JVCケンウッド、2014 NAB Showにおける同社の出展概要を発表


 JVCケンウッドは、米国ラスベガスで開催される2014 NAB Showにおける同社JVCブランドの出展概要を発表した。今回、同社は『First on air, First on line』を出展テーマに、2014年の海外向け業務用映像システムなどの新商品を初め、新たな業務用映像機器事業の柱として開発を進める4Kカメラシステム製品群を参考出品する。

業務用映像システム・映像制作機材の海外向け2014年新商品展示

■HDメモリーカードカメラレコーダーGY-HM850U、GY-HM890U
 新開発のオートフォーカス&手ブレ補正機能内蔵のフジノン製光学20倍ズームレンズを搭載した、レンズ交換型コンパクトショルダータイプのHDメモリーカードカメラレコーダー。高速モバイル通信サービスによるライブストリーミング、ファイル転送およびWebリモートコントロールに対応する。

 本コーナーでは、GY-HM890Uを使ったファイバーシステムやマルチコアシステムによるスタジオコンフィグレーションを展示し、放送局向けのソリューションとして提案される。

■業務用ブルーレイディスク&HDDレコーダーSR-HD1350US、SR-HD1700US(新製品)
 Blue-rayディスク、DVDディスクへのダイレクトレコーディングが可能な業務用BD/DVDレコーダーの新商品が展示される。SR-HD1350US、SR-HD1700USは、DVD-VideoやBDMVフォーマットでの記録が可能になり、一般のBD/DVDプレーヤーとの再生互換性が向上する。

■HDメモリーカードカメラレコーダーGY-HM600U、GY-HM650U(ファームウェアの最新バージョンアップ)
 GY-HM850U、GY-HM890Uで実現したライブストリーミング時の『通信エラー補正機能「GY-HM650U」』および、圧縮効率に優れたMPEG-4 AVC/H.264コーデックの「50Mbps高画質記録モード」を追加した最新ファームウェアVer3.0へのバージョンアップが紹介され、ライブストリーミングのデモンストレーションと、クラウドサーバーを使ったニュースアプリケーションのソリューション提案が行われる。

4K対応の新たなカメラシステムの提案

■4K対応レコーダ/プレーヤー分離型カメラレコーダー(参考出品)
 4K Super35mmイメージセンサーを搭載し、新たに採用されたマイクロフォーサーズマウントによるフレキシブルなレンズ交換型のカメラヘッドと、大型液晶モニターを内蔵した、4K対応レコーダー/プレーヤー分離型カメラレコーダーが参考出品される。また、空撮などの撮影に欠かせない映像スタビライズシステムと組み合わせた、同社新開発のアプリケーション「ジンバルシステム」も併せて参考展示され、4Kカメラシステムの撮影フィールドを広げる新たなソリューションの提案がなされる。

■レンズ交換型 4K ハンドヘルドサイズカメラレコーダー(参考出品)
 4K Super35mmイメージセンサーを搭載し、マイクロフォーサーズマウントによるフレキシブルなレンズ交換型の4K ハンドヘルドサイズカメラレコーダーが参考出品される。

レンズ交換型4K ショルダータイプカメラレコーダー(参考出品)
 4K Super35mmイメージセンサーを搭載し、PLマウントによるレンズ交換型の4K ショルダータイプカメラレコーダーが参考出品される。

  • JVCケンウッドブース:C4314

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