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Thomsonとカノープスが、ライブイベント中継システムを発表

Thomsonとカノープスは、9月12日、IBC2008の開催に合わせて、ライブイベント中継システムを発表した。同システムは、最新のK2メディアクライアントサーバーK2 Summitと、その専用ライブコントローラーK2 Dynoで構成される。 出荷予定は2008年12月、システム価格は¥850万前後〜。
記事写真
K2 Summitメディアクライアント(右)とK2 Dynoライブコントローラー(左)

K2 SummitとK2 Dynoは、ギガビットEthernetケーブルで接続するだけ。両機を組み合わせることにより、パックアップ記録、リプレー、スロー、マルチカメラのアングル切り替え、ミックスエフェクト、プレーリストによる編集など、スポーツ中継や追っかけ放送だけでなく、アリーナやコンサートのようなマルチカメラが必要なイベントにも、さまざまに活用可能なシステムが実現する。
 構成としては、K2 Summitが1台とK2 Dynoが1台のシンプルなものから、1台のK2 Summitに2台のK2 Dyno、あるいは複数台のK2 Summitに複数台のK2 Dynoなど、自由に接続することが可能。

クライアントメディアサーバーK2 Summit

K2 Summitは、ライブイベント中継用に設計された制作向けのHD/SD対応ビデオサーバー。2RUの筐体に、2chまたは4chの双方向コーデックを搭載しており、入出力構成は用途に合わせて、1入力3出力、2入力2出力、3入力1出力など、自由自在に設定可能となっている。
 このK2 Summitのコーデックは、1chの中に2系統の出力ラインが内蔵されていて、その2系統をAロール、Bロールとして利用することにより、カットだけでなく、ディゾルブやミックスエフェクトの効果で映像を切り替えることが可能となる。従来は、出力を2ch使用して1系統のミックスエフェクトを実現していたが、K2 Summitではすべてのチャンネルが、単独でミックスエフェクトを実現できるようになるわけだ。

また、K2 Summitでは、ビデオとオーディオを独立して処理しており、オーディオスプリット編集やオーディオベッド編集も可能となっている。

ライブコントローラーK2 Dyno

K2 Dynoは、K2 Summitの機能をフルに引き出すことが可能なライブコントローラー。エルゴノミクス思想で設計されており、素早い操作やミスがあってはならない操作は物理ボタンで、情報を見ながら直感的な操作はタッチパネルで行うように分けられている。さらにVGAモニター上では、マウスによるドラッグ&ドロップ操作も可能になっているので、環境や目的に応じて使い分けることができる。

価格

  • ライブイベント中継システム:¥850万前後〜(システム価格)

発売

  • ライブイベント中継システム:2008年12月

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