5月9日、東京都目黒区のイメージスタジオ109において、ケンコープロフェッショナルイメージングの主催で「デドライトライティングセミナー」が開催された。
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| Dedolight製品を中心とした実践的ライティングセミナー |
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| 講師は世界中でライティングセミナーを開催しているJonathan Harrison氏 |
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セミナーの講師として、ライティングカメラマンとしてアカデミー賞を受賞したJonathan Harrison氏を迎えた。氏は、英BBC Ealing Studioでフィルムカメラマンとして13年にわたって活躍した後、現在はBBCと契約している撮影ディレクターで、各国でライティングセミナーを開催してきた。
今回のセミナーは、昨今の撮影事情に合わせて、ENGやEFPなど時間やスペース、予算などに制限がある場合に効果的な手法をワークショップ形式で紹介することを目的としたもの。コンパクトで機動性が高く、コストパフォーマンスも優れる製品はなにか、Harrison氏が実際に使用した中から良かったもの選び、それらを用いたライティングを披露した。
コンパクトな3灯ライティング実践
ライティングの基本である、キーライト&フィルライト&バックライトの3灯ライティングを、コンパクトな機材を用いて実践した。
Harrison氏はキーライトとして、Kino FloのDiva-Lite400 KF2900(白熱用蛍光管付き)、Photoflexのスターライトとシルバードームなどを推奨している。今回用いたのは、Dedolight Dedoflexによるソフトライト。
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| キーライトには、コントラストを下げるためソフトグリッドを装着 |
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フィルライトには、DedolightのDLH4+DT24-1 24V150Wディマー、Photoflexの80cm径のリフレクター板を勧めている。DLH4についてHarrison氏は、コントロール性、多機能性、信頼性、光の出力において大変優れており、これに勝る照明器具はまだないと絶賛した。また、リフレクター板は製品の質が良く常に平らな状態を保っているため、フィルライトとして充分に機能するうえ、安価で持ち運びも簡単と有効性を語った。
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| Dedolight DLH4にディヒューザーをかけてをフィルライトとして使用 |
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| Photoflex 80cm径リフレクター板。平らなディヒューザーディスクに反射率の異なる4つの布が付属 |
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バックライトおよびキッカーとしては、DLH4+24V150Wインラインディマーを用いた。キッカーとは顔の斜め後方からあてる光で、これにより、人物をより立体的に見せることができる。
また、時間やスペースに制限が多く2灯しかセットできない場合は、バックライトとしてDLH4のほかKino FloのDiva-Lite 200などを推奨している。Diva-Lite 200はバックライトやキッカー以外にも、ディフュージョンをかけてカメラのレンズ付近に設置し、被写体の目や歯を奇麗に輝かせるという用途にも適しているという。
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| キッカーをモデルの右斜め後方からあてている。頬に光が射し、立体感が生まれる |
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なお、今回はハロゲン光源で構成したが、ソフトボックス内に設置するスターライト「クールスター150W蛍光灯ランプ」も今年3月に発売された。蛍光灯の高効率性を活かし、150Wでハロゲン400Wと同等の照度を実現している。
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| クールスター150W蛍光灯ランプ。ハロゲン400W相当の照度を実現 |
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背景の演出〜ゴボの活用
手軽に背景を演出する方法として、ゴボを用いる方法が紹介された。上手に活用すれば効果的な演出が期待できる。ゴボは比較的安価(参考:DedolightスタンダードMサイズゴボDPGで¥3255/税込)なので、いろいろ試して追求してほしいとHarrison氏は述べた。
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| ゴボを上手に活用すれば、効果的な演出が可能だ |
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| ゴボをぼかして投影すれば、被写界深度が浅い映像と同様の効果が得られる |
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本セミナーは、性能はもちろん機動性やコスト面でも実用的であることを重視しており、またワークショップ形式ということもあってわかりやすく、大変有意義なセミナーであった。