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ナックイメージテクノロジー、ナックフェア2008 TOKYOにてARRI D-21を展示
同内覧会は例年どおり、取り扱い製品を展示するギャラリーと、最新の映像技術および計測技術などに関する講演を行う2つの会場に分かれていた。ギャラリーは「想像力を満たす映像技術」「優しい社会創りを目指す画像技術」「生活を守る画像技術」「暮らしを良くする画像技術」「車社会の安全を支える画像技術」とそれぞれテーマが決められたブースが設けられ、映像制作機器以外にも、X線撮影といった医療関係や、自動車安全の3次元解析など、人間の生活に関わる展示が多くされていた。
ARRIFLEXのカメラを初めとした映像制作機器の展示は、テーマを「想像力を満たす映像技術」とし、ARRIFLEXデジタルシネマカメラD-21のほか、2008 NAB Showで発表されたいくつかの新製品を展示。また、システムの組み合わせによる新たなソリューションのデモンストレーションなどが行われた。
一方講演会場では、4kデジタルシネマ技術の解説や、NHK放送技術研究所の研究成果が発表され、こちらにも多くの人が集まっている。
なお、同内覧会は大阪(7月1、2日)および名古屋(7月10、11日)でも開催される予定。
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ARRIFLEX D-21が国内初披露
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今年のNABでARRIFLEXが発表したD-21が、展示されていた。もちろん、今回が国内では初披露となる。従来機種D-20のブラッシュアップ機であるD-21だが、主な改良点としてはRAWデータ記録機能が拡張されたことと、内部の回路設計見直しによるSN比の向上である。
D-20は2880×2160のCMOSイメージセンサーを搭載していたが、記録部がHD(1920×1080)までしか対応していなかったため、CMOSの実力を最大限に活かすことができなかった。一方D-21では2880×2160のままRAWデータとして記録することが可能。当然だが、2880×2160で撮影した場合、記録メディアはHDDなどのノンリニアメディアとなる。内覧会当日は、計測技術研究所の小型非圧縮ディスクレコーダーUDR-D100との組み合わせというシューティングスタイルで展示されていた。
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この計測技術研究所UDR-D100も、今年のNABで発表された新製品で、これまでのUDRシリーズと違い、カメラに搭載して撮影を行う小型モデルとなっている。国内での価格などは未定だが、今年中の出荷を目処に開発を進めているということだ。
またD-21に関してもまだ出荷の目処や価格など、詳細についてはまだ未定としているが、7月後半には正式な発表会を行う予定となっている。実際に使用できる日もそう遠くない。
なお、現在ナックイメージテクノロジーが所有するD-20は、順次ARRIFLEX本社に発送し、D-21と交換される予定。
新タングステンライトTRUE BLUE
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ARRIFLEXの照明機材には、いくつかのデーライトおよびタングステンライトがラインナップされているが、今年のNABでは“TRUE BLUE”という新しいタングステンライトを発表し、今回の内覧会でも展示されていた。基本的な性能は従来製品を踏襲しているが、いくつかの細かい改良がされているモデルである。
まず、内部設計の見直しをしたことで、放熱性能が25%アップしている。これに起因することだが、熱によるランプの劣化性能も17%向上したため、長期間性能を劣化させることなく使用できるようになった。
また、電供給のコネクターを回転させることが可能になった。このコネクターが固定式だと、設置場所によってはケーブルに過大なストレスを与えてしまうが、回転式にすることで、どの場所に設置してもケーブルを垂直に挿すことができるようになり、断線などの自己を防ぐことにつながる。そのほか、スタンド設置の際には前後にスライドさせることができるので、アクセサリーを付けたときなどにも、容易にバランスをとることが可能である。
機器の組み合わせによる新たなソリューションの提案
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メインステージでは、朋栄のバーチャルスタジオ&RCGソフトウェアBrainstormと、MotionAnalysisのモーションキャプチャーシステムMAC3D Systemの組み合わせによる“Virtual Studio System”というソリューションについて、デモンストレーションが行われた。概要としては、CGの動きとカメラの動きをリアルタイムに同期させるというものである。
カメラには、モーションキャプチャーでおなじみの、動きを読みとるボール型のセンサーが取り付けられている。このセンサーの情報(向きおよび座標)を、スタジオ上部にあるセンサーが読みとり、PCへ送出。Brainstormがその動きを解析し、リアルタイムに3D CGを合成する。
このソリューションの一番の特徴としては、カメラの位置情報を検出することだ。Brainstormの機能で空間上に3D CGをつくるのだが、カメラの動きに合わせて、リアルタイムにCGを動かすことが可能である。たとえば、正対しているCGに対して右側にカメラが回り込むと、正面を向いていたCGの側面が見えてくるという具合だ。
現在、CGの座標までは設定することができず、CGが最前面にくるためCGの前に人が立つといったことができないが、デモンストレーションをとおし、あまり見たことのない面白いソリューションだと感じた。





