> ニューストップへ戻る
vitamin-007
クリップをフレーム単位で正確操作!
編集作業中、タイムラインに編集したクリップを2フレーム前にずらしたいとか、タイミングを3フレーム後ろに遅らせたいと思うことが少なからずあります。
そんなときにAvidのMC系NLEで使うのがセグメントモードです。セグメントモードはタイムラインに編集したクリップを、あたかもブロックのように選んで別の場所に移動・あるいは削除する大変便利な編集モードです。
しかし、セグメントモードはマウスによる操作が基本であるため、読者のみなさんの中には選択したセグメント(クリップ)をフレーム単位で正確に移動させるのに困っている方も多いのでは? そこで、狙った位置にピタッとセグメントを移動する方法を紹介しましょう。
- テクニック名:『トリムキーを使った±1/10フレーム単位の正確なセグメント移動』
- 対象者:セグメントモードを使いこなしている中級以上のAvidエディター、ディレクター
- 便利度(5段階):★★★
- 難易度(5段階):★★
- 適用バージョン※:Media Composer・Symphony・Xpress Pro・Xpress DVのすべてのバージョンでOK
※XpressDV4.6/4.8、Xpress Pro5.0~5.8、Media Composer/Symphony2.0~3.5を対象にしています。
手順(実は、手順というほど難しいテクニックではありません)
セグメントモードで選択したクリップは、キーボードに割り付けたトリムキーで移動することができます。トリムキーは、つぎのとおり。




セグメントモードでこれらキーを操作すると、"
"が-10フレーム、"
"が+10フレーム、"
"が-1フレーム、そして"
"が+1フレームずつ、選択したクリップを正確に移動させることができます。
たとえば上図のように、赤い枠で囲ったクリップを前後に移動したい場合、対象クリップをすべて含むようにマウスを左上から左下にドラッグすれば、それらクリップが選択され、セグメントモードに入ります。
この状態のまま、たとえばキーボードに割り付けた"
"キーをタンタンッとヒットすれば、これらクリップが-20フレーム移動します。
ポジションインジケーター付近を拡大すると、インジケーターよりクリップが1フレーム前にはみ出しています。このクリップをインジケーターにそろえるには、"
"キーを1回ヒットすればOK。

手順というほど難しいテクニックではありませんね(笑)。すいません。
でも、セグメント移動はキーボードからタタタッと行うほうが断然早いしカッコいいです。私はかなり多用しています。トリムキーは標準設定だと"M"、"<"、">"、"/"に割り付けられています。私はかなり強くスペースキーを叩くので、標準位置だとスペースキーを打つ度に誤操作してしまい、別の場所に割り付けています。
またこのテクニックは、1カメがHDCAM、2カメがHDVカメラで収録した素材のように、タイムコードが合っていない2つの素材を音のタイミングでそろえるようなときにも、とても重宝してます。
▼バックナンバー
- vitamin-001: "Media Offline"は一発チェック!
- vitamin-002: フリーズ! フリーズ!!
- vitamin-003: マウス右ドラッグ・左ドラッグ
- vitamin-004: ロケーターに覚えさせろ!
- vitamin-005: 音は目でつなげ!
- vitamin-006: ロケーターテクニックスペシャル!
- vitamin-007: クリップをフレーム単位で正確操作!
- vitamin-008: キャプチャーしながらロケーター打ち!
- vitamin-009: 見えないキー操作でディレクターの度肝を抜け!
- vitamin-010: スクラブは控えめに
- vitamin-011: トラック選択テクは素人脱却の第一ステップ!
- vitamin-012: スーパースタビライズ
- vitamin-013: 空を青く!
- vitamin-014: 空を青くするお手軽テクニック!










