)、RS-232C双方向通信、LANの伝送にも対応している。

HDC-H100-C接続図_OL

 そのほか、送信器HDC-TH100-Cおよび受信器HDC-RH100-Cの主な特長は、下記のとおりとなっている。

・熱対策による信頼性の向上
 コアデバイスの放熱効率を高めた設計により、コアデバイス温度を従来モデルより約30%低減。信頼性が大幅に向上した。同時に筐体の通風孔を少なくし、ホコリやチョーク粉などが多い場所での使用時の信頼性を高めている。
                          
・無線機ノイズ対策
 基板のGND強化やCat6コネクタ部分のシールド強化により、伝送路における外来ノイズに対する耐性を向上(Cat6ツイストペアケーブルを使用時)。
                         
・ステータスLED色の変更
 狭小スペースなどの設置で筐体の文字確認が難しい場合でも、LED色を機能別に分ける(POWER:緑/LINK:オレンジ色/HDCP:黄色)ことにより、 障害時のステータス確認が容易。
                  
・同一側面にHDMI/ツイストペアケーブルコネクターを配置
 作業効率を考慮し、HDMIコネクターとツイストペアケーブルコネクターを同じ側面に配置。設置およびメンテナンス時の効率がアップしている。

価格
・HDC-TH100-C(送信器);¥5万8000(税別)
・HDC-RH100-C(受信器);¥5万8000(税別)

発売:2015年2月9日

問い合わせ先:アイ・ディ・ケイ TEL 046-200-0764

URL
http://www.idk.co.jp/products/hdc-h100-c.html(製品情報)
http://www.idk.co.jp(アイ・ディ・ケイ Webサイト)


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