カノープスは、9月12日、アムステルダム(オランダ)で開催されているIBC2008に合わせ、EDIUS Pro5のほか、
HDMI入出力ボードHDSTORMを含むハードウェアボード製品5機種、および
ライブイベント中継システムを発表した。EDIUS Pro5は、同日から発売も開始され、価格は¥7万9800(税別)となっている。
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| EDIUS Pro5のGUI。前バージョンからの大きな変更はない |
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| IBC2008の展示ブースでも盛んにデモが行われた |
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| EDIUS Pro5+HDSTORMのデモンストレーションも注目を集めた(IBC2008) |
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| HDMI入出力搭載のビデオ編集用ハードウェアボードHDSTORM |
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EDIUS Proのメジャーバージョンアップは、2006年以来2年ぶりとなる。GUIに大きな変更はないが、さまざまな機能強化やバンドルソフトウェアの強化が図られており、またいよいよWindows Vista(32ビット/64ビット)に対応した(もちろんWindows XPにも対応)。
対応ハードウェアは、同日発表となったHDSTORMシリーズのほか、VELXUSシリーズ、そしてOHCI準拠IEEE1394インターフェース。DVStormシリーズやDVStorm XAシリーズ、DVRexシリーズには未対応となる。
またカノープスは、本年10月1日をもって、社名を"トムソン・カノープス株式会社"に変更すると発表した。
P2HD(DVCPRO HD)およびXDCAM EXにソフトウェアのみで標準対応
EDIUS Proの強化項目として、Ver.5では、
・カメラフォーマット/テープレスフォーマットへの対応強化
・MPEG2ネイティブ編集機能の強化
・新方式3Dトランジション「GPUFx」の搭載
・エフェクトプラグインのバンドルによる表現力の強化
・ファイル出力機能の強化およびBlu-ray Disc作成への対応
などが挙げられている。
特に「カメラフォーマット/テープレスフォーマットへの対応強化」では、これまでカノープス製ターンキーシステムのオプション対応のみであった各社カメラフォーマットへの対応が、P2HD(DVCPRO HD)とXDCAM EXに関してはソフトウェアのみで標準対応することになった。P2メモリーカードやS×Sメモリーカードからのダイレクト編集/ダイレクト書き戻しにも対応。また、AVCHDの出力にも対応した。
そのほか、XDCAM HD/XDCAM HD422、P2HD(AVC-Intra)、GFCAMに関しては、従来どおりのオプション対応となる。
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| P2HD(DVCPRO HD)とXDCAM EXに関してはソフトウェアのみで標準対応することになった |
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| P2メモリーカードやS×Sメモリーカードからのダイレクト編集/ダイレクト書き戻しにも対応する |
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アルゴリズムの改良でMPEG2処理能力を強化
EDIUS Pro5では、アルゴリズムの改良を行ったことで、マルチコアCPUのフル活用が可能となり、HDVやXDCAM EXなどMPEGフォーマットのネイティブ編集が、さらに高速となった。レンダリングフォーマットにMPEGを選択することもできるようになって、ビットレートの詳細設定も可能となっている。
また従来から搭載されている「セグメントエンコード機能」と「スピードエンコード機能」を組み合わせて併用処理することで、MPEG出力時の高速化も実現した。
GPU処理による新3DトランジションGPUFxを搭載
新しい3Dトランジションとして、CPUとGPU間でデータ転送を行い、高画質を高速に処理可能なGPUFxが新たに追加された。従来ではリアルタイム処理が困難であった複雑なトランジションもグラフィックスボードのGPU処理によって、軽快なプレビューが可能となっている。
このGPUFxは、RGB4:4:4ではなく、YUV4:2:2で処理を行っているそうで、カノープスらしいこだわりを感じる。プリセットも豊富に1000以上用意され、使いやすさも考慮されている(もちろんカスタマイズも可能)。
さまざまなエフェクトプラグインをバンドル
EDIUS Pro5では、NewBlue、ProDAD、iZotope(アイソトープ)など、サードパーティ各社のビデオフィルター、トランジション、オーディオVSTプラグインなどが数多くバンドルされており、活用できる。
NewBlueからは、モーション/フィルムエフェクトや色調処理エフェクトに使用できる画像変換フィルターとして、Art Effects(フィルター10種)、 Film Effects(フィルター5種)、 Motion Effects(フィルター10種)をバンドル。
ProDADのVitaScene Filter(ビタシーンフィルター)は、トランジション/フィルターエフェクトプラグイン。GPUを使用した高画質・高速処理を可能とし、300以上のトランジションと190以上のプリセットを搭載する。同じくProDADのMercalli(マーカーリー)は、イメージスタビライズフィルター。撮影時の手ぶれを自動的に解析し、補正してくれる。
また、iZotopeのオーディオVSTプラグインセットとして、リミッター、ノーマライズ、ノイズ除去などの高品質フィルター下記14種類も搭載される。
・AGC
・Analog Delay
・AudioRestore
・Chorus & Flanger
・Convolution Reverb
・Graphic EQ
・Mastering EQ
・Mastering Limiter
・Mastering Reverb
・Multi-Band Compressor
・Parametric EQ
・Simple Mastering
・Single-Band Dynamics
・VocalEnhance
エクスポーター機能の拡張とBlu-ray Discへの保存
ファイル出力機能の強化として、エクスポーター機能が整理・拡張され、プリセットも用意された。
独自のスケーリング機能によりHD→SDやSD→HDの高画質ファイル変換が可能となっているほか、アスペクト比変換、フレームレート変換など、一括して制御することができる
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| エクスポーター機能が整理・拡張され、プリセットも用意された |
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| Ulead DVD Movie Writerをバンドルし、Blu-ray Discを作成することも可能 |
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また、Ulead DVD Movie Writerをバンドルし、AVCHDやHDV形式で出力したファイルでBlu-ray Discを作成することも可能となっている。
価格
- EDIUS Pro5パッケージ版:¥7万9800(税別)
- EDIUS Pro5アップグレード版:¥2万9800(税別)
- EDIUS Pro5優待キャンペーン版(1000本限定):¥4万9800(税別)
- EDIUS Pro5アカデミック版:¥3万9800(税別)
発売
- EDIUS Pro5パッケージ版:9月12日
- EDIUS Pro5アップグレード版:9月12日
- EDIUS Pro5優待キャンペーン版(1000本限定):9月12日
- EDIUS Pro5アカデミック版:9月12日
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