Blackmagic Production Camera 4Kにヘッドアップディスプレイが追加


 Blackmagic Designは、7月24日、Camera 1.9ソフトウェアのリリースを発表した。今回のアップデートにより、新しい「ヘッドアップディスプレイ」のオンスクリーン・メータリング機能が追加され、Blackmagic Production Camera 4Kで、ヒストグラム、ピークオーディオメーター、残り収録時間をスクリーン上で確認できるようになる。

 ヒストグラムの確認では、映像のルミナンス分布、そしてハイライト/シャドウがクリップしているかどうかが表示され、ユーザーは素早くショットの露出を設定することが可能となる。なお、ヒストグラムはリアルタイムで使用できるため、ハイライト/シャドウとレンズ設定をインタラクティブに調整することも可能となっている。

 また、ピークオーディオメーターでは、チャンネル1、2(内部マイクを使用の場合)、そして外部オーディオソースのレベル設定が可能となっている。オーディオレベルを素早く確認することができるため、オーディオのクリッピングやピークノイズを防止できる。

 ヘッドアップディスプレイには、残り収録時間インジケーターも含まれており、収録中のディスクの残り時間を確認することが可能となっている。フレームレートやコーデックの設定を変更した場合、残り時間インジケーターは正確な残り時間を自動的に再計算するほか、ディスクがフルになる前にインジケーターは赤く光って警告を発する。

 なお、同アップデートは、Blackmagic Production Camera 4Kのユーザーに無償で提供されているほか、数週間以内にBlackmagic Designのその他のカメラでもリリースされる予定となっている。


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