パナソニックは10月27日、東京パナソニックビルにおいて、InterBEE2008の事前広報発表会を開催。同発表会では新製品を初めとする出展内容を明らかにし、HD/SD-SDI入力装備の小型P2レコーダーAG-HPG20とフルHD表示のLCDビデオモニターBT-LH2550を初公開した。
パナソニックが推し進める半導体メモリーの放送・業務用ソリューション"P2シリーズ"は、スタートから4年が経過し、すでに10万台以上を出荷、ワールドワイドで900以上の放送局に採用されている。当初は報道をメインターゲットとしていた同シリーズであるが、昨年にはMPEG4 AVC/H.264イントラフレーム圧縮によるフルHD(1920×1080)/10ビット/4:2:2記録を可能とした"AVC-Intraコーデック"を開発して、制作分野にも展開を始め、ついにこの10月にはP2HD VARICAM(AJ-HPX2700G)の出荷も開始した(AJ-HPX3700Gは11月からの出荷予定)。
またパナソニックでは、業務用市場に向けてはAVCHDを採用した機器も展開しており、9月に出荷を開始したAVCCAM AG-HMC150シリーズ(日本ではAG-HMC155)が、10月末までの累計出荷台数でワールドワイドで1万2300台を達成した。
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| DVCPRO HD/P2HDが公式記録フォーマットとして採用されたことを初め、北京オリンピックにおけるパナソニック放送機器の活躍が報告された |
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| パナソニックはAVC WORLDを掲げ、ビデオ制作のすべての分野で、半導体メモリー記録とMPEG4 AVC/H.264圧縮の採用を推進 |
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パナソニックはAVC WORLDを掲げ、放送・業務はもちろん、映画・CM、文教や企業も含めたビデオ制作のすべての分野で、半導体メモリー記録とMPEG4 AVC/H.264圧縮の採用を推進しており、InterBEE2008は「Advanced AVC World〜HD solution with eco ideas〜」をテーマに出展、先進の技術と地球環境への配慮を提案する。
出展される新製品として挙げられているのは、前述のP2HD VARICAM(AJ-HPX3700GおよびAJ-HPX2700G)とAVCCAM AG-HMC155のほか、同時期に出荷が開始されているP2HDハンドヘルドAG-HPX175やマルチフォーマットライブスイッチャーAV-HS400A、そして発表会で披露されたP2ポータブルAG-HPG20、25.5型LCDビデオモニターBT-LH2550、新型P2ドライブAJ-PCD35、64GバイトP2メモリーカードAJ-P2C064AGである。
AG-HPG20は¥58万(税別)で2009年2月の発売、BT-LH2550も同じく¥58万(税別)で2009年1月の発売、AJ-PCD35が¥30万(税別)で本年12月の発売、AJ-P2C064AGはオープン価格で来月11月の発売と発表された。
AVC-Intra対応の小型レコーダー〜P2ポータブルAG-HPG20
P2ポータブルAG-HPG20は、P2ギアAG-HPG10のコンパクトさをそのままに、HD/SD-SDI入力を追加し、さらにAVC-Intra100/50の記録再生にも標準で対応した小型レコーダーとなっている。再生時にはSD→HDのアップコンバート、HD→HDのクロスコンバート、そしてHD→SDのダウンコンバートも可能。
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| P2ポータブルAG-HPG20は、HD/SD-SDI入力を装備し、AVC-Intra100/50の記録再生にも標準で対応した小型レコーダーとなっている |
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| AG-HPG20の入出力部。HD/SD-SDI入力のほか、HD/SD-SDI出力、IEEE1394入出力、アナログコンポジット出力、オーディオ出力を装備 |
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カメラレコーダーに連動した自動記録も可能で(SDI接続時)、カメラレコダー側の記録スタート/ストップのトリガーに対応する。また、外部HDDに保存したP2コンテンツをUSB2.0経由で確認できるHDD簡易再生機能を搭載した。サムネイルでの確認と簡易再生が可能(再生はコマ落とし再生となる)。
P2ギアAG-HPG10(価格:¥40万/税別)は引き続き販売される。
CRTを超える広色域を実現した25.5型フルHDモニター〜BT-LH2550
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| 水平配向(IPS技術)LCDパネルが上下左右各178°という広視野角を実現している |
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BT-LH2550は、CRTを超える広色域と1920×1200解像度を備えた25.5型業務用LCDビデオモニター。一般的なLCDが表示できるEBU/SMPTE領域を超え、NTSC比102%の広色度領域を実現。CRTを含む従来のディスプレーで再現が難しかった色をより正確に表示可能となり、幅広い用途に使用できる。従来の色域モード3種類に加え、新たに広色域モードを3種類追加している。
また、WUXGA(1920×1200ピクセル)フルHD表示の高解像度IPSモニターながら、ほぼ同サイズ画面の従来機種(BT-LH2600W)から横幅-10%、高さ-7%、トータル面積-16%の小型化を実現している。
1.0Gbps以上の高速転送を実現した新型P2ドライブ〜AJ-PCD35
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| P2カードスロットは従来どおり5基を装備。PC筐体へのビルトインと外付けの両方のシステムに対応 |
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AJ-PCD35は、PCI Expressインターフェースを採用した新型P2ドライブ。今年のNABでモックアップが展示されていた製品である。標準付属のPCI ExpressインターフェースボードをWindows PCやMacintoshに組み込んでケーブル接続し、1.0Gbps以上の高速転送が可能。もちろん、内蔵ドライブとして5インチベイに実装することもできる。
価格
- P2ポータブルAG-HPG20:¥58万(税別)
- LCDビデオモニターBT-LH2550:¥58万(税別)
- P2ドライブAJ-PCD35:¥30万(税別)
- P2メモリーカードAJ-P2C064AG:オープン
発売
- P2ポータブルAG-HPG20:2009年2月
- LCDビデオモニターBT-LH2550:2009年1月
- P2ドライブAJ-PCD35:2008年12月
- P2メモリーカードAJ-P2C064AG:2008年11月
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