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ナックイメージテクノロジーが、「nac Open New-House in Aoyama」を開催~Carl Zeiss認定サービスセンターを開設

ナックイメージテクノロジーは、7月30日、31日の2日間にわたり、東京・港区の本社において、「nac Open New-House in Aoyama」を開催した。同社は2009年6月に本社を移転しいる。このオープンハウスは新本社の紹介と、同社がドイツCarl Zeissのシネレンズにおける認定サービスセンターを開設したことを機に開催されたもので、サービスセンターの開設セレモニーと、最新の映像制作機器展示および講演会が行われた。

ナックイメージテクノロジーは、Carl Zeissのシネレンズにおける認定サービスセンターのライセンスを取得し、各種サポート業務を開始している。サービスセンター開設にあたって、同社はレンズ性能の測定器「MTF-Tester K8」(MTF:Modulation Transfer Function)を導入したり、技術者のトレーニングを行うなど、継続して安定したサポートを行える体制を整えてきた。なお、Carl Zeiss公認のサービスセンターが開設されるのは世界初のこと。30日には、Carl Zeissのシネレンズ部門開発部長のクリスチャン・バーナード氏を迎え、ナックイメージテクノロジーの代表取締役を務める植木謙一氏とともにサービスセンター開設セレモニーが執り行われたほか、クリスチャン・バーナード氏による講演には多数の来場者があり、期待の高さが伺える。

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開会セレモニーで認定書の授与を行うCarl Zeissのクリスチャン・バーナード氏とナックイメージテクノロジーの植木謙一氏 セレモニー後にはCarl Zeiss製レンズの技術解説や新しいトピックスを紹介するセミナーが開催された
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サービスセンター開設にあたり導入したMTF-Tester K8。レンズ中央および周辺のMTF測定や、フォーカスシフト、フィールドカバチャー、フランジフォーカルディスタンスなどを測定できる。測定方法は、ランプ光がフィルター切り替え、スリットボルバー、コリメーターを通過してミラーで反射されてレンズに入射し、レンズを通過した光がマイクロスコープで拡大された後ビ-ムスプリッタ-で分光され、CCDカメラ側とシュミレットプリズム側に分けられる。シュミレットプリズム側はスリットストラクチャーでスキャンされPMTセンサー(光電子倍増管)を通りnarrow-band filteringされてディスプレーに表示される、という仕組みになっている Master Primes、Ultra Primes、Digi Promesシリーズに続く、新たなシネレンズラインナップとなるCompact Primesシリーズ(PLマウント)。低価格を実現した
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2009 NAB Showで発表されていたMaster Macro 100。Master Primerレンズの光学品質を維持しつつ、最短撮影距離は撮像面から35cmという至近距離撮影を可能とした100mmマクロレンズ

会場にはARRIのデジタルシネマカメラおよび周辺機器を中心に、3D制作システムなど最新の映像制作機器が展示されていたので、主なものを紹介したい。

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ARRI D-21には計測技術研究所のUDR-D100をマウントし、ワイヤレスレンズコントロールシステムやHDビデオアシストなど多数のアクセサリーを装着して展示していた 小型ビデオカメラに対応したARRIシネスタイルアクセサリーMiniシリーズ。最近はRED ONEに装着して使われることが多くなってきたという。なお、RED ONEにはangenieuxのOptimoシリーズの性能を引き継ぎつつリーズナブルな価格を実現したOptimo Rouge(Rougeはフランス語でREDの意)を装着
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ARRI新型HMIフレネルスポットライト「TRUE BLUE Dシリーズ」。16年もの間変わらずに定番となっているARRIコンパクトシリーズの後継モデル。新たなクーリングシステムを搭載し熱ストレスを低減するなど、多くの点でブラッシュアップされている ARRI新型タングステンフレネルスポットライト「TRUE BLUE STシリーズ」。約20年その形を維持して定番となったジュニア・スタジオシリーズの後継モデル。こちらも、新クーリングシステムを搭載するなど、Dシリーズ同様、さまざまな部分が改善されている
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ARRI LEDフラッドパネルライト「PAX Panel Kits」。多機能かつ高い演色性を実現するという特徴をもつLEDライトシステムである。なお、写真は昨年のInterBEEでも展示された製品で、多くの機能をもちCRI=95と性能を追求したモデルだが、今後、機能を限定したローコスト版「LED Casterシリーズ」もリリースされる予定だという

3D映像の撮影システムとしては、ナックイメージテクノロジーがオリジナルで製作した3D Rigを展示し、注目を集めていた。

今回披露されたのは、ソニーPMW-EX3用のハーフミラー方式の3D Rigで、R chのカメラを上下反転させずに取り付けられる機構となっており、CMOSセンサーに起因するL、Rの1フレーム内の画像時間差を低減できるという特徴をもっている。また、L、Rとも透過率30%で裏面に反射防止コートの付いた偏光防止ミラーを採用している。現在、3Dの撮影システムは海外メーカーの製品が主流となっているが、サポートまですべて国内で行えることもメリットだ。

なおナックイメージテクノロジーでは、オープンハウス記念セールとして、このハーフミラー式3D Rigに加え、並行式3D Rig、Transvideo製3DモニターCineMonitor HD 3D View(12型)をセットにし、¥450万(税別)で発売する。CineMonitorHD 3D ViewはVマウントバッテリーでの運用が可能なフィールドに適した3Dモニターで、シャッター方式とアナグリフ方式の切り替えが可能。映像入力はHD-SDIに対応している。

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今回展示された3D映像の撮影システム ナックイメージテクノロジー製作のPMW-EX3用ハーフミラー方式3D Rig
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3arity DigitalのステレオイメージプロセッサーSIP2100も合わせて展示された。ジオメトリー、色、立体感、同期などをリアルタイムで分析して数値化することができる

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