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朋栄が、NAB2008事前説明会を開催~24種類の新製品を発表

朋栄は、3月27日、東京・恵比寿の本社ビルにおいて、NAB2008のプレス向け事前説明会を開催した。同社では、ビデオスイッチャーHANABIの新シリーズを初め、マルチビューワーやプロセッサー、メディアマネージメント関連製品など、24機種にもおよぶ新製品を発表・出展する。

朋栄は、InterBEE2007でメディアマネージメントシステムMediaConciergeを出展し、昨年11月からテープレス時代の次世代ファイルベースシステムとして国内外に提案を始めている。しかし特に海外では、まだまだSDフォーマットの需要が存在し、また市場の大半を占めているのもベースバンドのシステムであるのが現状だ。同社では、これらの市場へ向けて、ビデオスイッチャー、プロセッサー、バーチャルスタジオおよびCG関連の各種ハード/ソフトの充実したラインナップ全24機種をNAB2008で発表する。

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取締役 副社長の清原 克明 氏により、出展概要について発表が行われた
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MXFファイルコンバーターについては、実機によるデモも披露された

出展のテーマは「Imagination to Creation」。朋栄が2006年から継続して掲げているテーマである。今年は、出展会場をセントラルホールからサウスホール2階に移動し、展示規模は、これまでのNAB出展の中で最大規模となる。また、恒例のバーチャルスタジオデモも実施。「CGと音とダンスの融合による演出」をテーマに、例年にも増して力の入った内容が予定されている。

朋栄では、海外営業全体の強化、世界で通用する製品開発の強化を改めて掲げて、海外向けの売り上げが前年度比で約15%伸びている。また、海外販売網の強化も継続して進めており、現時点で5カ国に点在する現地法人に加え、4月中には中国で朋栄チャイナ、中南米で朋栄ラテンアメリカの2社を立ち上げ、それぞれの地域での販売活動・販売強化に取り組んでいく。

NAB2008で初出展される各種新製品

ビデオスイッチャーでは、HANABIシリーズの新製品4機種のほか、VPS-715とVPS-700用のHD-SDI入力およびHD-SDI出力オプションカードが発表される。オプションカードにはダウン/アップコンバート機能が搭載され、SDスイッチャーであるVPS-715とVPS-700をHD信号の入出力に対応させることが可能。HANABIシリーズは、HVS-600の本体/コントロールパネル分離型モデルとなるHVS-650が出展されるほか、残り3機種についてはNAB2008で詳細が明らかとなる。

マルチビューアーは、HD/SD-SDIとアナログコンポジットを混在入力可能なMV-1610HSとDVI-Iとアナログコンポジットを混在入力できるMV-410RGBの2種類が新製品として出展される。共に出力はWUXGA(1920×1200)で、フリーレイアウト機能を搭載。MV-1610HSは遠隔地からの映像モニタリングが可能となるネットワーク動画転送機能も装備している。

プロセッサー関連の製品では、フレームレートコンバーターFRC-7000の廉価版モデルとなるFRC-3000のほか、FRC-7000のオプションとして、16ch対応デジタルオーディオカードとDolby EおよびAC-3のデコーダーカードが初公開。また、国内外で好評のマルチパーパスシグナルプロセッサーFA-9100/RPS用オプションとして、HD/SD対応ロゴジェネレーターFA-91LGと、フレームレート変換機能(リニア変換のみで、動き補正機能はなし)およびオートレベル補正機能の技術展示が行われる。

技術展示としては、バーチャルスタジオ/RCGシステム関連で、朋栄独自のHDクロマキー技術も出展される。高精度かつ簡単操作をコンセプトに、専用コントローラーも新たに開発された。また、キャラクタージェネレーターEzV-100HSの追加オプションとして検討されているビデオライターも参考出展される。フリーハンドのライン描画や、ハイライト、画像の貼り付けなどが可能となる。

MXFファイルコンバーターを初公開

メディアマネージメント関連でも新製品が用意されている。MediaConciergeにも組み込んで使用できるMXFファイルコンバーターとして、変換ソフトウェアMCS-100MとベースバンドコンバーターMBP-100SXが初公開される。

MXFファイルは、たとえばソニーのXDCAMと松下電器産業のP2では、同じMXFファイルでも、オペレーションパターンなどの構造が違い互換性がない。変換ソフトウェアMCS-100Mは、MXFファイルのラップ/アンラップを可能とし、互換性のないMXFファイルの映像・音声・メタデータをそのままにラッピングを直し、必要なMXFファイルに変換してくれる。また、変換時に映像・音声のプロセス処理やメタデータの変換追加も可能。プロセス処理では、ファイルベースでレベル補正やフレームレート変換、ロゴの追加などを実現できるので、ベースバンドに戻して再変換するような手間をかける必要がない。今回は、コーデックプラグインとして、DVCPRO用のMCS-10PD、AVC-Intya用のMCS-10PA、XDCAM用のMCS-10SXの3種類が用意されている。

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MCS-100Mは、MXFファイルのラップ/アンラップを可能とし、互換性のないMXFファイルの映像・音声・メタデータをそのままにラッピングを直して、必要なMXFファイルに変換してくれる
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変換時に映像・音声のプロセス処理も可能。ファイルベースでレベル補正やフレームレート変換、ロゴの追加などを実現できるので、ベースバンドに戻して再変換するような手間をかける必要がない

MBP-100SXは、XDCAMのMXFファイルとベースバンド信号の相互変換をリアルタイムに実現できるコンバーター。EthernetおよびUSB2.0の各端子とHD/SD-SDI入出力、9ピンのリモート端子も装備し、ベースバンドによる従来のビデオ機器とファイルベースシステムの架け橋となる。また、同コンバーターは、ファイル化されたデータを手軽に運用できようにフラッシュメモリーが搭載されており、1台のVTRの代わりとして、たとえばスタジオサブのポン出しにも使用することが可能だ。もちろんEthernetを経由して、ビデオサーバーのクライアント端末としても機能する。

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MBP-100SXは、XDCAMのMXFファイルとベースバンド信号の相互変換をリアルタイムに実現できるコンバーター
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EthernetおよびUSB2.0の各端子とHD/SD-SDI入出力、9ピンのリモート端子も装備する

NAB2008では、19台のMBP-100SXとMediaConciergeにより、同社ブース内のほとんどの映像を配信する。16面のマルチモニターも設置され、同時にアクセスされた映像が瞬時に切り替わるデモンストレーションも披露される予定。MBP-100SXはXDCAMフォーマット専用となるが、DVCPRO HD版とAVC-Intra版も参考出展される。

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