ソニーは、ケーブルテレビショー2008のブースにてXDCAM HD/XDCAM EXを全面的にフィーチャーしていた。メインステージには、XDCAM HDをメインカメラとして使用しているテレビ番組、SKY PerfecTV! 753ch「釣りビジョン」にちなんで、釣り船上でXDCAMシリーズの導入事例とXDCAMラインナップのメリットを解説。機材展示のコーナーでは、XDCAMシリーズのカムコーダー/レコーダーの展示はもちろん、編集〜送出〜アーカイブまでのトータルワークフローについて、詳細が解説されていた。
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| ケーブルテレビショー2008ソニーブース。 XDCAMシリーズを全面的に押し出した展示を行っていた |
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新XDCAM EXカムコーダーに集まる注目
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| 本展示会でPMW-EX3を国内初披露。来場者の注目を浴びていた |
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| PMW-EX3に取り付けられていた日本ビデオシステム プロテックPS-270SHDG |
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撮影機材で一番の脚光を浴びていたのは、レンズ交換式XDCAM EXカムコーダーPMW-EX3である。同製品は今年のNAB Showで発表され、国内で公の場に姿を現すのは本展示会が初めて。
PMW-EX3は、昨年11月に発売されたPMW-EX1の兄弟機で、1/2型フルHD CMOS、S×S記録、最大ビットレート35Mbps VBRなど、基本性能と基本機能を踏襲しながらも、レンズ交換方式を採用したカムコーダーである。デザインがPMW-EX1から大きく変わったのも特徴的だ。また、ゲンロック入力/TC入出力/リモート端子も装備され、マルチカメラ運用にも対応することが可能である。
本製品に対して、来場者の注目を強く集めたのが画質とメモリー収録方式によるワークフローの効率化で、これらについての質問がかなり多いとうかがった。特徴的なデザインゆえに操作面の関心も高く、実際に持たせてほしいと、実機が来場者から来場者の手へつぎつぎと渡されていくようすを見ることもできた。また、日本ビデオシステムの光カメラアダプター プロテックPS-270SHDGと組み合わせた低価格マルチカメラシステムも展示されていた。タリーやインカムのやりとりも可能となる。
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| XDCAM EXレコーダーPMW-EX30。HD-SDI入力を備え、マルチカメラ時のスイッチャー出力を受け取ることができる |
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| XDCAM EX専用ハードディスクユニットPHU-60K。HQモード(35Mbps VBR)で約200分の記録が可能 |
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そのほかにもXDCAM EXのラインナップとしては、こちらも国内初披露となるXDCAM EXレコーダーPMW-EX30と、プロフェッショナルハードディスクユニットPHU-60Kも展示されており、これらについても多くの質問が解説員に投げかけられていた。
XDCAMを用いたワークフロー
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| XpriによるXDCAM編集のデモ。XDCAM HD422へは今年の秋ごろに対応する予定 |
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| プロフェッショナルディスクをサーバーライクに使う番組送出システムの展示。50Gバイトならばディスク1枚で最高265分の記録が可能だ(18Mbps VBR) |
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ブースでは、XDCAMを用いたワークフローが実演を交えて解説されていた。XDCAM HDで撮影された素材は、MXFでラッピングされたファイルデータのまま、Xpri(XDCAM HD422には秋ごろの対応予定)での編集・完パケが可能となっており、プロキシブラウジングソフトウェアPDZ-1や番組自動送出システムSWEV-N100Aを用いれば、手元にメディアがなくともネットワーク経由によるコンテンツ交換も可能だ。
このネットワーク経由によるコンテンツ交換に関しては、カノープスとのコラボレーションによるデモンストレーションも行われており、カノープス ブースのHDノンリニア編集システムHDWS-3100で作成した映像コンテンツをXDCAMフォーマットに変換し、ソニー ブースに設置されたIsilon SystemsクラスターストレージIsilonIQへのネットワーク伝送も披露された。
また、番組送出システムとして、プロフェッショナルディスクをサーバーライクに運用する方法も提案されており、ブースにはSWEV-N100AがインストールされたPCと3台のPDW-F75を接続したシステムが展示されていた。
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| プロフェッショナルディスクによるアーカイブの展示。PDZ-1を使ったメタデータ検索などのデモを行った |
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| XDCAM HDレコーダーとしては、PDW-F75のほか、XDCAM HD422レコーダーのPDW-HD1500も展示されていた |
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また、ソニーではアーカイブもプロフェッショナルディスクで行うことも提案している。テープメディアによるアーカイブと比べた場合の利点は、MXFによるデータの保存となるため、メタデータを参照した検索が容易にできることだ。また、プロキシによるプレビューにて、簡単に映像の確認を行うことも可能である。そのほかプロフェッショナルディスクの強みは、撮影素材のデータをHDDに移したりすることなく、そのまま残しておけるところにもある。
実際のデモンストレーションでは、PDZ-1を使ったメタデータの入力、メタデータによる検索、サムネイルによる映像素材の一覧表示などを見ることができ、ノンリニアメディアならではの優位性をうかがうことができた。