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ローランド、24ビット/98kHzリニアPCMレコーダー エディロールR-09HR発売

ローランドは、3月13日、リニアPCMレコーダーR-09HRを発表し、東京・高輪の品川プリンスホテルで新製品発表会を開催した。

R-09HRは、12万台のベストセラーとなったR-09の後継機であり、音質や操作性の面で改良を加えたモデル。R-09は24ビット/48kHzであったのに対しR-09HRでは24ビット/96kHzに対応したほか、面積比約2倍の有機ELディスプレーの採用、残留ノイズレベルの低減などを実現している。「手軽に、原音に忠実に録音する」というコンセプトのもと、R-09に対するユーザーからのフィードバックを反映して完成させたという。

価格はオープン(店頭予想価格:¥4万前後)、発売は3月28日。初年度販売数は5万台を予定している。

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ローランド エディロールR-09HR。外形寸法は、R-09に比べ高さが約11mm増で、幅と奥行は縮小しているものの一見すると一回り大きくなったように感じる。質量は約30g増の175g
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高コントラスト、広視野角の大型有機ELディスプレーを搭載

24ビット/96kHzの高音質&操作性の向上

24ビット/96kHzのリニアPCM録音に対応、また、ローランド独自のアナログ回路「IARC(Isolated Adaptive Recording Circuit)」を搭載しており、原音に忠実な録音が可能である。さらに、回路間の相互干渉を防ぐためそれぞれ独立した電源回路を装備するなどの改善を施した結果、残留ノイズは従来機に比べ約10dB低減されている。

また、音が大きすぎる場合に録音レベルを下げ、入力レベルの調整ミスを最小限に抑えられる「アナログ・リミッター」と、音量変化の激しい音でも最適なレベルで録音できる「オート・ゲイン・コントロール」を搭載しており、録音状況に合わせて最適な録音レベルを自動調整する機能も持つ。

ディスプレーには、R-09に比べ2倍の面積をもつ大型有機ELディスプレーを採用。音の微細な動きもレベルメーターで的確に表示できるようになった。付属の小型ワイヤレスリモコンで遠隔操作する際は本体上部のインジケーターが点灯、レベルオーバー時は点滅するなど、操作性や確実性が向上している。

発表会は、製品紹介に続き、弦楽四重奏とジャズの演奏が行われ、出席者は実機を手に「生録」を体験した。操作は、電源ON→録音準備ボタン→録音レベル調整→録音開始ボタン、と簡単なステップで完了するため、初めてR-09HRを手にした人にもわかりやすい。

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弦楽四重奏の。この写真のR-09HRは赤く点滅し、録音準備状態である
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トリオによるジャズ演奏。ヘッドホンでモニタリングしながら録音レベルを調整している

音楽の録音のみならず、フィールドでの使用にも適している。会場では、フィールド録音の例として、電車の走行音と川のせせらぎを収録したクリップが披露され、同社はR-09HRの音質に自信をのぞかせた。

ゲストには、レコーディング・エンジニア/プロディサーとしてCHARAやCrystal Kayを初め多くのアーティストとレコーディングセッションを行う山口 泰 氏が登場。

R-09HRで録音した音を作品に使用したという山口氏は、同機について、「ユーザーからのフィードバックが反映されている。性能がいいのはもちろん、操作も簡単で、ライブ感のある音が得られる。ローランドの熱意が形になった作品だと思う」とコメントした。

山口氏からは、自身の周りをみると、同じタイプのレコーダーでは、10人中6人はR-09を持っていたというエピソードも語られたが、R-09HRにも高い関心が寄せられていることが感じられる発表会であった。

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レコーディング・エンジニア/プロディサー山口 泰 氏
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展示スペースには人だかりができ、関心の高さがうかがえる

価格

  • オープン(店頭予想価格:¥4万前後)

発売

  • 2008年3月28日

問い合わせ先

主な仕様

  • トラック数:2(ステレオ1トラック)
  • データタイプ(録音時、ステレオ)
    • WAVE:サンプリング周波数;44.1/48/88.2/96kHz、サンプルサイズ;16/24ビット
    • MP3:サンプリング周波数;44.1/48kHz、サンプルサイズ;16/24ビット
  • オーディオ入力:内蔵マイク(ステレオ)、マイク入出力端子(ステレオミニタイプ、プラグインパワー内蔵)、ライン入力端子(ステレオミニタイプ)※マイク、ライン同時使用不可
  • オーディオ出力:ヘッドホン端子(ステレオミニタイプ)
  • 規定入力レベル(可変):マイク入力;−33dBu(デフォルト値)、ライン入力;2dBu(デフォルト値)
  • 入力インピーダンス:マイク入力;30KΩ、ライ入力;15KΩ)
  • 出力レベル20mW(16Ω負荷時)
  • 推奨負荷インピーダンス:16Ω以上
  • 周波数特性:20Hz〜40kHz
  • USBインターフェース:ミニBタイプ(※USB2.0/1.1マスストレージクラスディバイス対応)
    • エフェクト(再生時のみ、88.2/96kHz再生時除く)
    • リバーブ:4種類(Hall1/Hall2/Room/Plate、10段階の調節が可能)
  • 変速再生:50〜150%(10段階の調節が可能)
  • ディスプレー:128×64ドット
  • 記録メディア:SD/SDHCメモリーカード
  • 電源:電源ACアダプター
  • 外形寸法:幅62×高さ27×奥行112.9mm
  • 質量:174g(電池、SDカード含む)

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