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AJAが、ProRes 422テープレスメディアレコーダーKi Proを6月下旬より出荷開始

AJA Video Systemsは、2009 NAB Showで発表したKi Pro(キープロ)の出荷を6月下旬より開始する。同機は、スタンドアローンでProRes 422コーデック(220Mbps/145Mbps)によるQuickTimeファイル記録が可能なレコーダー。価格は¥55万8000(税別)となっている。

現在、AJA Video Systemsは世界各国にKi Proを紹介する「Ki Pro Worldwide Tour」を実施しており、6月4日には日本でもイベントが開催されている。同イベントのため来日していたAJA Video SystemsプロダクトマネージャーのJon Thorn氏にKi Proのお話しを伺うことができた。

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Ki Proは、スタンドアローンでProRes 422が可能なポータブルレコーダー
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AJA Video Systemsのプロダクトマネージャー Jon Thorn氏

ポストプロの品質を収録の現場に

Ki Proは、Apple ProRes 422コーデックのハードウェアエンコーダー/デコーダーを搭載し、同コーデックによるフルHD解像度・10ビット・4:2:2の収録が可能となっている(220Mbpsと145Mbps両対応)。PCを必要とせず、バッテリー運用にも対応しているので可搬性に優れており、ビデオカメラと接続するだけでレコーダーとして使用することが可能だ。
 入力端子として、HD/SD-SDI、HDMI、アナログコンポーネント、バランス/アンバランスオーディオを装備しているので、民生機から業務用機、放送用、デジタルシネマ用まで、さまざまなビデオカメラを利用することができる。

記録メディアは、付属の250GバイトHDDストレージモジュールのほか、Expresscard/34カードスロット×2基を装備し、SSD記録にも対応する(SSD記録は145Mbpsのみ)。HDDストレージモジュールは、取り外して手軽に持ち運べるコンパクトな大きさ。220Mbpsで約2時間、145Mbpsでは約3時間の記録が可能となっている。 Ki Pro装着時にはeSATAで接続され、取り外してPCと接続する場合はFireWire800を使用する。
 両メディアともHFS+でフォーマットされるので、MacOS Xネイティブのドライブとしてマウントすることが可能となっており、QuickTimeファイル記録されたProRes 422コーデックのデータは、インポートやトランスコードなしで即座にFinal Cut Proの編集作業に入ることができる。

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記録メディアは、付属の250GバイトHDDストレージモジュールのほか、Expresscard/34スロット×2基を装備し、SSD記録にも対応
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HDDストレージモジュールのコネクター部。Ki Pro装着時はeSATAで接続し、PCと接続する場合はFireWire800を使用

Ki Proには、前述の入力端子だけでなく、出力端子や制御用のコントロール端子、タイムコード入出力やモニタリング用のアナログコンポジット出力端子など、豊富に装備されている。
 また、10ビット処理のハードウェアコンバーターを内蔵しており、SD→HDアップコンバート、HD→SDダウンコンバート、クロスコンコンバート(1080iと720pの相互変換)を実現。単独のコンバーターとして利用できるだけでなく、収録現場で混在している多様なフォーマットをKi Pro経由でProRes 422に統一することも可能だ。

RS-422やLANC、Lens Tapに関しては、出荷開始時に間に合わず、利用することができないものの、IBC 2009の開催に合わせてファームウェアを2.0に無償バージョンアップし、使用可能にする予定となっている。
 また、Ethrnet経由、無線LANでもKi Proの機能をコントロールすることができ、ネットワーク上のWebブラウザや、iPod Touch、iPhoneからも制御可能である。

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Ki Proは、入出力端子や制御用のコントロール端子のほか、タイムコード入出力やモニタリング用のアナログコンポジット出力端子などを豊富に装備
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オプションのExo-Skeletonを装着することで、ビデオカメラや三脚への取り付けが可能。写真はロッドアクセサリーキットが装備された状態
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ベースプレートは前後にスライドし、簡単にバランスをとることが可能
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本体のガードへ通し、不意にコネクターが抜けないようにする

オプションのExo-Skeleton(エグゾスケルトン)を装着することで、ビデオカメラや三脚への取り付けが可能となり、また収録現場での運用が容易となる。ビデオカメラの取り付け部分であるベースプレートは前後にスライドし、簡単にバランスを解くことが可能。
 さらに、ロッドアクセサリーキットを取り付けることで一般的な15mmのサポートロッドが利用可能となり、バッテリーやモニターなども手軽に装着できるようになる。

価格

  • Ki Pro(250GバイトHDDストレージモジュール×1付属):¥55万8000(税別)
  • Exo-Skeleton:¥8万6800(税別)
  • ロッドアクセサリーキット:¥4万2800(税別)
  • 250GバイトHDDストレージモジュール:¥4万3800(税別)

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