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池上通信機が、小型HDマルチパーパスカメラの最小モデルHDL-F30を発表

池上通信機は、12月11日、小型・軽量のHDTVフルデジタルマルチパーパスカメラHDL-F30およびカメラコントロールユニットCCU-F30を発表した。価格はHDL-F30が¥380万(税別)、CCU-F30が¥520万(税別)。受注は2008年12月より開始する。
記事写真
池上通信機HDL-F30およびCCU-F30。同社マルチパーパスカメラのラインナップで最小モデルとなる

本製品は、同社マルチパーパスカメラのラインナップで、最も小さいモデル。奥行き寸法は80mmであり、小型ジンバルに載せる場合でも、長尺レンズ使用に充分なスペースを確保することができる。合わせてCCU-F30も小型設計されているので、搭載スペースや重量に限りのあるヘリコプターや中継車などへの設置も容易に行えるだろう。このHDL-F30とCCU-F30は、最大50mまで延長することができる。

映像出力用のインターフェースはHD-SDIを2系統装備。1系統ごとにメニューのキャラクター表示設定ができるので、本線収録を行いながらもメニューの変更などが可能だ。

本製品は、同社コントロールパネルRCP-50Bなどから、カメラセットアップのすべての項目をコントロールできる。また、コンパクトなコントロールパネルRM-51Aなどにも対応している。
 外部同期機能も備えており、PS、3値シンク、VBS、BBSの外部同期信号で同期をとることが可能だ。

本製品は画質面においても高い性能を誇っている。撮像素子は2/3型230万画素3CCD。水平解像度1000TV本、SN比58dBの高画質を実現している。
 デジタルプロセスにおいては、放送用カメラで培った技術が存分に応用されている。最高32ビット内部処理(演算)のデジタルプロセスLSI(ASIC)を採用。ホワイトシェーディング補正、ガンマ補正などの非線形処理もデジタル化しているため、信頼性と高画質を両立している。さらにADコンバーターも14ビットADコンバーターが搭載されており、暗部からハイライト部まで階調性の高い映像を得ることができる。

マスターゲインアップに低ノイズのフィードバック型アンプ回路を内蔵している。これにより、ゲインを高くしてもSN比の良い画質を実現した。また+54dBのゲインアップは、CCDの露出時間やキャプチャリングする画素数を変えないため、動体解像度および高画質を保ったまま、肉眼では色判別が難しい低照度撮影を可能にする。なお、+12dBまでは3dBステップでゲインを変更できる。

光学フィルターは4ポジションのNDフィルターを内蔵。また、CCフィルターには電器色温度(ECC)フィルター(3200K/5600K)を搭載しており、色温度の高い照明下でも、カメラの感度を下げることなく適切な映像を得ることができる。このNDフィルターとCCフィルターは独立して操作することが可能である。
 なお、本製品にはフィルターサーボが内蔵されているため、各種コントロールパネルからフィルターポジションをリモートコントロールすることができる。

価格

  • HDL-F30:¥380万(税別)
  • CCU-F30:¥520万(税別)

問い合わせ先

  • 池上通信機 放送通信事業本部 放送システム営業第二部門:TEL03-5748-2281
  • URL:http://www.ikegami.co.jp/

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