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DSマスターへの険しい道のり~MCエディターS原の苦悩と歓喜

第19回 実機を試用~編集セッティングの持ち出し

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本ブログは、リストラの危機を目前にしたMC系ノンリニア(しか使えない)中年オジエディターが、一念発起、四苦八苦・七転八倒しながらも、一発逆転を夢見ながらAvid DS使い(DSマスター?)への棘(いばら)の道を彷徨い続ける物語である...

一段落したS原氏に、そろそろ実機を...と提案すると、早速なにやら計画を始めたようです...

(編集部:A部)

某月某日 某編集室に忍び込む?

せっかくの機会(?)なので、当初クロマキー合成をするはずだった編集室にお願いして、ちょっとそこにあるDSを触らせてもらうことにしました(お忘れの方も多いと思いますが...実践でDSのクロマキー合成をすることになるかも...という尻に火が付いた状況だったのです)。

いま私が勉強しているDSは、アシストステーション(DS AssistStation)というソフトウェアのみのバージョンです。これはNitris-DNAが付いていないので、VTRとのキャプチャー/デジタルカットの方法やSDIモニター出力への感じを試すことができないのです。ですから、そのあたりを試したかったのです。

試すことは、つぎの項目です。

  • Symhonyで実際にキャプチャー&編集したシーケンスをDSでオープン
  • DSからVTRテープへプリント
  • DSでレンダリングしたクリップ(MXFファイル)をSymhonyに再読込み

さて、実機はどんな感じに動くんでしょうか...

某月某日 出かける前の準備作業

編集室でのテスト前に準備することがあります。

それは、私がいま使っている編集セッティングの持ち込みです。一体、DSではどうやって編集セッティングを持ち運び、出先のDSに読み込ませたらよいのでしょうか?

普段DSを使っているとき、DSはMC系ノンリニアと異なり、アプリ内でユーザーを切り替えることもなく、ユーザーに編集セッティングを意識させません。

ということは、反対に見ると、なにも考えず相手先のDSに私の編集セッティングを読み込ませてしまうと、ほぼ間違いなく相手先のユーザー設定を壊してしまうことになると予想できます。

こんなときは...
そう、我が師匠プラチナDSマエストロ N岡氏に質問するのがいちばんです。

私:「N岡さま、いま使っているDS AssistStationの自分の設定を他のDSへ持ち込む場合の方法と注意事項について教えてください」

N岡:「DSはMC系とは異なり、PCへのログインユーザーで編集設定を管理します。したがって、相手先のDSオペレーターのセッティングに影響しないようにS原さんの設定を読み込ませなくてはならないですね。これが一番注意することです」

N岡:「ユーザー設定の保存と読み込みは、つぎのように行います...」

なるほど、やっぱり予想したとおりでした。以下にプラチナDSマエストロ N岡さんに教えてもらった設定の書き出し/読み込み方法をまとめます。

自分の設定の書き出し

DSのメニューから、[Layout|Import/Export Preferences...]を実行する。

コマンドを実行すると、つぎのダイアログがオープンする。このダイアログには2つのタブがあり、設定の書き出し/読み込みがそれぞれのタブで行えるようになっている。

設定はタイプごと4つのカテゴリーに分かれている。

画面のツール配置は"Layout"、キーボード設定は"Keymaps"に分類されている。

エクスポートしたい設定を選択し終えたら、ダイアログ右下にある"Export"ボタンを押す。

上の手順で私の設定をエクスポートすると、下のようなスーツケースアイコンのファイルが作成できました。これを出先のDSに読み込ませれば、私の編集環境が再現されるというわけです。

N岡:「設定をエクスポート/インポートするDSのバージョンが異なっている場合、警告が表示される場合もあります。が、基本的な設定は移動可能ですよ」

なるほど。

某月某日 許可がおりました

出先の編集室を管理している方からDS試用の正式な許可がおりました。

私が行っているレギュラー編集の作業が終わった後に触ることができることになりました。

とりあえず準備万端でDS試用に望んだわけですが...、いや、最初は予想もしないトラブルの連続でした...

なかなか順調にスタートしたと思っていましたが、やはり楽しい展開になっているようです。どうなっているのでしょう...

(編集部:A部)

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