ビデオトロンがVbusシリーズの3G対応シグナルジェネレーターSG-70Vを発売


 ビデオトロンは、12月5日、3G対応のシグナルジェネレーターSG-70Vの発売を開始した。価格は¥40万(税別)。SG-70Vは、同社が展開しているVbusシリーズ(70シリーズ)のモジュール。同シリーズの豊富なラインアップと組み合わせて多種多様なシステムを省スペースで実現することができる。

SG-70V

 SG-70Vは、3G-SDI(Level-A、Level-B)、HD-SDI、SD-SDIに対応した信号発生器。SDI独立4系統出力、静止画4枚保存、同期信号独立2系統(アナログBBSおよび3値SYNC)出力、48kHzワードクロック出力、リファレンス信号を内部バス経由で同一筐体内の他のモジュールへ分配できるなど、さまざまな機能を標準搭載している。

 出力画像は、FULL FIELD COLOR BAR 100%、SMPTEカラーバー、ARIBカラーバー、ランプ、チェックフィールド、単色信号(色は設定可能)、PICTURE(静止画)から選択可能。保存した4枚の静止画をカラーバーにスーパーインポーズさせることもできる。

 また、任意のIDキャラクターの表示ができ、出力画像に英数字のIDキャラクターを32字までスーパーすることが可能。IDキャラクターの点滅やプレートの表示、ポジションを設定することもできる。GPI制御によるIDキャラクターのスーパーON/OFFとフォーマットの切り替えにも対応する。

 エンベデッドオーディオは全16ch(3G LEVEL-B時は32ch)あり、24ビット48kHz(SDは20ビット48kHz)に対応。個別に1KHzまたは400Hzの設定とゲインの調整ができる。 同期信号は2系統あり、個別にアナログBBS、3値SYNCの設定やタイミング調整ができる。

SG-70V

入出力インターフェース部。SDI出力×4のほか、REF出力×2、REFループスルー出力×1、REF入力×1、LTC入出力(共通)×1、GPI×1を装備

 そのほか、将来対応となるがLTC機能も搭載し、LTC信号を入力してタイムコードパケット(SMPTE RP188)を重畳可能。LTC信号はSDI入力のほかに、Vbus筐体からのネットワーク時刻の重畳、手動設定した時刻での重畳にも対応する。Vbus筐体からのネットワーク時刻、手動設定した時刻はLTC信号として出力することもできる。

問い合わせ先:ビデオトロン 本社営業所 TEL 042-666-6311、大阪営業所 TEL 06-6355-6257
URLhttp://www.videotron.co.jp/products/sg-70v-01.html


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