朋栄は、2006年から継続して掲げている「Imagination to Creation」をテーマにブース展示を行った。メディアマネージメントシステム「MediaConcierge」は、昨年のコンセプト展示とは異なり、同システムを構成するコンポーネント1つ1つを具体的に製品化して展示し、素材管理、ベースコンバーター、ファイルコンバーターの組み合わせによって、インジェスト〜送出までのワークフロー全体の効率化を示した。
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| 「Imagination to Creation」をテーマに出展。恒例となるバーチャルスタジオのデモも行われ、CGと音とダンスの融合による演出が披露された |
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| ブース内に用意されたMediaConciergeのステージでは、同システムの有用性を解説するプレゼンテーションが行われ、多くの来場者の注目を集めた |
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MediaConciergeは、映像、音声、メタデータなど、あらゆるメディアファイルを一元管理し、必要なときに、必要な形式へすぐさま変換して出力できるという総合管理システム。ブースでは、インジェストから素材管理、ファイル変換、送出、アーカイブなどの一連の流れを、実機展示にて解説。一貫した素材管理を行う仕組みの提供をコンセプトとして掲げた。
具体的な製品としては、MXFファイルとベースバンド間の変換を実現するベースバンドコンバータMBP-100PDおよびMBP-100SXや、MXFファイルコンバートソフトウェアMCS-100Mが出展された。
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| ブースでは、インジェストから素材管理、ファイル変換、送出、アーカイブなどの一連の流れを、実機展示にて解説 |
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| MXFファイルとベースバンド間の変換を実現するベースバンドコンバータMBP-100PDおよびMBP-100SXを出展 |
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MXFによるファイルベースのワークフローは、映像制作の分野に大きな転換を促している。素材流通の変化はテープメディアからファイルへ、取材からアーカイブまで、すべてをMXFベースで構築することも可能になっており、放送局で例えるなら、取材や編集設備、局内回線、伝送を初め、系列局を含めた、総合システム運用面に活用することで、飛躍的に効率を上げることができる。しかし、現実的な運用を考えれば、現在のベースバンドシステムや機器との連携や融合は避けられないのも事実だ。
MediaConciergeは、既存のテープメディアはもちろん、多種多様なMXFファイルを取り込むことができ、しかも、各フォーマットの違いを気にすることなく、自由に変換して取り出すことができる。朋栄では、そのシステムの柱となるポイントは以下の3つであるとしている。
1:素材管理システム
MediaConciergeの素材管理システムでは、XDCAMやP2など、さまざまなMXFファイルが混在していても、各素材をワンクリックで確認でき、異なるフォーマットの映像でも、設定を変えることなく、プロキシデータでPC上で簡単に閲覧することが可能。さらに、素材管理に必要なテキスト情報を、メタデータとして付加することはもちろん、原稿やテロップデータまで添付でき、一括して取り出すことも可能である。また、検索条件の入力も可能であり、汎用ブラウザによる、検索、閲覧機能も搭載している。
2:ファイルフォーマットの変換
MediaConciergeの強みは、このファイル変換にある。独自のコンバートソフトウェアにより、異なるMXFファイルの相互変換が可能となっている。たとえば、XDCAMで撮影されたこの映像を変換する場合、プルダウンメニューから必要なフォーマットを選択して変換することが可能。さらに変換時には、ビデオレベル調整やロゴの挿入など、プロセス処理を追加することも可能である。そのほか、アップコンバーターやダウンコンバーター、クロスコンバーター機能をはじめ、将来的にはフレームレートコンバーター機能も追加していく予定であるという。
実際の製品としては、MXFファイルコンバートソフトウェアのMCS-100Mが展示された。MCS-100Mは、MXFファイルのラップ/アンラップを行うためのソフトウェア。MXFファイル構築のための基本ソフトウェアで、各種プラグインを実装することにより、異なるMXF形式お相互変換にも対応可能である。
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| MXFファイルコンバートソフトウェアMCS-100M |
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3:ファイルとベースバンドの変換
ブース内では、MediaConciergeの柱の1つとなる「ファイルとベースバンドの変換」関連として以下の製品などを展示し、説明員による解説が行われた。
MXFファイルとHD/SDI信号の相互変換が可能なコンバーター。SSD(Solid State Drive)を搭載しており、安定した再生環境を実現している。パナソニックP2(DVCPRO)フォーマット対応モデルのMBP-100PDと、ソニーXDCAMフォーマット対応モデルのMBP-100SXの2モデルがラインナップ。本製品により、既存のベースバンドシステムにファイル送出システムの利便性を容易に付加することが可能である。なお、参考出展として、AESオーディオの入出力が追加されたモデル「MBP-110SX」の展示も行われた。
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| ベースバンドコンバータMBP-100SX。参考出展としてAESオーディオの入出力が追加されたモデル「MBP-110SX」も展示された |
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各種MXFファイルの変換に対応したコンバートワークステーション。朋栄独自のビデオカードにより、マルチフォーマットプレーヤーを実現。上記のMXFファイルコンバートソフトウェアMCS-100Mを実装し、MXFファイルとベースバンド信号の相互変換が可能なほか、オプションにより、変換時に映像/音声のプロセス処理も可能となる。
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| MXFファイル変換対応のコンバートワークステーションMBP-100WS |
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