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国内初の「REDユーザーフェスティバル」開催〜Ted Schilowitz氏がEpic、Scarletほか最新情報を発表
本イベントは、RED Digital Cinemaの新製品「Epic」「Scarlet」のリリースに伴って開催されたもの。同社のTed Schilowitz氏が最新情報を交えたプレゼンテーションを行ったほか、Autodesk、Avid、Adobe、Quantelなど各ノンリニアメーカーがR3Dワークフローを案内するなど、イベントは休憩時間を含め約7時間にわたり、充実した内容であった。InterBEE2009では残念ながらEpicのプロトタイプを目にすることはできなかったが、そのぶん本イベントへの期待が高まったのか、丸ビルのコンファレンスホール大勢の来場者で埋まり好評を博した。
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今回のTed Schilowitz氏のプレゼンテーションは、近日に発売を控えたEpic S35やアクセサリーの紹介と、RED Rocketによるデモンストレーションを中心とした内容であった。RED Rocketのデモンストレーションでは、リアルタイムでカラコレ処理をしてレンダリングなしで4kプロジェクターで上映するなど、RED Rocketの高速性をアピール。ちなみに、SCRATCHを初め、Quantel、Autodesk、Avid、Da VinciなどもRED Rocketをサポートしている。プレゼンテーションは、予定の1時間半をオーバーし、2時間近くに及ぶボリュームとなった。
RED Digital Cinemaが、RED ONEに続くカメラとして、EpicとScarletをアナウンスしたのは、2008年のNAB Showであった。その後、しばらくはシルバーの筐体のモックアップが各展示会などで公にされていたが、IBC2009ではついにEpicのプロトタイプが披露され、2009年10月30日にはEpic S35の詳細が、11月30日にはScarlet 2/3"の詳細が発表された。
各製品の詳細の前に、まずは、現在発表されているラインナップを整理してみたい。
【Epicシリーズ】
・Epic S35:解像度5k、価格は$2万8000(本体のみ)、発売は2010年初頭から順次
・Epic FF35:解像度6k、価格は$3万3000(本体のみ)
・Epic 645:解像度9k、価格は$4万3000(本体のみ)
・Epic 617:解像度28k、価格は$5万3000(本体のみ)
【Scarletシリーズ】
・Scarlet 2/3"(レンズ一体型):解像度3k、価格は$2750(本体のみ)、
発売は2010年5〜6月
・Scarlet 2/3"(レンズ交換型):解像度3k、価格は$2750(本体のみ)、
発売は2010年5〜6月
・Scarlet S35:解像度5k、価格は$7000(本体のみ)、発売は2010年夏
・Scarlet FF35:解像度6k
以上の8モデルで、今後、Epic S35、Scarlet 2/3"、Scarlet S35、Epic FF35、Scarlet FF35、Epic 645、Epic 617という順番でリリースされる予定である。
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Epic/Scarletシリーズは、「DSMC(Digital Still&Motion Camera)システム」と名付けられているとおり、スチルカメラとモーションカメラの特徴を合わせもっている。動画記録モードと静止画記録モードがあり、コンポーネントの組み合わせによっては、まさにスチルカメラといった外見にもなる。
Ted氏自信も予想していなかったそうだが、雑誌の表紙をRED ONEで撮影するのが、最近のトレンドの1つとなっているという。雑誌のWebサイトでは、動画版の表紙が見られるようになっている。
DSLRへの動画機能搭載で動画と静止画の垣根が低くなったが、Epic/Scarletシリーズの登場によって、その動きは一層加速するのかもしれない。
RED ONEの撮像素子は「Mysterium」と名付けられたCMOSセンサーであったが、Epic、Scarletシリーズには、新開発のものが搭載される。Epic S35、Scarlet 2/3"、Scarlet S35には「Mysterium-X 」、そのほかのモデルには「Mysterium Monstro」と呼ばれるCMOSセンサーが搭載される予定だ。
RED ONEの記録ビットレートは、28Mバイト/秒(=REDCODE 28)もしくは36Mバイト/秒(=REDCODE 36)であったが、Epic/Scarletシリーズは、エントリーモデルのScarlet 2/3"でも100Mバイト/秒(REDCODE 100)の記録モードを備えている。
レンズは、PLマウントのRED Prime LensesとRED Zoomsが出荷開始されているが、今後、PL/ニコン/キヤノンマウントに対応した「ELECTRONIC MOUNT」、FF35フォーマットに対応した「RED Electronic Lenses」、2/3"フォーマットに対応した「RED Mini Primes」もリリースされる予定。
ELECTRONIC MOUNTは、電子回路に対応したレンズマウントで、RED/ニコン/キヤノンレンズに対して、フォーカス、露出、ズーム情報を電子的に伝達することが可能だ。いずれのマウントも価格は$500。
RED Electronic Lensesは、FF35フォーマットに対応するレンズシリーズで、ラインナップは15-25mm、25-100mm、70-200mm、300mmの4種類で、いずれもT2.8。
RED Mini Primesは2/3型に対応するレンズシリーズで、ラインナップは、6mm、8mm、16mm、25mm(以上T1.5)、50mm(T2.9)の5種類。価格は各$950、5本セットで$4750となっている。
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EpicとScarletシリーズは、撮像素子のあるカメラ部分に、I/Oモジュール、記録モジュールなどの各コンポーネントを組み合わせて運用するモジュラースタイル。コンポーネントはユーザーが必要に応じて選択できるシステムになっている。各コンポーネントの詳細も明らかになっており、Epic S35の発売に合わせて、順次発売される予定だ。コンポーネントは、コントローラー、I/Oモジュール、記録モジュール、ファインダー、ハンドルやプレートなど多岐に渡るので、主なものを挙げたい。なお、中にはRED ONEで使用できるものもある。
・電子ビューファインダー「BOMB EVF」:RED ONEにも装着可能な、小型&高性能EVF。価格は$3200
・タッチスクリーンLCD:2.8型、5型、7型、9型がラインナップされたタッチスクリーンLCDモニター。価格は$900〜
・バッテリーモジュール:複数個のバッテリーが装着可能。ホットスワップに対応しており、カメラを駆動させたままバッテリーを交換できる。なお、RED ONEでも使用可能なので、約1分どほ掛かる起動時間の節約にも貢献する。価格は$1000〜1750
・I/Oモジュール:初期段階にラインナップされる入出力モジュールは数種類であるが、最終的には多くのオプションを提供する予定だという。価格は$2950
・リモートコントローラー「REDMOTE」:ワイヤレスリモートコントローラー。価格は$550
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さて、ラックマウント可能なプレーバックディバイス「RED RAY PRO」および「RED RAY」も、11月30日に詳細が発表され、注目を集めている。RED RAYは、2008 NAB Showでアナウンスされた製品であるが、その後ユーザーの意見を取り入れつつ改良を加え、RED RAY PROとRED RAYの2モデルが展開される予定。いずれも、PCレス&レンダリングなしで再生が行える。RED RAY PROは、R3D RAWデータなら5k/30fpsまで、RRD(RED RAY Distribution)4:4:4なら4k/30fpsまでプレーバック可能だ。
RED RAY PROは2010年1〜2月、RED RAYは2010年春〜夏に発売が予定されている。
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問い合わせ先
- 西華産業 東京営業第二本部 営業第三部 デジタルイメージングチーム:TEL 03-5221-7119
- URL:http://www.seika-di.com/
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- RED Digital CinemaのTed Schilowitz氏による「RED Digital Cinema社 最新インフォメーション」が開催(2008年11月26日更新ニュース)





