池上通信機は、InterBEE2009において、同社が2007年から掲げているテーマ「Seamless Integration(Wireless/Tapeless/Seamless)」をコンセプトに、収録から編集、送出、アーカイブまでの「報道テープレスワークフロー」を提案。東芝との協業で推進しているGFシリーズに加え、さらなるファイルベースソリューション"iSTEP+(アイステッププラス/ikegami Seamless Technology Enhanced Platform)"を打ち出した。
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| 「Seamless Integration」をコンセプトに、収録から編集、送出、アーカイブまでの「報道テープレスワークフロー」を提案 |
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| iSTEP+は、池上通信機独自のアセットマネージメント技術を使用したトータルファイルベースソリューション |
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iSTEP+は、池上通信機独自のアセットマネージメント技術を使用したトータルファイルベースソリューション。アセットマネージメントを受け持つAsset GWS(アセットゲートウェイサーバー)を中核とし、その上位支援システムのほか、インジェスト/インポート、編集、送出、アーカイブの各システムと連携してコンテンツのデータ(実データとメタデータ)を一元管理し、制作ワークフローをサポートする。
またiSTEP+では、コンテンツのデータをオリジナルのまま管理することが可能となっており、GFシリーズのデータに限らず、さまざまなファイルフォーマットに対応。段階的な導入や部分的な更新も可能で、柔軟なシステム構築を行うことができる。
GFシリーズでは、GFCAMをワイヤレスリモートコントロールできるブルートゥースオプションや、GFCAMでプロキシ映像の記録・保存が可能なプロキシオプションが披露されたほか、最終デザインのGFPAK CFアダプターも公開された。
また、マスターモニターとして運用可能な17型のLCDカラーモニターを出展。同社CRTマスターモニターとの比較を行って話題となった。
参考出展としては、2台のHDL-45Aによる3Dカメラシステムアプリケーションや、3CMOS搭載の超小型フルHDカメラMKC-300HD、2型のLCDカラービューファインダーなどが披露されている。
GFCAM HDS-V10が、オプションの追加で幅広い運用性を獲得/GFPAK CFアダプターも発売
InterBEE2009では東芝が出展を見合わせたため、GFシリーズの総合的な展示は池上通信機のブースのみとなった。ブースは、今年もGFシリーズを全面に打ち出し、各収録アプリケーションや編集システムへのテープレスワークフローを披露。ステージを使用した派手なプレゼンはなかったが、多くの来場者で賑わった。
収録アプリケーションのコーナーで注目を集めたのは、GFCAMに新しく用意された各種オプション「ブルートゥースオプション」「プロキシオプション」「フィルムライク収録オプション」である。
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| ブースでは、今年もGFシリーズを全面に打ち出し、各収録アプリケーションや編集システムへのテープレスワークフローを披露 |
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| GFASSISTは、GFCAMのワイヤレスリモートコントロールが可能。GFPAKやバッテリーの残量などを確認することもできる |
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ブルートゥースオプション(価格:¥30万/税別)は、アプリケーションソフトウェアGFASSIST、GFCAM用ライセンス、ブルートゥースドングルの3点セットで提供される。
GFASSISTは、ブルートゥース通信モードで、GFCAMのワイヤレスリモートコントロールが可能となっており、記録開始、停止、再生開始、PAUSE、早送り、巻き戻しを自由に制御できる。また、GFPAKの残量やバッテリーの残量など、GFCAMの動作状況を離れたところから確認することも可能。ショットマークやチェックマークの登録機能も搭載しており、クリップおよびメタ情報の追加・編集にも対応する。
収録映像指示機能(カメラアシスト)では、カメラ映像を確認しながら、フォーカス位置やコメントなどをカメラマンに指示することもできる。
プロキシオプション(価格:¥20万/税別)では、GFPAK内のプロキシフォルダに、プロキシ映像の記録・保存が可能となる。GFPAKのUSBコネクター経由で、USBメモリーへプロキシのコピーも可能。プロキシ映像にはQuickTimeフォーマットを採用しているので、市販のプレーヤーソフトで再生できる。GFASSISTでも再生が可能。
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| プロキシ映像はQuickTimeフォーマットを採用しているので、市販のプレーヤーソフトで再生できる |
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| フィルムライク収録オプションにより、 GFCAMでの23.98p、25p、29.97p収録が可能となる |
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フィルムライク収録オプションは、GFCAMでの23.98p、25p、29.97p収録が可能となり、 CMやドラマなど、制作分野での運用が実現できる。ブースには、同オプションを追加したGFCAMが、ZeissのDigiPrimeレンズを装着し、シネスタイルとして展示された。
編集システムとしては、Ver.4でGFPAKにネイティブ対応したAvid Media Composerのほか、Grass Valley EDIUS Pro5やApple Final Cut Pro7、そしてこのInterBEE2009が初披露の場となった、さくら映機のPrunus/NCexpを展示。GFPAKのネイティブ編集も、いよいよ本格的な立ち上がりを見せている。
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| 編集システムとしては、Media Composer Ver.4のほか、EDIUS Pro5やFinal Cut Pro7、さくら映機のPrunus/NCexpを展示 |
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| GFPAK CFアダプター。最終的なデザインは、GFPAKとの混合を防ぐため、一見して違いのわかるものとなった |
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また、コンパクトフラッシュカードをGFCAMの記録メディアに使用できるGFPAK CFアダプター(価格:¥2万/税別)が、ついに発売となった。最終的なデザインは、GFPAKとの混合を防ぐため、一見して違いのわかるものとなっている。
MPEG HD LONG GOP 50Mbpsの記録に対応し、USB2.0インターフェースとSerial ATAインターフェースを搭載しているので、GFPAKと同等の運用性を確保している(残量表示ディスプレーはない)。
マスモニとしての運用が可能な17型のフルHDマルチフォーマットLCDモニターHLM-1750WR
HLM-1750WR(価格:¥52万/税別)は、17型としては最高精細度のHD液晶パネルを採用し、薄型・軽量、低消費電力化を実現したフルHDマルチフォーマットLCDカラーモニター。放送局・プロダクションなど副調整室、中継車などのVE編集を初め、マスターモニターとしての運用が可能となっている。
液晶パネルには、フルHD(1920×1080)、広視野角(優れた黒再現)、高輝度・高コントラスト(1000:1)の10ビット液晶パネルを採用。電源は、AC、外部DC 12V、バッテリー(オプション)の3方式に対応するので、ロケ先でのVE用としても運用できる。
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| フルHDマルチフォーマットLCDモニターHLM-1750WRは、同社CRTマスターモニターとの比較で展示 |
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| 液晶パネルには、フルHD(1920×1080)、広視野角、高輝度・高コントラスト(1000:1)の10ビット液晶パネルを採用 |
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入力信号としては、マルチSDI入力はもちろん、DVI-D入力、VBS入力にも標準で対応し、3G-SDI入力にはオプションで対応する。また、エンベデッドオーディオにも標準で対応しており、エンベデッドオーディオのステレオ音声をスピーカーまたはヘッドホンより出力し、またオーディオレベルメーターを表示しながら、映像と音声の監視が同時に可能。
表示機能も多彩で、VITC、WFM、VECTOR表示が可能なほか、あらかじめキャプチャーした静止画と、現在入力している動画像を2画面にて表示することが可能。入力された信号を、スケーリング処理せず、入力信号の各画素を液晶パネルの画素に合わせて1:1で、表示することもできる。