AdoPro、Teranex 2D Processorによりスタンダード変換作業効率を80%アップ


 

 Blackmagic Designは、グローバルメディア テクノロジーグループAdstreamの一部門であるAdProの独自ソリューションAdrackの要として、Blackmagic DesignのTeranex 2D Processorが採用、世界中の映画用スタジオで、スタンダード変換およびフォーマット変換を行っていることを発表した。

 AdProは数年前、スタンダード変換用にTeranexを導入し、世界中の4万以上のメディア・バイヤーにテレビコマーシャルを納品するために運用していたが、ハリウッドの主要なスタジオからの「23.98のトレーラーを、1080/29.97p、1080/25p、PAL16:9FHAとレターボックス、NTSC16:9FHAとレターボックスに可能な限り早く、そして一度に変換する」などのビジネス依頼が増えるにつれ、これまで以上にさまざまなスタンダードおよびフォーマットで、短期間で配信することが求められるようになっていた。

 このような状況のなか、AdProでは、6台のTeranex 2D Processorを中心に、6台のBlackmagic Design HyperDeck StudioSSDレコーダー、1台のAudioMonitor、2台のSmartScopeDuoモニター、MultiDockSSDドック、そしてCompactVideohubルーターなどを、48Uのオープンラックに収めたAdrackを構築し、上記のようなクライアントからのリクエストに応えている。ちなみに、Adrackの横には、4台のUltraStudioExpressキャプチャー・再生デバイス、2台のSmartScope Duo4Kモニター、2台のSmartView HDモニターによって構成される編集ステーションも設置されている。

 AdProでは、同社のマイアミとロンドンの両方のオフィスに、Adrackを導入することにより、一般的なスタジオオーダーの納品に必要な時間が177分から34分になるなど、6台のTeranex 2D Processorでトレーラーを変換し、HyperDeck Studioでこの6つの異なるフォーマットを収録するというワークフローの作成により、作業効率の80%アップを実現しているとのこと。

Teranex 2D Processorhttp://www.blackmagicdesign.com/jp/products/teranex


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