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RED Digital CinemaのTed Schilowitz氏による「RED Digital Cinema社 最新インフォメーション」が開催

去る11月17日、東京・お台場のフジテレビ本社メディアタワー1階シアターモールにおいて、RED Digital CinemaのTed Schilowitz氏による「RED Digital Cinema社 最新インフォメーション」が西華産業主催により開催された。
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壇上に上がり発表を行うTed Schilowitz氏
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RED開発初期の写真も初披露された

RED Digital Cinemaでは、NAB2008などでもアナウンスしていたとおり、RED ONEのラインナップ拡充として、3kのScarletと5kのEpicを2009年夏ごろから発売するということであったが、両機種の最新情報とともに、RED ONEで撮影された映画やCM、PVなどの映像が披露された。
 これによると、当初発表と異なりScarlet、Epicともに1機種ではなく、3〜6kカメラScarletシリーズと5〜28kカメラRED Epicシリーズとなり、すでに発売されているRED ONEを含めると9機種がラインナップされることになる模様。

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3〜6kカメラScarletシリーズは4機種となる。左はレンズ固定タイプ
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RED Epicシリーズの内3機種は基本的には同じ筐体となっている
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6:17のアスペクト比をもつ28kカメラEpic 617
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RED ONEと今回発表になったカメラのサイズ比較

Ted Schilowitz氏によるこうした発表では、いつも冒頭で「UNDER DEVELOPMENT ALL SPECIFICATIONS SUBJECT TO CHANGE」から始まるが、外観のデザインなどNAB発表時のScarletとはだいぶ様変わりし、箱型の四角いデザインになっていた。
 これは、撮像素子のあるカメラ部分のほか、コントローラーやI/O、ストレージといったコンポーネントが用意され、レンズやそのたアクセサリーなどを組み合わせて、ユーザー自身が自由に必要な仕様のカメラになるように設定できるようなシステムにしたためで、各コンポーネントの仕様は明らかにされていないが、各カメラ共通となっており、購入した資産がムダにならないようになっているという説明であった。

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Ted Schilowitz氏によるこうした発表ではいつも冒頭で「UNDER DEVELOPMENT ALL SPECIFICATIONS SUBJECT TO CHANGE」から始まる
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スペックや発売日などの変更もありうるという
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肩乗せスタイルに組み合わせた
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カメラの後部にIOやバッテリーなどを連結
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スチールカメラスタイル
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Epic 645によるスチールカメラスタイル
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3Dカメラ用のセットアップ
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シネスタイル用セットアップ

撮像素子はMysterium-XとMonstroが新たに開発され、3kから28kまでラインアップされるが、28kの撮像素子は、シネマスコープ(2.35:1)よりさらに横長の6:17のアスペクト比になっており、撮像素子のセンサーエリアサイズは、186×56mmという非常に大きなサイズだ。
 各種ICなどの集積回路は、円形のシリコンウェハー上で製作されるようになっており、現在最大サイズの直径30cmウェハーでも数枚しか製造できないことになる。また、ムダになる部分も多いことから、ピクセルサイズが同じEpic 645、Epic FF35、Scarlet FF35の撮像素子を同じウェハー上に配置して製造することになると思われる。したがって、来年最初に登場するのはRED ONEと同じピクセルサイズのMysterium-X を搭載したEpic S35とScarlet S35が、その後ピクセルサイズが3.2ミクロンのScarlet 2/3といった順序になるだろう。
 45cmのウェハーも実用化に向けた動きもあるので、これが実用化されば、Monstro を搭載したEpic 645(発表では2010春)、Epic FF35、Scarlet FF35も意外と早く市場に投入されるかもしれない。

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さまざまなコンポーネントが用意される
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組み合わせは自由自在に行える
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撮像素子のサイズ比較
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Scarletシリーズ4機種

ScarletやRED Epicとともにレンズの発表も行われたが、カメラと異なりレンズの設計や製造は簡単ではなく、いくらRED Digita Cinema を立ち上げたのがサングラスで有名なOakleyのJim Jannardだといっても何枚ものレンズを組み合わせ、絞りやフォーカスなどの機構部分のある撮影用レンズをサングラスやメガネのレンズと同じ土俵で設計・製造できるものではない。
 発売時期や価格の発表もないので、おそらくCookeなど映画レンズや一眼レフカメラ用レンズの設計技術で日本などのレンズ専業メーカーで製造するものと思われる。ちなみにCookeではRED ONE用のレンズセットCooke RED Setを昨年発表している。
 RED Digita Cinemaとして今回発表したレンズは、

  • PLマウントRED PRIMES(S35フォーマット):25/35/50/85/100mmT1.9、300mmT2.9、18〜50mmT3、50〜150mmT3、18〜85mmT2.9
  • mini-RED PRIMES(2/3フォーマット):6.5mmT1.9、8mmT1.5、16mmT1.5、25mmT1.8、50mmT2.9、75mmT4
  • RED ELECTRONIC LENSES(FF35フォーマット):15〜25mmF2.8AF、25〜100mm F2.8AF Stabilized、70〜200mm F2.8AF Stabilized、300mmF2.8AF Stabilized、1.4×/2.0×Extender AF
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RED ELECTRONIC LENSES15〜25mmF2.8AF
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mini-RED PRIMES

RED ONEから今回発表になったScarletシリーズやRED Epicシリーズへのアップグレートパスとして、RED ONEユーザーには12%offのパスを用意する予定としている。リスクを共有しながらRED Digita Cinemaのカメラを使い続けてきたユーザーにはそれなりの配慮をしたいということのようである。
 RED ONEは、$1万7500という価格とともに2005年のNABで発表された。この時点ではモックアップしかなく、製品の発売だけでなく価格的にも不可能だといわれていたが、2年弱で発表どおりの価格で製品を出荷しだしたことから、今回の製品発表とともに発表されている価格も現実を帯びてくる。また、RED Digita Cinemaを立ち上げたJim Jannardは、すでにOakleyから離れており、彼がRED Digita Cinemaへ本格的な投資を行えば、資金的な面からもScarletやRED Epicがシリーズとして開発・発売されるのも夢ではないだろう。

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Ted Schilowitz氏
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モックアップ

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