パナソニック、4k 30pに対応したウェアラブルカメラHX-A500発売


 パナソニックは、カメラ部と本体部が分かれている二体型スタイルを採用した4k 30p収録にも対応のウェアラブルカメラHX-A500の発売を発表した。同社では、同様の二体型スタイルを採用したフルHDウェアラブルカメラHX-A100をすでに発売しているが、同製品はその上位機種に相当する。

 HX-A500のイメージセンサーには、有効画素数約903万(16:9)の1/2.3型「新・大型セル&裏面照射型高感度MOSセンサー」が採用されている。さらに、高速処理が可能な「クリスタルエンジンPRO+」と、大型化したセンサーに対応できる新開発の高解像レンズシステムが採用。これらにより、4K 30p撮影を可能としている。併せて、フルHD画質の向上も図られている。

 カメラ部と本体部が分かれた二体型スタイルが採用されており、カメラ部は小型・軽量で撮影時の負担が少なく、また設定などは本体部を装着したまま行うことができる。さらに本体部に液晶モニターが新たに搭載され、操作性を向上も図られている。画角や撮影設定などの確認が、スマートフォンに接続しなくても本体部だけ可能なほか、液晶モニター下に配置されたジョイスティックにより各種設定もスムーズ行うことができる。また、付属のヘッドマウントは、左右の側頭部と後頭部の3点で支える構造となっているため、使用者の負担を軽減するとともに装着感も向上している。

 また、広い補正エリアの「ブレ補正」が採用されており、激しいブレも補正が可能となっている。「傾き補正」はウェアラブルカメラの使用シーンで高い効果を発揮できるようにチューンアップされており、乱れの少ない奇麗な映像を撮ることができる。なお、傾き補正は「強/標準/切」の3段階から選べるほか、撮影スタンバイ状態で傾きを補正した映像をスマートフォンに表示できる「傾き補正チェック」で(無料の専用アプリPanasonic Image Appが必要)、傾き補正が効いた映像を確認してから録画を開始することもできる。
撮像素子:1/2.3型 MOS固体撮像素子(裏面照射型)

  • 総画素数:1276万
  • 有効画素数(動画時):903万(通常撮影モード、ワイド、1920×1080/30p時)
  • F値:F2.8
  • 画角:最大約160°
  • 記録方式:MPEG-4 AVCファイル規格準拠(.MP4)
  • 圧縮方式:MPEG-4 AVC/H.264
  • 外形寸法:カメラ部;幅26.5×高さ26.5×奥行68.5mm、本体部;幅59.5×高さ94×奥行26.7mm
  • 質量:カメラ部;約31g、本体部;約128g
  • 発売:2014年6月12日
  • 価格:オープン(市場推定価格:¥4万2000前後)
  • 問い合わせ先:パナソニック・お客様ご相談センターTEL 0120-878-365
  • URLhttp://panasonic.jp/wearable/a500/

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