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アスク、「AJA先進のワークフロー紹介セミナー開催」~KONA 3を使用した3D撮影およびKiPro Ver.2.0

アスクは、7月22日、東京・新宿のアップル初台セミナールームにおいて、AJA製品による最新ワークフローを紹介するセミナーを開催。Ver.8.0となったKONA 3を組み込んだシステムを使用した3D収録~編集ワークフローのデモンストレーションや、Ver.2.0となったKiProの新機能紹介などを中心とした内容となっており、多くの来場者が訪れた。

QTAKE HD、FCP、Neo 3d、KONA 3による3D収録~編集ワークフロー

KONA 3はドライバーソフトウェアがVer.8.0にアップデートされ、ステレオ出力をサポートした。このKONA 3に加え、アスクが取り扱うQTAKE HD、Neo 3dなどによる3D収録から編集のワークフローが、デモンストレーションを交えて紹介された。

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QTAKE HD、FCP、Neo 3d、KONA 3による3Dの収録から編集までのワークフロー。KONAがステレオ出力をサポートしたことにより、FCP編集時にL/R独立したSDI信号をモニタリングすることが可能になった

まず、3D収録にはQTAKE HDシステムを用いる。QTAKE HDシステムは、QTAKE HDソフトウェアを搭載したMac Proベースのシステムで、デモで用いられたのは、Mac Pro、Quadro FX 4800、Dulce SystemsのRAIDストレージ、KONA 3を組み合わせたものであった。QTAKE HDが提供する機能は"ビデオアシスト"と呼ばれ、日本ではまだ定着していない概念であるが、RECやプレビュー/プレーバック、メタデータを含めた素材管理など、収録を総合的にサポートする機能だ。

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すでに3Dデジタルシネマを中心に事例が増えてきているQTAKE HDシステム。ラックに収納されており、可搬性も高い 東芝の超小型HDカメラ×2台、Redroverの平行式カメラリグで撮影されたものをQTAKE HDシステムで収録するデモを披露
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QTAKE HDのGUI。L/RをシンクさせてRECする機能やスロー再生機能など、収録をサポートする多彩な機能をもっている 作成したメタデータをもとに、サムネイルと各種情報をまとめた収録レポートを作成してくれる

さて、編集はソフトウェアはFCPとNeo 3D。L/Rの素材をNeo 3dでCineFormコーデックにトランスコードする。その後、1つのQuickTimeファイルにL/R用素材をそれぞれコピーし、3D用Muxファイルを作成。この3D用にMuxしたQuickTimeファイルはFCPでシングルトラックで編集できる。

このCineFormコーデックの優位性は、映像データ、音声データなどに加え、アクティブメタデータをファイルの中にもつことができる点にある。カラコレのパラメーターなどをアクティブメタデータとしてファイルにもたせることができ、このデータは別のアプリケーションでも共有できるので、オリジナルデータを破壊せずに編集作業が行えるメリットは大きい。Neo 3dで調整しアクティブメタデータだけを変更、変更後の結果はCPUが処理し、FCPとKONA 3を通してベースバンド信号でアクティブに出力することができる。

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Neo 3dでL/R素材を1つのQuickTimeファイルにMuxさせることにより、FCPではシングルトラックで3D編集が可能 KONAのコントロールパネル。出力で「Stereo」を選択すれば、L/Rが独立して出力される

KiPro Ver.2.0の新機能

リリースされてほぼ1年が経つKiProは、単体のレコーダーとしてはもちろんマルチカメラの現場など広く普及してきた。間もなくファームウェアがVer.2.0となり、待望の機能も追加される。Ver.2.0で加わる機能は、以下の3点である。

  • RS-422コントロール
  • 8ch SDIエンベデッドオーディオ
  • Gang Record(同期収録)

RS-422コントロールへの対応は、待ち望んでいたユーザーも多い。これにより、たとえばDAWからKiProをコントロールするMAシステムが構築できるほか、リニアシステムやFCPと組み合わせてハイブリッドなテロップシステムなども現実味を帯びてくる。また、ノンリニア編集システムからの書き出しをProResで収録するというデッキライクな使い方も提案された。

SDIのエンベデッドオーディオは、従来2chまでしか対応していなかったが、Ver.2.0より8chに対応した。これにより、業務用レコーダーとして充分なチャンネル数が確保できるようになった。5.1chサラウンドを扱えるので、セミナーでは、これまで音声トラックの制約からハイエンドVTRを使用していた場面でKiPro用いることもできると提案され、さらなる普及に期待を示した。

Gang Recordは、複数台のKiProを同時にコントロールして収録する機能。1台をMaster、そのほかをSlaveに設定すれば、Masterの動作にSlave側を従わせることができる。セミナーでは、3台のKiProを用いて、ネットワークでコントロールしながらRECするデモが披露された。

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会場には3台のKiProを設置し、8chオーディオをエンベデッドしたSDI信号の収録や、3台同期収録のデモを披露した ネットワークからKiProをコントロールしGang Record(同期収録)。どれをMasterとするかなどが設定できる
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セミナーは3D制作ワークフローほか注目度の高い内容となっており、盛況のうちに終わった

問い合わせ先

アスク:TEL 03-5215-5650
 URL:http://www.aja-jp.com

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