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ソニーが、小型軽量・簡単操作のロケーションポーターを発表

ソニーは、2月3日、FOMA回線やインターネット回線を利用してリアルタイムに映像を伝送する中継システム「ロケーションポーター(LocationPorter)」の新ラインナップに、より機動性を高めたリアルタイムビデオトランスミッターRVT-SD100を発表した。発売は3月18日。価格はオープン(市場推定価格¥160万前後)となっている。

ロケーションポーターは、中継車や多数のスタッフを必要としない、機動性の高い中継(リアルタイム映像伝送)システム。事故現場からの報道映像の中継、災害や事故時に映像によって行う情報収集など、特に緊急性と即時性が要求される場面での活躍が期待できる。また、中継車が停まれないような場所、ケーブルを引き回せないようなとことでも手軽・ローコストに生中継を実現可能となっており、情報番組やイベント中継などにも利用できる。

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リアルタイムビデオトランスミッターRVT-SD100。A5サイズ相当の小型サイズ。バッテリー駆動時でも約1.5kgと軽量
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ノートPCやタブレットPCを使用している従来のロケーションポーターよりも、さらに機動力が向上し、操作も簡単

従来のロケーションポーターは、送信機および受信機に専用アプリケーションをインストールしたパソコンを使用しており、その専用パソコンを貸し出す"レンタルサービス" のシステムとして提供されていた。今回発表されたRTV-SD100は、専用パソコンの堅牢性に対する不安解消や、さらなる機動性の向上というニーズに対応するため、専用のハードウェアが開発され、小型軽量・簡単操作が図られている。

RTV-SD100は、A5サイズ相当の小型サイズで、バッテリー駆動時でも約1.5kgの軽量を実現。メニュー設定の変更により、送信機と受信機、どちらにでも使用することができるので、用途に応じた選択が可能となっている。
 また、中継映像の音声とは別に、送信側と受信側の連絡用として、ヘッドセット(別売り)による音声通話も可能だ(従来のシステムで連絡を取り合う場合は、別途に携帯電話や無線機を用意する必要があった)。

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送信機側のシステム例。RTV-SD100本体にショルダーストラップを装着し、ビデオカメラ、FOMA通信端末×2、ヘッドセットを接続。FOMA通信端末×2はショルダーストラップのポケットに収納している
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受信機側のシステム例。受信状態を監視するPCディスプレーのほか、キーボード、マウス、ヘッドセットを装備。写真の例では、ビデオおよびオーディオ出力をビデオモニターに接続している

送信機と受信機それぞれの設定さえ済ませておけば、送信側のRTV-SD100にビデオカメラ、FOMA通信端末(対応端末:NTTドコモ FOMA A2502 HIGH-SPEED)、ヘッドセット(必要ならば)を接続するだけの装備で、手軽にリアルタイムの映像伝送が実現可能となる。現場での操作は、送信機側の「VIDEO」ボタンによる映像送信のスタート・ストップのみで、片手でも素早く中継がスタートできる。ショルダーストラップによる肩掛けスタイルも可能。

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現場での操作は、送信機側の「VIDEO」ボタンによる映像送信のスタート・ストップのみ
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片手でも素早く中継がスタートできる。ショルダーストラップによる肩掛けスタイルも可能
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PCディスプレーを接続すると受信状態を監視できる
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品質制御技術QoSを従来システムから踏襲し、安定伝送を確保。遅延は約2秒

ビデオ入力はコンポジット(BNC)×1、オーディオ入力はステレオミニジャック×1で、共に出力と兼用。送信機設定では入力、受信機設定では出力となる。
 映像圧縮コーデックはH.264/MPEG4 AVC、音声圧縮コーデックにはATRAC3plusを採用。デュアルFOMA機能を搭載し、「2X FOMA」モード時はFOMA回線を最大2回線同時に使用し、映像ビットレートが最大2倍に向上する。また、音声は二重化伝送されるので、たとえ1回線が不安定でも、もう1回線でバックアップする信頼性の高い音声の伝送が可能。

  • FOMAモード:映像;352×240/5〜15fps/64〜160kbps 音声;32kbpsステレオ、16/32kbpsモノラル
  • 2xFOMAモード:映像;352×240/5〜15fps/64〜320kbps 音声;32kbpsステレオ、16/32kbpsモノラル
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左側面インターフェース部。FOMA通信端末の接続用にUSB(TypeA)×2、PCディスプレー出力にはD-sub15ピン×1を装備
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左側面インターフェース部。送信機側の接続例
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左側面インターフェース部。受信機側の接続例
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右側面インターフェース部。主に受信機側での使用となるLAN接続用RJ-45×1(100BASE-TX)を装備。USB(TypeA)×2はキーボードやマウスなどの接続用

前述のとおり本体価格はオープンとなっているが、市場推定は1台¥160万前後。NTTドコモとの契約やFOMA通信端末の購入が別途必要となる。また、受信機側で使用する場合は必要がないので、リチウムイオンバッテリー、チャージャー、ショルダーストラップは、すべてオプションとなっている(ACアダプターは付属)。
 なお、専用パソコンを使用する従来の"レンタルサービス"も、これまでどおり継続される。

価格

  • RTV-SD100(リアルタイムビデオトランスミッター):オープン(市場推定価格:¥160万前後)
  • RVTA-BT100(リチウムイオンバッテリー):¥8万(税別)
  • RVTA-BC100(バッテリーチャージャー):¥11万(税別)
  • RVTA-ST100(ショルダーストラップ):¥1万6000(税別)

発売

  • RTV-SD100(リアルタイムビデオトランスミッター):2009年3月18日
  • RVTA-BT100(リチウムイオンバッテリー):2009年3月18日
  • RVTA-BC100(バッテリーチャージャー):2009年3月18日
  • RVTA-ST100(ショルダーストラップ):2009年3月18日

問い合わせ先

  • ソニーマーケティング 業務用商品相談窓口:TEL 0120-788-333(フリーダイヤル)、TEL 0466-31-2588(携帯電話・PHS・一部のIP電話など、フリーダイヤルが利用できない場合)
  • URL:http://www.sony.jp/products/Professional/rvt/

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