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ヤマハが、新製品発表会で小型軽量ポケットレコーダーやSRミクサーなど多数の製品を発表

去る6月17日東京・六本木にある六本木オリベホールにおいてヤマハ新製品発表会が開催された。発表された製品は、キーボードやPAシステム、小型レコーダー、オーディオインターフェースなどで、5月に発表となったポータブルPAシステムSTAGEPASシリーズ150M/250Mや、トーンジャネレーターMOTIF-RACK XSなど、3月12~15日、ドイツのフランクフルト開催されたMusikmesse Frankfurtに出展した製品も含まれている。

今回国内発表となった製品は、USBキーボードKX8、ミュージックシンセサイザーMM8、ポケットレコーダーPOCKETRAC CX、DSP内蔵FireWireオーディオインターフェースMR816x/816csx、Cubase専用チャンネルコントローラーCC121、ミクシングコンソールIM8-40/32/24、コンピュータレコーディングシステムAUDIOGRAM6/3で、発表会場に隣接したホールで展示およびデモンストレーションが行われた。

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ヤマハ新製品発表会が六本木オリベホールにおいて開催され、多数の製品が発表された
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発表会場内の音響システムは、新製品のミクシングコンソールIM8-40が使用されていた

ポケットレコーダーPOCKETRAC CX

POCKETRAK CXは、質量92g、厚さ17.5mmの本体に大口径・高感度のマイクを搭載した小型レコーダーで、約22時間(リニアPCM)の続録音が可能。このクラスでは最軽量の部類に入る非常にコンパクトなレコーダーとなっている。

大口径・高感度の90°X-Y型指向性ステレオマイクを搭載しているほか、本体にグラフィックイコライザーやサウンドチューニング機能を内蔵しており、マニュアル/オートの録音モードの選択を行うことが可能。また、再生速度の調節や各種リピートなどの再生機能やモニタースピーカーなども備えている。

収録した音声ファイルは、同梱のDAWソフトのCubase AI4により、コンピュータ上で編集することができるほか、マイクスタンドへの取り付けアダプターやウィンドスクリーンなども標準で付属している。

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ステレオマイクを搭載した小型レコーダーPOCKETRAC CX
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POCKETRAC CXに付属のウィンドスクリーンを装着したところ

DSP内蔵FireWireオーディオインターフェースMR816x/816csx

アドバンスドインテグレーションDSPスタジオMR816 CSXおよびMR816 Xは、ヤマハとスタインバーグの開発スタッフが共同で設計した製品で、ヤマハ製スタインバーグブランドのオーディオインターフェース第一弾となっている。

MR816 CSX/MR816 Xは、DSPを内蔵することで、レコーディング時におけるモニタリング音の遅れの問題を解消。ボーカルや楽器演奏者と自分の声や演奏などとモニタリング音のディレーを気にすることなく、レコーディングすることができる。また、アナログ入力部分にディスクリート方式のマイクプリアンプを搭載したほか、モニタリング音にDSPエフェクトを使用可能。

なお、スタインバーグの音楽制作用DAWソフトウェアCubaseの基本機能のみ装備した特別バージョンCubase AI 4が同梱されており、Cubase AI 4から上位グレードへのアップグレードも行える。

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FireWireオーディオインターフェースMR816xと816csx
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MR816 CSX/MR816 Xに付属のCubase AI 4のGUI画面

Cubase専用チャンネルコントローラーCC121

CC121は、Cubaseの特徴をさらに引き上げるために開発された専用コントローラーで、操作頻度の高いチャンネルコントロール機能をCubaseのGUIと同じように配置したほか、新開発のAIノブを搭載。スピーディーかつ洗練された操作を実現している。Cubaseの基本機能のみ装備した特別バージョンCubase AI 4も同梱しており、上位機種へのアップグレードも可能。

AIノブは、Cubaseの編集画面上で現在マウスがある位置の機能が自動的に割り当てられるように設計されており、ユーザーは変更したいパラメーターとノブの位置を確認する煩わしさから開放され、素早い操作が可能となっている。また、100mmタッチセンシティブ・モーターフェーダーやチャンネル設定、チャンネルEQコントローラーなども装備されている。また、ACアダプター非装着時でもモーター機能のないフェーダーとして使用することができるようになっている。

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Cubase用に開発された専用チャンネルコントローラーCC121。新開発のAIノブを搭載
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CC121は、MR816 CSXやMR816 Xと組み合わせてシステムアップされていた

ミクシングコンソールIM8-40/32/24

ミクシングコンソールIM8シリーズは、高い基本性能を備えた中級価格帯のライブSR用アナログミクシングコンソールで、同社が長年にわたり蓄積した業務用SRコンソール作りのノウハウと技術を元に開発されたもので、40chのマイク入力に対応したIM8-40と32chのマイク入力に対応したIM8-32、24chのマイク入力に対応したIM8-24の3機種が発表された。

各マイク入力には、ファンタム電源スイッチ、26dB PAD、44dB連続可変ゲイントリム、フェーズスイッチ、HPF(80Hz、12dB/oct)、4バンドEQ(Hi:10kHzシェルビング、Hi-MID:400-8kHzピーキング、Lo-MID:80-1.6kHzピーキ ング、Low:100Hz:シェルビング)、EQ ON/OFFスイッチ、インサートI/O、ダイレクトアウトなどを装備しているほか、チャンネルコンプレッサーを搭載している。また、100mmスライドフェーダーの搭載やMUTEグループ1~4、アサインスイッチ、3セグメントLEDメーター、LRのPANコントロールを装備しているほか、出力系は8グループ/8AUX/4MATRIXと中規模のライブSRシーンや設備音響に対応するのに充分な出力系統を備えている。

なお、USBオーディ入出力やスタインバーグ製DAWソフトウェアCubase AI4を同梱しており、録音ソリューションにも使用可能なSRコンソールとなっている。IM8シリーズのオプションとして、専用のパワーサプライPW8およびPW8を拡張する際に必要なリンクケーブルPSL1010も用意されている。

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24chのマイク入力に対応したIM8-24
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32chのマイク入力に対応したIM8-32

コンピュータレコーディングシステムAUDIOGRAM6/3

コンピュータレコーディングシステムAUDIOGRAM 6およびAUDIOGRAM 3は、すべての楽器プレーヤーのためのコンピュータ録音ツールをコンセプトに開発されており、USBオーディオインターフェース、音楽制作ソフトウェアCubase AI 4、USBケーブルなどがワンパッケージになっている。簡単な設定と操作でコンピュータをレコーダーのように扱うことができ、さまざまなニーズに応えることができるようになっているほか、USBバスパワー対応で別に電源を用意する必要ない。

AUDIOGRAM 6には、1つのつまみで調整可能なコンプレッサーを搭載しており、ダイナミックレンジの広いボーカルや、ベースギター/ドラムスといった楽器などさまざまな入力ソース対応できるほか、コンプレッサーの知識や経験がなくても簡単に音作りが行なえる。

また、外部入力とコンピュータとの音量バランス調整が可能なモニターミックス機能やモノラル入力をワンタッチでステレオ入力に切り替えるパンボタンを搭載している。

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シンプルな設計で簡単に扱うことができるAUDIOGRAM 3
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2chの簡易ミクサー機能を搭載したAUDIOGRAM 6
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ソフトやケーブルなど必要な備品がワンパッケージになったAUDIOGRAM 6とAUDIOGRAM 3
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AUDIOGRAM 6およびAUDIOGRAM 3に付属するDAWソフトCubase AI 4のGUI画面

発売

  • POCKETRAC CX: 2008年8月下旬
  • MR816x/816csx:2008年9月上旬
  • CC121:2008年9月上旬
  • IM8-40/32/24:2008年7月
  • AUDIOGRAM6/3:2008年8月1日

価格

  • POCKETRAC CX:¥4万前後
  • MR816csx:¥13万9800
  • MR816x:¥9万9800
  • CC121:¥4万9800
  • IM8-40:¥60万
  • IM8-32:¥52万
  • IM8-24:¥45万
  • AUDIOGRAM61万8800
  • AUDIOGRAM3:1万4800
  • *いずれも市場予想価格

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