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キヤノン、普及クラスの2/3型HDポータブルズームレンズ「KJ17e×7.7B」を発表

キヤノンは、4月9日、コストパフォーマンスに優れたHDポータブルズームレンズ「KJ17e×7.7B」を発表した。マニュアルフォーカスタイプの「KJ17e×7.7B(IRSE)」と、フォーカスモーター内蔵タイプの「KJ17e×7.7B(IASE)」の2モデルが用意されており、ともに発売は2009年6月中旬の予定。
記事写真
2/3型HDポータブルズームレンズKJ17e×7.7B

KJ17e×7.7Bは同社の普及クラスHDレンズ「HDgcシリーズ」の新ラインナップとなる製品で、2/3型撮像素子を搭載したHDカメラに対応したENG用ズームレンズである。

HDgcシリーズは、HDシステムの普及にともない、地方局やケーブルテレビ局、プロダクションや業務用途でのユーザーを想定し、高性能と価格のバランスが取れたレンズのラインナップとして2006年2月に発表されたシリーズである。2/3型、1/2型、1/3型対応レンズがラインナップされており、KJ17e×7.7Bを加え、現在そのラインナップは12種類となった。

KJ17e×7.7Bには高精度な非球面レンズが採用され、像面湾曲やコマ収差を良好に補正している。また、720~1080本の走査線本数では軸上色収差と倍率色収差が懸念されるが、これらを適正に補正する光学材料を採用することにより、画面周辺部まで解像力とコントラストを高めている。さらに、シミュレーション技術の活用と低反射コーティングの採用により、ゴーストの発生も大幅に低減させた。

理論解析と3D-CADを駆使した設計により、強度を保ちながら小型軽量化を実現。外形寸法は幅159.3×高さ106.6×全長197.8mm、質量は1.48kgと、ENGで求められる高い機動性を確保している。

また、長時間にわたる撮影での負担を軽減するため、カメラとのバランスを考慮した設計を施しているほか、人間の手の形状に合わせた自由曲面の採用やゴム製の親指用指置きなどによりホールド感を向上させている。

問い合わせ先

キヤノンマーケティングジャパン 放送機器営業部:TEL 03-3740-3304
 URL:http://cweb.canon.jp/indtech/bctv/index.html

KJ17e×7.7B IRSE(1×)の主な仕様

  • ズーム比:17倍
  • 最至近撮影距離:0.6m
  • 外形寸法:横159.3×高さ106.6×全長197.8mm
  • 質量:1.48kg
  • カメラモード:16:9
  • 焦点距離:7.7~131mm
  • 最大口径比:ワイド端;1:1.8(7.7~102.5mm)、テレ端;1:2.3(131mm)
  • 画角(包括角度):ワイド端;63.9×38.6、テレ端;4.20×2.36、2.10×1.18
  • 最近接時の撮像範囲:ワイド端;68.5×38.5cm(7.7mm)、テレ端;4.2×2.4cm(131mm)

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