> ニューストップへ戻る

パナソニックがAVCCAMシリーズのラインナップを拡充〜ハンドヘルドカメラレコーダーAG-HMC45およびポータブルレコーダーAG-HMR10を発表

パナソニックは、2009 NAB SHOWにおいて、P2HDおよびAVCCAMシリーズの最新機器を全面に出展した。

同社は、H.264コーデックとメモリーカード記録による「AVC World」を推進しており、AVC-Intraの普及を担うP2HDカムAG-HPX300(日本での型番はAG-HPX305)とP2ポータブルAG-HPG20がアピールされたほか、19日のプレスカンファレンスで発表されたAVCCAMハンドヘルドカメラレコーダーAG-HMC40(日本での型番はAG-HMC45)とAVCCAMポータブルレコーダーAG-HMR10(モックアップ)を展示。AG-HMR10は、2月のプレNABにおいて、開発中であることが明らかとなっていたもので、今回、専用カメラヘッドオプションAG-HCK10と共に正式発表となった。
 そのほか、P2カードのエコノミーモデルとなるEシリーズ(16Gバイト、32Gバイト、64Gバイト)とマルチフォーマットライブスイッチャーAV-HS450も新たに発表され、実機が披露された。

記事写真
3月に発売されたばかりのAG-HPX300は専用のコーナーが設けられ、来場者の注目度も高かった
記事写真
ブース中央のステージでは、P2HDシリーズとAVCCAMシリーズの優位性や新製品の紹介が行われた

AVCCAMハンドヘルドカメラレコーダーAG-HMC40(AG-HMC45)

光学式12倍ズームレンズに1/4.1型305万画素プログレッシブ3CMOSを搭載したAVCHD記録のメモリーカードカメラレコーダー。2009年8月発売予定で価格は未定。

ズームレンズには光学式手ぶれ補正システムを搭載する。レンズには、メニュー設定によりズームやアイリス、フォーカス制御ができるマニュアルリングを搭載する。フィルター径は43mm。

記事写真
光学式12倍ズームレンズに1/4.1型305万画素プログレッシブ3CMOSを搭載
記事写真
4月19日に開催されたプレスカンファレンスでは、米国価格は3195ドルと発表された

画像記録は最大ビットレート24MbpsのPHモードを搭載。記録メディアはSDHCカード。32GバイトのSDHCにフルHD(1920×1080)で最長180分の記録が可能。6MbpsのHEモードであれば、最長720分の長時間記録も可能である。記録フォーマットは、1080/59.94i、 1080/29.97p、 1080/23.98p(ネイティブ)、 720/59.94p、 720/29.97p、 720/23.98p(ネイティブ)。またダウンコンバート出力(スクイーズ、レターボックス、サイドクロップ)が可能。

AG-HMC155と同様のシネライクガンマを搭載するほか、ダイナミックレンジストレッチャー(DRS)機能により視覚的に広いダイナミックレンジをもつ映像が撮影できる。

手持ちサイズで1kg以下となる軽量設計で、着脱式のハンドルを採用。オーディオRECレベルボリュームを備えた着脱式XLRマイクロホンアダプターを採用。操作はタッチパネルによる簡単操作で、フォーカスアシスト機能、オート撮影機能(顔検出機能対応)なども搭載されている。

記事写真
SDHCカードスロットは側面に配置
記事写真
HDMIやUSBは前部側面に配置されている

AVCCAMポータブルレコーダーAG-HMR10と専用カメラヘッドオプションAG-HCK10

記事写真
AG-HMR10とAG-HCK10の組み合わせにより、さまざまな現場や用途で利用可能なフルHDの収録システムが実現する
記事写真
AG-HMR10は、AVCHDフォーマットでは初のHD-SDI入出力付き小型ポータブルレコーダーとなる

AVCHDフォーマットでは初のHD-SDI入出力付き小型ポータブルレコーダー。発売は2009年秋の予定となっており、価格は未定。画像記録はSDHCカードを使用。最大ビットレート24MbpsのPHモードを搭載し、32MバイトのSDHCにフルHD(1920×11080)で最長180分、6MbpsのHEモードであれば、最長720分の長時間記録が可能である。

また専用カメラヘッドオプションAG-HCK10は1/4.1型有効200万画素の3MOSシステムを採用。AG-HMR10とは専用ケーブルで接続しする。

P2カードEシリーズ(16Gバイト、32Gバイト、64Gバイト)

記事写真
大容量を維持しながら1.2Gbpsの転送速度を実現し、さらにコストは約半分に抑えた
記事写真
ブース内では説明員が、Eシリーズを使用してデモする姿も見られた

P2HDシリーズに使用するメモリーカード。現行のAシリーズ同様の大容量を維持しながら1.2Gbpsの転送速度を実現し、さらにコストは約半分に抑えたエコノミータイプ。

PCカード規格に準拠し、ノートパソコンのPCカードスロットにプラグインしてデータ転送が可能である。

衝撃などに耐えられるよう、高剛性のアルミダイキャスト製フレームで筐体を構成、1500Gまでの衝撃、15Gまでの振動に耐える設計となっている。またコネクター部は3万回の抜き差しテストをクリアしているほか、PCカードにはない、書き込み禁止スイッチにより、誤消去を防止している。価格および発売は以下のとおり。

[価格]

  • AJ-P2E016XG(16Gバイト):¥4万2000
  • AJ-P2E032XG(32Gバイト):¥6万3000
  • AJ-P2E064XG(64Gバイト):¥9万4500

[発売]

  • AJ-P2E016XG(16Gバイト):2009年5月
  • AJ-P2E032XG(32Gバイト):2009年5月
  • AJ-P2E064XG(64Gバイト):2009年8月

マルチフォーマットライブスイッチャーAV-HS450

記事写真
ブースでは実機によるデモンストレーションも披露された
記事写真
メインフレーム(2RU)とコントロールパネルの分離型

AV-HS450は、HD/SDマルチフォーマットに対応した、メインフレーム(2RU)とコントロールパネル分離型の1MEスイッチャー。AV-HS400Aの上位機種に位置付けられる。同時にフルHD DVI入力ボードAV-HS04M8も発表された。発売は2009年秋の予定となっており、価格は未定。

標準でHD/SD-SDI入力16系統を装備し、すべてにフレームシンクロナイザーを内蔵。また、アップコンバーター4系統とカラーコレクター8系統も内蔵する。出力は標準でHD/SD-SDIを4系統とDVI-Dを2系統装備。
 また、2つの入出力兼用オプションスロットに、AV-HS04M8のほか、既存のオプションボードも実装可能となっており、最大20入力10出力までの拡張を実現する。

対応信号フォーマットは、1080/59.94i, 50i, 24psf, 23.94psf、 720/59.94p, 50p、 480/59.94i、 576/50i、DVIとなっているが、24psfと23.94psfに関しては、既存オプションボードが対応していないので、注意が必要。

AV-HS400Aで好評のマルチビューディスプレー機能も強化され、標準で2系統を装備。モニター2台にPGM、PVW、入力信号など、最大20系統を2画面に分けて同時に表示することが可能となっている。

問い合わせ先

[P2HDシリーズ・AVCCAMシリーズ]

  • パナソニック AVCネットワークス社システム事業グループ TEL 06-6901-1161
  • URL:http://panasonic.biz/sav/

[マルチフォーマットライブスイッチャーAV-HS450]

> ニューストップへ戻る