オタク 手塚一佳の自腹レポート〜EOS-1D Cを小規模撮影で使いこなす ・第1回
いまは、最新のLexer Professional 1066x CFカードが発表されているため、そちらも同様にEOS-1D Cでの収録には十分な性能を発揮できるものと思われる。
- 写真3:Lexer Professional 1000x CFカードは大変に信頼性が高い
- 写真4 Cineroid EVF4RVW Retina EFVはEOS-1DCでフォーカスを取る必需品といって良い
■フォーカスとLog撮影はCineroid EVF4RVW Retina EFVで
ボケが出やすいAPS-Hというセンサーサイズの都合と4K映像のそもそもの特徴のため、EOS-1D Cはフォーカスが大変にシビアだ。そのため、本体バックモニターのフォーカスだけよりも外部EVFによるフォーカスが望ましい。
そこで筆者は、Cineroid EVF4RVW Retina EFVを使ってフォーカスを行っている。Cineroid EVF4RVWはフルHDまで入力可能なEVFだが、その高精細なモニターのためかなり精密なフォーカシングが可能だ。また、これは次回以降説明するが、Log撮影に必須の波形表示も対応しており、それをフローティングで表示することでカラーグレーディングに対応したフラットな色味での撮影が可能となる。
EOS-1D C本体のHDMIはミニピンだが、フルHD出力に対応している。これを考えるとCineroid EVF4RVW Retina EFVは最適解の1つだといえるだろう。
- 写真5 EOS-1D C本体との組み合わせではカメラのクイックシューに搭載できる
[次回 必須機材編 その2へ続く] アイキャッチ モデル:すずき えり