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シリコンスタジオ、「Session09' MetaSAN×Autodesk」を開催

シリコンスタジオは、7月29日、30日の2日間にわたり、東京・恵比寿の同社セミナ−ルームにおいて「Session09' metaSAN×Autodesk」と題されたセミナーを開催した。

Autodesk製品を取り扱うシリコンスタジオでは、Autodeskがオープンなファイルフォーマットをサポートし始めたことを受けて、いくつかの新しい試みにチャレンジしているという。本セミナーもそれらの試みの1つとして開催されたもので、SANソリューション「MetaSAN」とAutodeskシステムの組み合わせによるワークフローが提案された。

Autodeskは、2008年NAB Showで、 Inferno/Flame/Flint/SmokeがP2HDとQuickTimeフォーマットに対応することを発表して以来、.r3d(RED ONE)やXDCAM HDなど対応フォーマットを拡大している。そして、Autodesk Inferno/Flame/Flint/Smoke 2010では、ストレージファイルフォーマットで、stoneFSのサポートを廃止し、XFSファイルシステムをサポートするようになった。なお、XFSを採用した理由として、オープン化への移行というのはもちろんあるが、9エクサバイト以上の大容量ボリュームをサポートできることも理由の1つ。metaSANも9エクサバイトのボリュームに対応しているので、制限なく使用することができる。

セミナーでは、これらのオープン化の流れを受けて、スイスTiger TechnologyのソフトウェアベースSANソリューション「metaSAN」とAutodeskシステムを組み合わせた運用を、デモンストレーションを交えて提案した。

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デモンストレーション環境
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デモンストレーション環境

デモンストレーション環境は、あえて旧世代のシステムを構築したという。なお、従来のシステムなら、XFSだけでなくstoneFSも併用して使うことができるので、外部SANとXR-stoneの連携もポイントになってくる。

RAIDストレージはInfotrend Eonstore。クライアントマシーンは、Linux OS(Inferno、Flame、Flint、Smoke、Lustre)とMac OS(Final Cut Pro、RED rush)とWindows XP(Premiere)と3つのOSが混在している。metaSANはすべてのOSに対応しているので、このような環境でも問題なく運用できる。
 そして、各システムは4G FibreChannnelで接続、Autodeskシステムだけあえて2G FibreChannnelで接続した。また、SANなのでメタデータのやり取りをするためのネットワークをギガビットEthernetで組んでいる。

Autodeskシステムには4つのFibreChannnel ポートが設けられているが、そのうち2ポートをXR-stoneに、残りの2ポートをmetaSANに割り当てており、特別な増設なしにSANをアドオンすることを念頭に入れた環境である。

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Smoke 2009 Extention1 SP4でデモ
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Autodeskシステムはあえて旧世代のシステムを用いている
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今回用いたストレージはInfotrend Eonstore
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Linuxに加え、Mac、Windowsも混在した環境

デモンストレーションは、つぎの4つの点にポイントをおいて行われた。
・OpenFSを使用したmetaSANをマスターボリュームにした場合、従来のstoneFS(XR-stone)はどのように見えるのか?
・stoneFS(XR-stone)をマスターボリュームにした場合、metaSANを使用したOpenFSはどのように見えるのか?
・Autodesk、Apple FCP/RED rushを使用して同時アクセスを行った場合はどうなるのか?
・metaSANボリュームへ対してのArchive

metaSANをメインボリュームに設定した場合、stoneFSはネットワークモジュールとして扱われる。stoneFSからmetaSANコピー、再生する一連の作業のデモンストレーションが行われた。また、Smokeでカット編集などの作業をしながら、バックグラウンドで、HDカメラのHD-SDIからのライブ出力をFCPからmetaSANにキャプチャーし、Smokeで読み込み再生する、などのデモも披露された。
 反対に、stoneFSをマスターボリュームに設定した場合、MetaSANはどう扱われるかというデモでは、Smokeで作業しながら、バックグラウンドではMacで.r3dのデータをRED rushでQuickTimeファイル(非圧縮8ビット)に変換し、その後metaSANからstoneFSに、トランスコードをしながらコピーをする、という一連の作業を披露。

NASの場合は"インポート""エクスポート"が必要であるが、SANはダイレクトアタッチなので、アプリケーション上からクリップのコピーやプレビューが行える。FibreChannnelなので、非常に高速なコピーが可能だ。

これらのデモを通じて、連携、パフォーマンスともに高い水準を保っており、stoneFSと外部SANの併用は、非常に可能性のあるワークフローであることがアピールされた。

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