> ニューストップへ戻る

Avid Vitamin

vitamin-002

フリーズ! フリーズ!!

番組を編集していると意外によく使うのが「フリーズ」=「ストップモーション」。シーケンスの先頭にファーストカットの先頭フレームのフリーズを足してクッションにしたり、話にタッチを付けるため、途中で「パッ」とフリーズ&モノクロのカットをインサートしたり...とフレームのフリーズ作成はかなり頻繁に使いますね。

そこで、フリーズフレームをぱぱぱっと機械的に作ってしまう技を紹介しましょう。

  • テクニック名:『フリーズ作成のための連携コマンド技
  • 対象者:Avid編集超初心者
  • 便利度(5段階):★★★★★
  • 難易度(5段階):★★★
  • 適用バージョン:Media Composer・Symphony・Xpress Pro・Xpress DVのすべてのバージョンでOK

手順

フリーズ作成を簡単に行うミソは、"ボタン(コマンド)カスタマイズでフリーズ作成に必要なコマンドを全てコンポーザーウィンドウのボタンに割り付けてしまうこと"というひと言につきます。

フリーズ作成に使うコマンドは、

・マッチフレーム

・フリーズタイプ

・秒数指定フリーズコマンド

の3つです。

マッチフレームボタンの割り付け

マッチフレームボタンは、コンポーザーウィンドウ、タイムラインウィンドウの両方に割り付けておきましょう。その理由は、タイムラインウィンドウにマウスカーソルがあるときはタイムラインのマッチフレームボタン、コンポーザーウィンドウにカーソルがあるときはコンポーザーウィンドウのマッチフレームボタンを最速でクリックすることができるからです。

コンポーザーウィンドウのマッチフレームボタンは、レコードモニター側だけでなく、ソースモニター側にも割り付けておけば、フリーズクリップやモーションクリップなど更にオリジナルにさかのぼれるクリップに対してもマッチフレームが行えます。


マッチフレームボタンはコマンドパレットの"その他"タブにあります


マッチフレームボタンは、コンポーザーウィンドウ(ソース/レコードそれぞれ)、タイムラインウィンドウのボタンコマンドに割り付けましょう

フリーズタイプ・秒数指定フリーズの割り付け

細かい理屈は省略しますが、オンエアー用シーケンスの場合、奇麗なフリーズをつくるためにフリーズタイプは"補間フィールドを使用"オプションを選択しましょう。

フリーズの作成にはレンダリングが必要です。秒数の長いフリーズを作成しようとすると、編集がレンダリングで中断してしまいます。フリーズクリップの秒数は5秒/10秒くらいが妥当だでしょう(私は通常5秒)。

フリーズタイプ・秒数指定フリーズコマンドは、トップのメニューからソースモニター側のコマンドボタンに割り付けます。


[クリップ|フリーズフレーム]メニューから、"2フィールドフリーズフレーム"の"補間フィールドを使用"オプションと秒数指定フリーズオプションをコマンドボタンへ割り付けましょう

メニューをコマンドボタンに割り付けるには、コマンドパレットの"メニューからボタンに割り付け"オプションに切り替えます

フリーズ関連のコマンドは、ボタンに割り付けると全部同じアイコンになります。ツールチップがオンになっていると便利かもしれません。


フリーズタイプ・秒数指定フリーズは、ソースモニター下のコマンドボタンに並べて割り付けるのが便利です

使い方

ボタン割り付けが終われば、後はフリーズをつくるだけです。

  1. フリーズさせたいフレームに青いポジションインジケーターを合わせ、すかさずマッチフレームをクリック。このとき、ポジションインジケーターは最後の作業まで動かさないように注意します
  2. マッチフレームでソースクリップの同フレームを呼び出した後、ソースモニターの"フリーズタイプ"ボタンをクリック、そしてすかさず隣の"秒数指定フリーズ"ボタンをクリック


    レコードモニターあるいはタイムラインのマッチフレームボタンをクリック。ポジションインジケーターはフリーズフレーム作成完了まで動かさないように注意します

"フリーズタイプ"ボタンは、1回押すと編集セッション中ずっと選択したフリーズタイプが有効になります。しかし、フリーズタイプはMedia Composerを再起動するとリセットしてしまいますし、編集中別のフリーズタイプを使うこともしばしば...。

そこで、コマンドボタンを使ってフリーズをつくる場合は、機械的に2つのボタンを押すようにすれば、フリーズオプションの指定ミスが回避できます。


フィールドタイプ・秒数指定フリーズの2つのボタンをポン、ポンと機械的にクリック


作成されたフリーズクリップはソースモニターにロードされます

フリーズクリップが作成できたら、後はポジションインジケーターの位置にインサート編集すれば完成です。


ポジションインジケーター位置にスプライスインします

フリーズ作成作業中、タイムラインのポジションインジケーターをうっかり動かしてしまったときのリカバリーってどうやるの? とか、そもそもボタンに編集コマンドを割り付けるにはどうすればいいの? というギモンについては、また別のテクニックということで...。

関連記事

powered by weblio


> ニューストップへ戻る