Blackmagic Design、Thuderbolt 2に対応したBlackmagic MultiDockを発表


 Blackmagic Designは、SSDスロットを4基搭載し、高速ディスクアレーとしても運用可能な同社のストレージソリューションBlackmagic MultiDockの新製品としてThuderbolt 2に対応したモデルを発表した。なお、この新モデルは既存モデルに置き換わる形となる。

 同製品は、ラックマウントデザインを採用し、カートリッッジ式で大容量のSSDに簡単にアクセスできる設計となっている。それぞれのディスクドックは独立したSATAインターフェースチップを搭載しており、超高速のデータ転送速度を実現している。また、同社のHyperDeckレコーダーやBlackmagic Cinema Cameraなどで記録したSSDとも互換を実現している。

 今回発表された新モデルでは、Thuderbolt 2テクノロジーを採用し、その転送速度は最大20Gb/sにもおよぶ。また、既存のThuderbolt対応のコンピューターと互換性も保持されており、ソースとなるディスクから直接編集やカラーコレクションが可能なため、ファイルコピーに時間をかける必要がなくなる。また、ループスルーも搭載しているため、単一のThuderbold接続のデバイスを最大6台まで接続できることから、最大24スロットのSSDドッキングステーションを構築したり、最大24枚のディスクをストライプして、単一のThuderbolt接続つきのコンピューターに高速のディスクアレーを構築したりすることが可能となっている。

 Mac OS XおよびWindowsに対応しており、SSDは通常のハードディスクのようにマウントできる。そのため、DaVinciResolve、Final CutPro、PremierePro、Avid、Smokeといった主な映像制作関連ソフトウェアでの運用も問題なく行うことができる


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