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DSマスターへの険しい道のり~MCエディターS原の苦悩と歓喜

第12回 DSカラコレの使い心地は?

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本ブログは、リストラの危機を目前にしたMC系ノンリニア(しか使えない)中年オジエディターが、一念発起、四苦八苦・七転八倒しながらも、一発逆転を夢見ながらAvid DS使い(DSマスター?)への棘(いばら)の道を彷徨い続ける物語である...

すっかり更新が滞っていました本連載ブログ...すべて混乱気味の編集部が招いた事態です...申し訳ございません。今回は、ちょっと長めにお届けいたします...

(編集部:A部)

某月某日 カラーマッチ

私の場合、いま仕上げで使っているSymphony Nitrisにおける編集作業のうち、かなりの時間がカラコレに費やされています。
 リニア編集だと、連続するカット同士の色を合わせるため、VTRの色コンを微妙に修正しながら、1カットずつつなげていきます。私も10年以上前の大昔、ほんの1年ほどリニア編集機を触っていたことがありました。当時、私は機械の操作にアップアップで、編集しているビデオの内容はさっぱりわからないまま編集してました。「オレ、編集の才能ないな~」と感じつつ、1カットごと色をそろえながら編集していた気がします。
 余談ですが、むかし編集した番組に出てきた、ティッシュをぎゅっと丸めて松茸の模型をつくり続けているおじいちゃんが、「ワシも最近になって、ようやく松茸らしいモンがつくれるようになってきた。人生、なにごとも10年やらにゃだめってもんだ」といってました。私もまったく同感です。ああ、そういえばDSもちょうど10年ですね(軽くヨイショ)。

ところが、ノンリニア編集機になると事情が一変します。

オフラインが済んだシーケンスをバッチデジタイズすると、テープの先頭からカットがバラバラに読み込まれるので、連続するカット同士の微妙な色合わせは不可能です。しかしそれでも、Symphonyに現在のカラコレツールがまだ搭載されていないころ、明るさの微調整だけでレンダリングが必要なカラーエフェクトをかけるのもバカバカしいので、バッチデジタイズ中に色コンを動かして、クリップのビデオレベルを微調整していたものです。多分そのころ、日本中のAvid MC系エディターがそうやってたんじゃないでしょうか。

ですが、それも昔。

Symphonyに現在のカラコレツールが搭載されてからは、そういったスリル溢れるバッチデジタイズはすっかり流行らなくなり、作業がとても楽ちんになりました。まさにカラコレツールさまさまです。

ところでDSのカラコレツールの使い心地はどんな感じでしょうか。今回はちょっと予定を変えてDSのカラコレをあれこれ使い倒してみることにしました(編集部のA部さん、ごめんなさい!!)

前回クリップにカラコレをかけるのに、クリップのコンテクストメニューから"Add ClipEffect"コマンドを使いましたが、実はデスクトップ左上の"Effect"ボタンを押せば、ダイレクトにカラコレモードに入ることがわかりました。やっぱり、こうじゃないといけませんよね。

DSデスクトップ左端の"Effect"ボタン(上から2番目)をクリックするだけでカラコレツールに入り、対象クリップに空のエフェクトリボンが付く


モニター画面のメニューは切り替え可能な表示映像のみ

カラコレモードのモニターメニューには、"Current"(現在のクリップを表示)、"Next"(つぎのクリップ)、"Previous"(前のクリップ)、"Reference"(参照クリップを表示)など、表示映像の切り替えコマンドがあります。MC系NLEのように波形表示はありませんが、まあ、これは全然OKでしょう。実は私も、MC系NLEの波形モニター機能は、カラコレツールのスクリーンショットを取るときぐらいしか使っていませんから(苦笑)。

さてSymphonyとDSで、サンプルのシーケンスを組んでみました。

これから各カットについて、それぞれのツールでカラコレをかけてみます。なお、両者で同じカラコレを再現するのではなく、テーマに幅をもたせてカラコレしてみました。カラコレツールもそれぞれ自由に選択しました。

1. 富士山 その1
テーマ:富士山をくっきりと

まずファーストカットの富士山ですが、これは曇天日の撮影のため全体に画像が暗く、また輪郭もすっきり見えません。

・Symphony

Symphonyでは、まず"Curves"のマスターカーブを操作しました。

ちょっと青みを足してみたいと感じたので、つぎに、"Levels"カーブで青のガンマを操作し、ついでにコンポジットのin/out傾斜を変更しました

・DS

DSでは、まず"Levels"のコンポジットで入力側のレンジを変更してみました。

Symphonyの"Levels"タブにある各パラメーターを操作するとき、いつも「レスポンスがあまり良くないな」と感じています。一方、DSのほうはスライダー上のマーカーが滑らかに動き、反応は悪くありません。良い感じです。
 つぎに少し明部と暗部のコントラストをつけるため、"Curves" のマスターカーブを変更し、ついでに青のカーブの上端を山なりに膨らませて、画像に青みをつけてみました。

それぞれの結果は、つぎのとおりです。最終的にDSのほうがくっきりした映像になりましたが、これは先に述べたように、そのときの気分でカラコレしたことが原因です。

・Symphonyの結果

・DSの結果

2. 富士山 その2
テーマ:富士山をくっきりと

この富士山も1.と同じときに撮影したものです。こちらは少し踏み込んで色をのせてみます。

・Symphony

Symphonyでは、まず最初の富士山のカットと空の明るさ、富士山の青さを合わせてみようと考え、"Curves"タブでマスター、RGBのマッチカラーを使いました。

Symphonyでは、マッチカラーのサンプルカラーをピックアップするとき、スポイトのあるポイントのRGB成分がそれぞれグラフ上に表示されます。マッチカラーの成否はピックアップするカラー次第なので、私はこのグラフ表示機能が役立っています。
 今回はナチュラルマッチオプションを付けてマッチカラーを実行しました。

少し物足りなかったので、さらにカーブをマニュアルで操作し、富士山は青、空はむらさきっぽくしてみました。

・DS

こちらもSymphonyと同じく、カラコレ後の1stカットと明るさと色をそろえてみようと考え、"Curves"でマッチカラーを使ってみました。
 DSのマッチカラーにもナチュラルマッチオプションがあります。そこでRGBのマッチカラーは、ナチュラルマッチオプションのあり/なしを試してみました。


ナチュラルマッチオプションなし


ナチュラルマッチオプションあり

マッチカラーは、リファレンス画像の基準色と、カラコレ画像のマッチさせたいターゲット色をスポイトで拾い、ターゲット色を基準色に合わせるように全体の色調を変化させます。下の図のカラーエリア右側の暗い青が基準色、薄い青がカレント画像のターゲット色、つまり左の薄い青色が右の濃い青色になるよう、画面全体の色調が変わるわけです。

したがって基準色とターゲット色の組み合わせによって、画像全体がとんでもない色調になってしまうこともあります。そんなときナチュラルマッチオプションをオンにすると、カラーマッチ結果を自然な色調の範囲内に収めることができます。
 Symphonyでのカラコレだと、大概、私はナチュラルマッチオプションをオンにして使ってましたが、今回はマッチカラーの結果を見て、ナチュラルマッチオプションなしのほうが"雰囲気"かな?と感じたのでナチュラルマッチはオフにし、さらに空の一部に赤が入るようにカーブを修正しました。

このカットについては、SymphonyとDSで同じ雰囲気にしてみようとカラコレしてみましたが、結果は下のとおりです。
 Symphonyのほうが空全体に赤みが乗ってしまい紫っぽくみえてしまっています。一方、DSのほうは空の限られた(少し明るい部分)だけに赤みをつけることができました。これは、DSのカーブ調整が、Symphonyと違って制御点の左右のカーブを非対称に調整できるからだと思います。ただしDSにおいても、"R"のカーブをほんの少し操作するだけで赤みが空全体に広がってしまったり、まったく乗らなかったりと微調整が大変でした。DSのほうがSymphonyよりカラコレの微妙なニュアンスを表現できるのかもしれません。

・Symphonyの結果

・DSの結果

同じカラコレを目指したのですが、SymphonyとDSで仕上がりが随分違った雰囲気になった。DSはカラーカーブの制御点の左右のカーブの曲がり具合を独立に調整できる。このカーブ調整機能の違いがカラコレの結果に表れた

3. さくら
テーマ:空を青く、桜をピンクに

こちらの映像は、桜の花は満開で奇麗ですが、生憎曇り空のため、花があまり目立ちません。そこで空に少し青みを足し、ついでに花びらをピンクに色づかせてみます。

・Symphony

この映像の場合、桜の木のむこうに見える空はほぼ均一の白色です。この白色を青みがかせるのに、私が真っ先に思いついたのは"Hue Offset"を変えて色味を乗せる方法です。


ハイライト部分のHue offsetを青色側にシフトさせた

ただし、このままだと桜の花びらにも青色が乗ってしまうので、"Luma Range"カーブを操作してハイライト領域を空の白色の明るさのレンジに絞り込みます。


ハイライトレンジを空の白に合わせて絞り込む

上の操作の結果が下の画像です。空の青みはHue offsetのカラーホイールで調整します。

つぎに、桜の花びらの色を強調します。これは単純に"Control"タブの"Midtones"のサチュレーション値をあげてみます。


Midtonesのサチュレーションをかなり強めに上げてみた

以上の操作の結果、下のような色合いになりました。最後にカーブをちょっと操作して、高域の明るさと中域の赤みを追加してカラコレを完了しました。ハイライトレンジを明るく下分、空の青みが若干弱くなりました。また画面全体の印象が一気に赤くなりました。


ハイライトレンジを明るくしたぶん、空の青みが薄くなったが、桜の花が赤く、明るみを帯びた

・DS

この映像では、DSもSymphonyと同じ方法でカラコレしました。
 ちょっと順番が違いますが、まずDSでは桜の花びらを色鮮やかにしました。方法は、"Control"タブの"Midtones"のサチュレーションと、"Curves"のマスターカーブを操作し、桜の花びらを明るく色づけします。
 DSではクロマのカラコレパラメータに、Hue、サチュレーション、そしてコントラストのスライダがあります。このスライダはSymhonyにはありません。なにをどう変化させるかはまだよくわかっていませんが、このスライダを動かせば確かに色合いが際立つようです。


Midtonesタブのクロマ・サチュレーションとコントラストの値を上げた

結果はこんな感じです。

つぎは背景の空です。
このまま、"Hue offset"のハイライトカラーホイールを青に転がすと空と一緒に桜も青くなってしまいます。

この現象はSymhonyの場合と同様、ルミナンスのハイライトレンジを空の白色に絞ってしまえば、回避できます。
 レンジを微調整し、若干空の色を変えたのがこれです。

・Symphonyの結果

・DSの結果

このクリップのように、SymphonyとDSで同じ手法のカラコレを行えば結果も同じになることがわかりました。DSにはクロマ・コントラストのようなDSにしかないコントロールスライダもありますが、これを使った結果、桜の花びらをSymphonyのカラコレより"くっきり"させることができたような気がします。

4. 漁港
テーマ:夕景に

実際の編集でよくリクエストされることに、「日中の映像を夕方にして」というのがあります。つぎはこのクリップを夕刻にしてみます。

・Symphony

Symphonyでは"Curves"を使って挑戦します。"Curves"を使って夕刻色を作るとき、私は「青を抜いて赤を足す」、「コントラストを上げる」ようにパラメータを操作します。
 こんな感じです。

画像はこんな感じです。あとは"HSL"のタブのスライダなどで各トーンレンジの微調整を行えばだいたい完成します。

・DS

DSでは別の方法でカラコレします。
 まず、"Hue offset"のマスターを操作して、全体の色調を橙色系に転がしてしまいます。

画像はこんな感じになります。
つぎに"Curves"を操作して画像の色合いを微調整します。

・Symphonyの結果

・DSの結果

ここまでやってきてふと気がついたのですが、どうもDSのカラコレのほうが、ちょっと派手目に色づけをしてしまってますね(苦笑)。ひょっとしたらDSのほうが操作するパラメーターが増えているため、モノ珍しさも手伝っているのかもしれません。ですが、DSのカラコレをいじってみたここまでの感想は、DSのカラコレもSymphonyのカラコレを知っていたら全然楽に操作できる、という感じです。

5. 青空
テーマ:はっきりとした青空に

最後に、空を青空にしてみます。

・Symphony

空を青くする方法は何通りもあります。Symphonyだとセカンドカラコレを使って、空の青のサチュレーションを上げる方法が一番手っ取り早い方法かもしれません。そのほか実戦では"Curves"を操作する方法もよく使います。今回は、"Channels"を使ってカラコレをしてみます。

実は、私は"Channels"タブのカラコレをしっかり理解していません(すいません)。ですので、「空を青くする」=「ブルーチャンネルのカラー量を上げる」くらいしか思いつきませんでした。そこで、ブルーチャンネルにオフセット値をプラスします。

画像はこんな感じです。

"Curves"を使って、青色の感じや雲のコントラストを微調整してみました。

カラコレ後の画像を見ると、やはり雲の青白さがちょっと気になってしまいます。

・DS

DSでは別の方法でカラコレします。この映像には空と雲しか映っていないので、"Hue offset"を使うことができそうです。
 "Hue offset"のMidtonesレンジの色あいを青色に転がしてみます。こんな感じです。

雲を際立たせるため、"Luma Ranges"のMidtoneカーブを変形させて、Midtoneの効果レンジを狭めます。

カラコレ画像はこんな感じになりました。

・Symphonyの結果

・DSの結果

たまたま映像内容がラッキーであったため、DSではHue offsetのカラコレで空を青くすることができました。結果、Symphonyでやってみたカラコレとは数段できが良いカラコレ結果になりました。おそらく他の映像が映っていたらここまではっきりとしたカラコレはできないと思います。

DSの話題から外れてしまいますが、私がSymphonyで(青)空のカラコレをするとき、"polarizer"というAVXプラグインをカラコレと併用することが多いです。Polarizerを使うと、先ほどの空がこんな感じの青空になります。

いかがですか?かなり自然な感じに仕上がります。"Polarizer"フィルタは、色レンジを指定してフィルタを掛けるので、他のオブジェクトにフィルタの効果が及ぶことはありません。もちろんAVXプラグインフィルタなのでレンダリングが必要になりますが、私はかなり重宝しています。

今日はDSのカラコレを、いろいろさわってみました。
 途中の感想で書いてしまいましたが、DSとSymphonyのカラコレは細かなインターフェースの違いはあれど、ツールの考え方、パラメータを操作した時の代わり具合など、かなりの部分が共通化しているという印象をもちました。
 カラコレは、心の中に思い浮かんだ色のイメージをツールを使って現実化する作業です。私の場合、「あのツールをつかえばああなる」とか、「このパラメーターを変えればこうなる」という知識の積み重ねがとても重要で、心の中に思い浮かんだ色のイメージはすべてSymphonyのツールの操作に分解することができるようです。
 DSのカラコレツールは自分の頭の中にある「カラコレ手順データベース」がそのまま利用できる感じといったらいいでしょうか。直感的に使えます。

某月某日 カラコレアニメーション

DSのカラコレを触って、「あ、DSのカラコレはSymphonyのコピー、全然大したことないや」と余裕をかましていたら...きました。
プラチナDSマエストロN岡(Pd.N岡)氏からのメールが...。

N岡:こんにちは。S原さん。S原さんは、いまDSのカラコレを勉強されているようですね。楽しいですか?そして、S原さんはDSのカラコレを"Symphony並み"とナメてかかっているみたいですね。楽しいですか?

ん、なにかつっかかってきてます。気になります。"DSのカラコレがSymphony並み"と決めつけたことが気に障ったのですか、先生?

N岡:そうです。

N岡:DSのカラコレにはSymphonyが逆立ちしても出来ない機能があります。それがカラコレのキーフレームアニメーションです、S原さんも見つけているようですが。

N岡:Symphonyのカラコレには、キーフレームアニメーションはありませんよね。DSのカラコレのアニメーション能力に触れないまま「DSのカラコレはSymphony並み」とナメかかるのは、"たいがい"にしましょうね。楽しいですか?

N岡:もう「カラコレ遊び」は終わりにして、そろそろ「カラコレアニメーション」の勉強に移ってもらいたいですね。カラコレアニメーションがわかったら、すべてのエフェクトのキーフレームアニメーションがわかるようになりますよ。

う~ん...。そうなんです。
実はSymhonyでカラコレしていて一番困るのが、カラコレがキーフレームアニメーションできないこと、つまりカラコレしているクリップの途中でカラコレのパラメーターが変えられないことです。


突然のシュートで、カットの先頭ではカメラの設定が間に合わなくて、明るさが極端に暗く、途中から明るさが適正になっているクリップ

番組編集だと、この映像のように非常に短いデュレーション、時にはわずか数フレームで画面の明るさが変わってしまうようなカットをつながなくてはならないことがあります。
クリップの使いどころを変えて急激な明暗の変化を避けることができる場合にはそうしますが、中にはどうしても使わなくてはならない場合も少なくありません。
そんなとき、Symphonyでは明るさの変化を和らげるために、キーフレーム設定ができるカラーエフェクトを使います。ですが、カラーエフェクトには明るさ修正関連のパラメーターは"ブライト"と"コントラスト"しかなく、修正作業はなかなか至難の業です。
おまけに、暗い画像を明るくすると色が抜けたような感じになってしまいます。明るさ修正は単に映像の明暗を補正するだけでは済まないのが普通です。

カラコレモードに入って、上のクリップをカラコレしてみます。
方針は、クリップあたまの映像が暗くなってしまっている箇所の明るさをクリップ後半部の明るさにそろえる...という感じです。


左右のモニターに参照映像を表示、センターがこれからカラコレを行うクリップ

カラコレツールのリファレンスモニターにクリップ後半の映像を表示し、それを見ながらクリップ先頭映像の明るさを修正します。本来ならこのような細かな作業を行うには波形モニタが不可欠ですが、ここ(原稿を書いている場所)に波形モニタをもってくることは絶対不可能なので、いまは目視で補正します。


左が参照クリップ、右がターゲット


"HSL-Master"タブのゲインとセットアップのスライダを上げて画像を明るくした。さらに色み消失を補正するため、クロマのコントラストとサチュレーションを設定した。設定値を変更したスライダのインジケーターが青に点灯する

"HSL"コントロールツール、"Master"タブのスライダーiを操作して明るさを修正します。
スライダを動かすと、スライダ横のインジケータが青に点灯します。この状態で、カラコレツール右側にある鍵のマークボタンを押すと、青に点灯したスライダの横にある変なマークが赤く点灯しました。同時にモニタのタイムスケールに細くて赤いマークも付きました。


カラコレツールの右側にある鍵ボタンをクリックすると、鍵ボタン、インジケーターが点灯したスライダーの変なマークが赤になった


モニターのタイムスケールにも赤の細いラインがマークされた

ポジションインジケーターを別の場所に移動すると、ポジションインジケーターが赤いマークから外れたとたん、鍵ボタン、そしてスライダー横の変なマークが緑に変わります。そしてまた赤いマークにポジションインジケーターを重ねると、これらのマークは再び赤に変わります。


ポジションインジケーターが赤のマークから外れると、鍵ボタン、スライダの変なマークは緑に変わる


さらにスライダーを動かして設定値を変えると、鍵ボタン、スライダーを動かした変なマークは黄色に変わった

ん?と思い、ポジションインジケーターを赤いマークから外してスライダーを動かすと、今度は動かしたスライダー横の変なマークと鍵のマークは黄色に変わります。
その状態で鍵ボタンをクリックすると、おっ、鍵ボタン、そしていままで黄色だった変なマークが赤く変わる!


鍵ボタンをクリックすると、再び鍵ボタンと変なマーク

なるほど。そういうことですか。
これまでの動きをまとめてみます。

...キーフレーム設定なし

...スライダー値が変更されている


...キーフレームが設定されたフレーム上

...キーフレームが設定されたスライダー


...キーフレームが設定されていないフレーム上

...スライダー値はキーフレーム設定値に準じている


...カレントフレームのパラメータが変更されている

...設定値が変更されたスライダー

スライダーを動かしたとき青く光インジケーターは、"スライダー値が変更されている"ことを表し、そこで鍵ボタンをクリックすると"現在の表示位置にキーフレームをマーク"する、ということになっているようです。
そして、キーフレームマーク位置からポジションインジケーターが外れるとボタンが緑色になるのは、"クリップ上にキーフレームが設定されているが、現在の表示位置にはキーフレームがない"ことを表し、ボタンの黄色表示は、"スライダー値は変更されたが、キーフレーム未設定"状態を意味するようです。


カラコレ前


カラコレ後。明るさが変わるフレームにキーフレームをマークし、パラメーターを設定した結果、クリップ先頭と途中の違和感が大幅に減少した

先ほどのクリップのいくつかのポイントでスライダーを動かし、鍵ボタンをクリックしてキーフレームを設定すると、ポジションインジケーターの動きに合わせてスライダーが勝手に動きます!

なるほど。これがDSのカラコレアニメーションですか。
「以外と簡単」かもしれません。じゃ、つぎのカットに挑戦してみましょう。

 

今度のカットは、1フレーム内で明るさが暗→明にガクッと変わってしまっています。これを修正してみます。


わずか1フレーム内で明るさが急激にかわってしまっている


DSのモニターで2フィールド表示にすると、フィールドの明るさの違いが縞模様で表示される

.........う~ん、一向に直りません。再生してみると、修正箇所でガクッと明るさが変わるのがわかってしまいます。しかも元の素材をよく観察してみると、暗→明に変わったところで明るくなりすぎてしまい、その後のフレームで軽く揺り戻しが起きてしまってます。

こんな複雑な修正を「カラコレのスライダー調整だけで直せ」っていうのですか?


単純にキーフレームを打つだけでは済まない細かな修正が難しい

できない。
私には無理かもしれない...。

順調に思われたカラコレでしたが、やはり棘の道が待っていました...というより、調子に乗っていたら千尋の谷へ突き落とされた感じです...S原さん大丈夫ですかねぇ〜

(編集部:A部)

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