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オービットが、Digital Performer 6の予約受付を開始

8月19日、オービット・ミューズテクスは、MOTUのDigital Performer 6について予約受付を開始した。 同ソフトウェアは、MIDIデータの記録・再生・編集や、MIDIデータに基づく楽譜の作成・編集などを可能とするDAWアプリケーション。今回、ユーザーインターフェースの変更、新しいプラグインの搭載、Final Cut ProのXMLファイル互換など、多くの機能が追加された。
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Digital Performer6パッケージ

インターフェース

各ウィンドウはシンプルな外観となり、文字やアイコンなどの確認がしやすくなっている。ズームボタンは配置が統一され、どのウィンドウへ切り替えても共通の場所へ表示される。ウィンドウのリサイズ中でもウィンドウ内のデータを表示し続けるのでスムーズな作業が可能となる。また、ウェーブフォームの表示色のスタイルも3種類用意され、視認性が向上。好みに合わせたスタイルで使用できる。

新しくなった外観に加え、Digital Performer 6では快適な操作性を実現するさまざまな機能が搭載されている。

設定などの情報は新搭載される「インスペクター・パレット(詳細表示パネル)」に表示される。このパレットは独立したウィンドウとして常に表示させておくことも、サイドバーへ埋め込むことも、また、タブとして表示することも可能で、マウスの動きを一定間隔で吸着させるグリッド設定を表示する「スナップ情報」、選択しているデータの詳細を表示する「イベント情報」、マウスの現在地、またはマウス下にあるデータの情報を表示する「カーソル情報」などの機能が搭載されている。

また、各ウィンドウごとに存在していたトラック・セレクターを1つに統合。これにより、従来に比べて画面を広く使用することが可能になった。異なるウィンドウタブに移動した場合はトラック・セレクターの内容が自動的に移動先のウィンドウ設定に切り替わる。もちろん独立したウィンドウとして表示することも可能である。

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Digital Performer 6メニュー画面。完全に日本語化されているため、メニューや表示をみて迷うことがない

新機能「トラック・コンプ」

Digital Performer のテイク機能を用いることで、1つのトラックに対し複数のテイクを録音することが可能だが、前バージョンまでのDigital Performer では表示可能なテイクが常に1つだけであったため、同時に複数のテイクを編集することができず、オーディオトラックを聞き比べたい場合にはテイクを切り替えなければならなかった。しかし、Digital Performer 6ではこの手間が解消されている。
「テイクを表示」機能を使用すると、1つのトラックにあるすべてを並べて表示することができ、同時に編集、再生することも可能。また、新しくなったテイクツールを用いることで、各テイクから必要な部分だけを取り出して実際の再生テイクとする「コンプ」機能を簡単に使用でき、必要な部分でオーディオを分割し、使用したいテイクをクリックするだけで「コンプ」テイクへ登録される。このコンプテイクへはクロスフェードをかけることも、編集することも制限なく行うことができる。

 

2つの新しいプラグイン

・MusterWorks Leveler

MusterWorks Levelerは、Teletronixオプティカルリミッター/コンプレッサー「LA-2A」をモデリングして開発されたオーディオエフェクトプラグイン。単純なパラメーターの設定だけでオーディオ信号を滑らかに揃えることが可能となる。

オリジナルのLA-2Aは数度のモデルチェンジが行われており、それぞれの世代による違いがあるが、MusterWorks Levelerでは、4つのLA-2Aのパターンを搭載しており、それぞれの違いも再現されている。

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オーディオエフェクトプラグインMusterWorks Leveler操作画面
・ProVerb

ProVerbは、実空間の残響をサンプリング、解析し、コンピュータ内でリアルな残響を再現するコンボリューション・リバーブプラグイン。コンサートホール、教会、ライブハウスといった空間それぞれの特徴的な残響を細部のニュアンスまでを、CPUへの負担をほとんど伴わずに再現することが可能。

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コンボリューション・リバーブプラグインProVerb操作画面

Final Cut Proとの連携機能

Final Cut Proで制作された映像に対し、Digital Performerで音楽、台詞、効果音を制作することが可能。Final Cut Pro XMLファイルの読み込み/書き出しに対応している。これにより、1台のPC内でDigital Performer、Final Cut Proを同時に使用している場合などは、直接XMLを使用することができる。

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XML読み込み画面。読み込み時に「比較」機能を使用すると、前回読み込んだXMLの変更点がDigital Performer 6の新しい「Final Cut Pro XMLを読み込む」ウィンドウへ表示される

新たなオーディオファイルフォーマットへネイティブに対応

Digital Performer 6では、プロジェクトのネイティブファイル形式へ、Broadcast WAVE、AIFF、Sound Designer II(SD II)を指定し、ダイレクトに扱うことが可能になった。Digital Performer 6は選択された正式を基準として録音、再生、オーディオファイルのダイレクト読み込みを行う。もちろん、新規ファイル作成時の「デフォルトフォーマット設定」と各プロジェクトごとに設定可能な「プロジェクトフォーマット設定」を個別に設定することも可能である。

また、ステレオまたはサラウンドのインターリーブドファイルのネイティブ録再生に対応。これにより、取り込み時に行われていたモノファイルへのデインターリーブ化が必要なくなり、ファイルの取り込み/書き出しの時間を節約し、また、作業時に使用するオーディオファイル数を削減する。

ミクシング/マスタリング用アプリケーションなどのハイエンド製品で用いられる「フローティングポイント・オーディオ」ファイルを録再に直接扱うことも可能となっている。この機能の搭載により、浮動小数点演算されたオーディオファイルを、低ビットファイルへの書き出しを経ることなく、そのまま活用することが可能となる。

なお、本製品の発売と同時に、旧製品となるDigital Performer 5シリーズは販売終了となり、Digital Performer 6 シリーズへ移行される。

価格

Digital Performer 6:オープン(市場予想価格¥7万4800)

発売

Digital Performer 6:2008年9月~10月頃出荷開始予定

問い合わせ先

オービット・ミューズテクス事業部:TEL03-5459-1161
 URL:http://www.musetex.co.jp

動作環境

  • 最低動作環境
    CPU:Power PC G41GHz以上(G5/Intel Mac対応)※付属ソフトシンセサイザーなどを使用する場合はG4 1GHz Dual以上
    OS:Mac OS X 10.4.7以降
    RAM:1Gバイト以上
    HDD:1Gバイト以上
    インストール時:光学式ディスクドライブ(CD-ROM使用)
  • 推奨環境
    CPU:マルチコア/プロセッサーのG5またはIntel-based Mac
    OS:Mac OS X 10.4.9以降 ※Mac OS X 10.5 Leopard対応
    RAM:2Gバイト以上
    HDD:40Gバイト以上 ※録音用に多くのディスク容量が必要
    ディスプレー:17インチ以上のモニターディスプレー

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