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トムソン・カノープスが、EDIUS Pro 5.1とEDIUS Neo 2を発表
スムーズなテープレスワークフローを提供するEDIUS Pro 5.1
| 3月18日にEDIUS Pro 5.1およびEDIUS Neo 2の発表会が開催された | 発表会会場に設置されたEDIUS Pro 5.1インストール済みのHDWS-3500 |
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これまでEDIUS Proは、新たに登場したテープレスフォーマットにいち早く対応し、ネイティブ編集を可能にしてきたが、今回のEDIUS Pro 5.1では、このテープレスフォーマットの編集を、さらに効率良く行える機能が実装された。それがパーシャル(部分的)ダウンロードである。
この機能は、XDCAM HD/P2HD/GFの編集時に、編集で使用した部分だけをローカルディスクにバッチダウンロードできる機能だ。
| XDCAM HDとの組み合わせでは、プロキシのみをまずダウンロードして、編集後にバッチダウンロードするというワークフローが構築できる | ビンに入れたプロキシ映像。プロキシ映像には「P」と表示されている |
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デモンストレーションで披露されたのは、XDCAM HDを使用した場合のパーシャルダウンロードだ。XDCAM HDでは、まずプロキシ映像のみをEDIUS Pro 5.1で読み込み、ビンに登録、それをタイムラインに配置して、バッチダウンロードするというワークフローである。ビンに登録された映像、およびタイムラインに配置された映像には「P」と表記され、プロキシによる編集が実現できていることがわかる。使用した部分のダウンロードはバッチダウンロードとなるため、わずかな時間でダウンロードが完了した。
今回はデモされなかったのだが、P2HDおよびGFの場合は、メディアからハイレゾリューション素材を直接タイムライン上で編集し、編集後はXDCAM HDと同じように、ローカルへバッチダウンロードするというワークフローが構築できる。
これらXDCAM HDのプロキシ編集、またP2HDからの直接編集は従来バージョンでも行えたのだが、バッチダウンロードが行えず、使用したクリップすべてをダウンロードするという対応だった。今回の対応は、ディスクスペースを節約できると共に、ダウンロード待ちの時間を削減できるといえるだろう。
なお、XDCAM HD/GFはターンキーシステムのみの対応となっているが、ソフトウェア単体で対応しているP2-DVCPRO HDに関しては、ソフトウェアのみでこの機能を使用することが可能である。
| EDIUS Pro 5.1では、Final Cut ProのXMLプロジェクトデータを読み込み可能になった | Final Cut ProのXMLデータを読み込んだEDIUS Pro 5.1のシーケンス。正確に反映されている |
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そのほか、Final Cut ProのXMLプロジェクトデータの読み込みも披露。会場に用意されたMacBook ProのプロジェクトデータをUSBメモリーを介して受け渡し、HDWS-3500(Final Cut Proで使用している映像と同じ映像をキャプチャー済み)で読み込んでいた。もちろん、読み込んだときには参照ファイルを指定していないため映像は見えないのだが、参照ファイルを指定すると、瞬時にXMLデータが正確に反映される。このあたりの連携は素晴らしい。
| マルチカムモードでは、リールネームごとにタイムラインに並べることができるようになった | 今回のバージョンから、タイムライン上でもマーカーされた部分のテキストを見ることができる |
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| オーディオノーマライズは1つのクリップだけでなく、複数クリップに適応させることができる | After Effectsのプラグインを、EDIUS Pro 5.1で使用することが可能である。デモでは、Red GaintのMagic Bulletを使用していた |
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そのほか、主なバージョンアップ点は以下のとおり。
- Blu-ray Disc/DVD出力機能強化(詳しくは後述)
- キャプチャー時のリールネーム設定対応
- マルチカムモードのクリップ配置の改良
- クリップマーカー機能改良
- Final Cut ProのXMLプロジェクトデータの読み込み対応
- オーディオノーマライズ
- サードパーティー製プラグインアップデート
- クリップの速度変更時、長さを固定する機能を追加
- 複数クリップをまとめて速度変更する機能を追加
- FIRECODER Blu対応
- MPEGエレメンタリーストリーム出力対応
- プロファイルの共有管理機能を追加
- AVCHD4Gバイト分割ファイル対応
- ビンでの検索条件を追加
- GPUfxでセーフカラーにクリップしない設定を追加
- オーディオチャンネルマップ設定の表記を改良
- After Effectsプラグインブリッジ(ベータリリース)
EDIUS Pro 5.1がベースとなったEDIUS Neo 2
| EDIUS Neo 2のGUI。EDIUS Pro 5.1とまったく同一である | 同社製ハードウェアとのバンドル版が用意されている |
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2年前に発売されたEDIUS Neoは、今回のバージョンアップが初めてとなる。EDIUS NeoはEDIUS Pro version 4.5がベースとなっていたが、EDIUS Neo 2でベースとなったのはEDIUS Pro 5.1だ。インターフェースを見ても、EDIUS Pro 5.1とまったく同様であり、EDIUS Pro 5で新たに追加されたGPUfxや、Vitascene、Mercalliなどのサードパーティー製プラグインも、使用することができる。
またEDIUS Neo 2では、同社製ハードウェアアクセラレーターFIRECODER Bluおよびビデオ編集システムHDSPARKに対応。編集中のモニタリングおよび出力時の高速エンコードが、これらハードウェアによって可能になった(HDSTORMなどのキャプチャー系ハードウェアには未対応)。なお、上記2つのハードウェアに関しては、それぞれバンドル版も販売される(FIRECODER Bluバンドル版は¥6万4800、HDSPARKバンドル版は¥4万9800)
こちらのデモでは、ファイルの読み込みから編集・出力まで一連のワークフローが実演された。デモの最後には、実際にEDIUS Neo 2で作成されたビデオ作品が上映されていた。
なお、基本的な機能はEDIUS Pro 5.1が踏襲されている本アプリケーションであるが、EDIUS Pro 5.1と比べていくつかの機能が省かれている。省かれている主な機能は以下のとおり。
- レンダリングフォーマットの選択
- TC設定
- TCモード設定
- オーバースキャンサイズ設定
- オーディオチャンネルマップ
- EDLインポート/エクスポート
- コンソリデート機能
- マルチカム機能
- TMPro
- WFM/VSC表示
- オーディオミクサー
- EDIUSウォッチ
- ユーザープロプロファイル
- タイムリマップ
- 3Dピクチャーインピクチャー
- バッチエクスポート
- SMPTEトランジション
- P2/XDCAM/XDCAM EX/GF/Infinity編集機能
- BPオプション
- MXF入出力
- オーディオノーマライズ
Blu-ray DiscおよびDVD作成機能の強化
EDIUS Pro 5.1およびEDIUS Neo 2は、今回のバージョンアップで、Blu-ray DiscおよびDVD作成機能が大幅に強化された。大きなポイントは、DVD CreatorがDisc Burnerへと進化して、ソフトウェア単体でBlu-ray Discが作成できるようになったことと、作成したタイムラインを直接FIRECODER Bluで高速エンコードできるようになったことである。
| DVD CreatorがDisc Burnerへと進化し、DVDだけでなくBlu-ray Discの作成が可能になった | EDIUS Pro 5.1とEDIUS Neo 2では、FIRECODER Bluと連携して高速エンコードが行える |
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これまでEDIUS ProでBlu-ray Discを作成するときには、バンドルアプリケーションであるCorelのDVD MovieWriterを使用する必要があったのだが、EDIUS Pro 5.1およびEDIUS Neo 2のDisc Burnerでは、ディスクへ出力ダイアログボックス内の「BD」にチェックマークを打つだけで、簡単にBlu-ray Discが作成できる。もちろん、エンコードにはFIRECODER Bluの高速エンコードを利用することができる。
ただし、このDisc BurnerとFIRECODER Bluの組み合わせでは、H.264圧縮での書き込みに限定される。もしBlu-ray DiscにMPEG2などを書き込みたい場合には、DVD MovieWriter(今回、こちらもバージョン7.0へとアップデートした)を使用する必要があるようだ。
また、Disc Burnerでは複数ドライブに同時書き出しが可能になった。Blu-ray DiscとDVDの同時書き出しにはさすがに対応していないようであるが、それでもクライアント確認用に多くの枚数のディスクを作成しなければならないときなどに重宝するだろう。
そのほかの強化点としては、Blu-ray Discイメージの書き出しや16:9のDVDメニューへの対応などが挙げられる。
価格
- EDIUS Pro 5.1:EDIUS Pro 5ユーザーに対して無償提供
- EDIUS Neo 2
- リテール版:¥2万9800(税別)
- アップグレード版:¥1万2800(税別)
- アカデミック版:¥2万1800(税別)
- 優待・乗り換え版:¥2万3800(税別)
- FIRECODER Bluバンドル版:¥6万4800(税別)
- アップグレード+FIRECODER Bluバンドル版:¥5万4800(税別)
- HDSPARKバンドル版:¥4万9800(税別)
- アップグレード+HDSPARKバンドル版:¥3万4800(税別)
問い合わせ先
トムソン・カノープス 国内営業本部
東日本:TEL03-3516-2538
西日本:TEL078-231-0551
URL:http://www.thomson-canopus.jp
EDIUS Pro 5.1の動作環境
- CPU:Intel Pentium4-2.8GHz以上(同等以上のCentrino、Xeon、Core Duo)
- 光学ドライブ(ソフトウェアのインストール時に必要、BD/DVD作成に書き込み型BD/DVDドライブが必要)
- メモリー:1Gバイト以上が必要
- ハードディスク:ソフトウェアのインストール時に5Gバイト以上の空き容量、映像用にATA100/7200回転以上のドライブが必要
- モニター:1024×768/32ビットカラー表示が可能なディスプレー
- グラフィックス:ビデオメモリー256Mバイト以上のグラフィックス環境
- 推奨環境:PixelShader Model 3.0以上に対応したGPUを搭載したもの
- 最低動作環境:DirectDrawのオフスクリーンによるオーバーレイ機能、もしくはPixelShader Model 2.0以上に対応したGPUのいずれかを搭載したもの(DirectDrawのオーバーレイを使用する場合、一部機能は使用できない)
- サウンドシステム:WDM準拠のものが必要
- IEEE1394(DV/HDVビデオカメラからの取り込み、テープに出力する際に必要)
- 対応OS:Windows Vista Home Basic/Home Premium/Business/Ultimate(32/64ビット対応)、Windows XP Home Edition/Professional SP2以上(32ビット)
EDIUS Pro Neo 2の動作環境
- CPU:Intel Pentium4-2.8GHz以上(同等以上のCentrino、Xeon、Core Duo)
- 光学ドライブ(ソフトウェアのインストール時に必要、BD/DVD作成に書き込み型BD/DVDドライブが必要)
- メモリー:1Gバイト以上が必要
- ハードディスク:ソフトウェアのインストール時に3Gバイト以上の空き容量、映像用にATA100/7200回転以上のドライブが必要
- モニター:1024×768/32ビットカラー表示が可能なディスプレー
- グラフィックス:ビデオメモリー256Mバイト以上のグラフィックス環境
- 推奨環境:PixelShader Model 3.0以上に対応したGPUを搭載したもの
- 最低動作環境:DirectDrawのオフスクリーンによるオーバーレイ機能、もしくはPixelShader Model 2.0以上に対応したGPUのいずれかを搭載したもの(DirectDrawのオーバーレイを使用する場合、一部機能は使用できない)
- サウンドシステム:WDM準拠のものが必要
- IEEE1394(DV/HDVビデオカメラからの取り込み、テープに出力する際に必要)
- 対応OS:Windows Vista Home Basic/Home Premium/Business/Ultimate(32/64ビット対応)、Windows XP Home Edition/Professional SP2以上(32ビット)





