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アイ・ディー・エクス、InterBEE 2009で運用性とコストパフォーマンスに優れたSSD内蔵送出サーバー「MFP-100」を発表

アイ・ディー・エクスは、InterBEE 2009において、安定した運用性と高いコストパフォーマンスをもつ映像/音声送出サーバーMulti Format Play out Server「MFP-100」のほか、バッテリー周辺機器などの新製品を発表した。
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InterBEE 2010アイ・ディー・エクスブース。送出キャッシュサーバーMFP-100を大きくアピールした構成 コンパクト&低価格ながら高い信頼性を実現したMFP-100。上はフロントパネル装着時

ブースは、同社初の送出ソリューションとなるMFP-100を大きくアピールした構成になっていた。MFP-100は、ストレージディバイスにSSDを採用し、高い信頼性を確保した送出用キャッシュサーバーである。2010年1月より発売開始し、標準価格で¥200万ほどを予定。低価格と1Uコンパクトサイズを実現し、大手放送局から小規模ケーブルテレビ局まで幅広い層をターゲットに展開していく。

通常、コンテンツサーバー自体が送出機能/インジェスト機能をもつケースと、外部の送出専用PCなどからコントロールするケースが一般的だが、MFP-100ではいったん内蔵SSDに蓄積してから送出するため、コンテンツサーバーに障害が発生しても安定した送出が可能である。さらに高い信頼性をクリアーするべく、コンセプトは"すべて二重化"。リダンダント電源の採用はもちろん、LANポートの二重化(マルチパス構成)にも対応している。

内蔵SSDは、PlatinumCache SSDという、MFP-100に開発されたもの。高速なRead/Write性能(Sustained ReadSpeed:300Mバイト/s、Write:264Mバイト/s)と、MLCやSLCタイプのSSDと比較して圧倒的な超寿命を誇っている。

ブースではUSBやIEEE1394で接続した外部機器からのインジェストやプレーアウトも実演していたが、いずれもシンプルかつスピーディーに行えていた。時間のないときは、ノンリニア編集機を直接接続し、送出することも可能である。

また、Adobe Airベースの簡易アプリケーションを内蔵しており、本体のみで簡易プレーリストを作成することも可能なので、デジタルサイネージ用途などにも活用できる。

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MFP-100の背面の入出力端子。電源やLANポートは二重化されている。なお、前面にもUSB、IEEE1394などが搭載されている 簡易プレーリスト作成などが可能な内蔵アプリケーションは、シンプルでわかりやすいGUI

アイ・ディー・エクスは、昨年のInterBEEで、ENDURAバッテリーシリーズの新ラインナップとなるE-HL9/E-HL9S、24V照明用バッテリーLLB-24と、バッテリーラインナップの拡充を行ったが、今年は、アクセサリーの新製品を充実させている。

まず、ハンディビデオカメラのショルダーサポートシステムである「A-CA74E」。ハンディカメラのショルダーサポートは多種多様だが、A-CA74Eの特徴は、14V系バッテリーが使用できるようになる点と、柔軟なカスタマイズが可能なことだ。

ベースとなるA-CA74Eに、オプションで、ハンドグリップ、Vマウントプレート、カメラ駆動用のDC-DC-DCケーブルをカメラに合わせて組み合わせる形になっている。A-CA74Eには多数のネジ穴が設けられているので、各ユーザーに合ったスタイルにすることが容易。Vマウントプレートは、5V/7.3Vの切り替え出力をもつP-V257と、12V出力をもつP-V212の2種類で、いずれも14Vスルー出力も装備している。

発売は2010年1月、価格はA-CA74Eが¥6万、P-V257が¥2万6000、P-V212が¥2万5000(いずれも税別、予価)

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ハンディビデオカメラのショルダーサポートシステムA-CA74E。Vマウントバッテリーの使用とショルダースタイルにより、ハンディカメラの長時間運用が可能になる グリップやVマウントプレートはすべてオプションとなっており、各ユーザーに合ったスタイルにできる

ワイヤレスアダプターの新モデル「A-MWR57」は、A-MWRの後継機で、14Vスルー出力に加え、DC-DCコンバーターを内蔵させ5V/7.3V(切り替え)出力を新たに搭載したもの。ブースでは、オプションのパナソニックAG-HMR10用ブラケット「A-HMR10K」と組み合わせて展示し、バックアップシステムを提案した。

発売は2010年1月、価格はA-MWR57が¥4万、A-HMR10Kが¥1万5000(いずれも税別、予価)。

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ワイヤレスアダプターA-MWR57。同時発売のA-HMR10Kと組み合わせて、AG-HMR10によるバックアップスタイルを提案した

さらに、大容量を求められる映画制作市場に向けた"High Power Solution Series"として、2つの新製品が発表された。

同社のバッテリーは、もっとも大容量のもので136Wh、E-HL9/E-HL9Sなどは88Whなので、映画制作で使用するには不足している感がある。そこで、既存のバッテリーを活用できるアクセサリーを提案しており、今回発表されたのは、バッテリーアダプター「A-E241E」、電源ターミナル「EB-424L」の2製品である。

A-E241Eは、ELITEバッテリー(136Wh)を2つ装着可能なアダプターで、272Whの容量が得られる。ブースでは、RED ONEに装着して展示していた。SBモードで使用すれば、RED ONE本体で残量表示が可能だ。価格は¥5万(税別)。

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A-E241Eを使用すれば、ELITEバッテリーを2つ装着し272Whの容量が得られる。拡大するデジタルシネマ制作市場をターゲットにしている

EB-424Lは、複数個のバッテリーを装着して運用できる電源ターミナルで、E-HL9(88Wh)なら8個搭載可能で計704Wh、ELITE(136Wh)なら4個搭載可能で計544Whが得られる。標準的なLEMOコネクターを装備しており、12V系で合計20A、24V系で最大5Aまでの電流放電が可能である。発売は2010年1月で、価格は¥12万5000(税別、予価)。

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EB-424LにE-HL9を8個装着したところ。計704Whとなり、ロケでのポータブル電源に適している

今回は、新たなニーズに対応するため新しいバッテリーを開発するという方法ではなく、従来のバッテリーを活用する方法が提案された。いずれのソリューションも、従来の製品を有効に活用できることはもちろん、現在同社製バッテリー所有していないユーザーにも、さまざまな使用方法を提案することで、同社のバッテリーシリーズのメリットをアピールしていた。

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