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ローランド、8chビデオミクサーV-8およびビジュアルサンプラーP-10を発表

ローランドは、3月12〜15日にドイツのフランクフルトで開催されたMusikmesse 2008およびprolight+sound 2008において、8chビデオミクサーのエディロールV-8とビジュアルサンプラーのエディロールP-10を発表。エディロールV-8については3月14日より発売を開始した。

エディロールV-8は、同社の4chビデオミクサーV-4の基本機能や操作性を継承しつつ、入力チャンネル数を増加させたモデルである。映像入力端子が8chに増加したほか、新たにPCからのRGB信号を直接入力可能となった。また、映像エフェクトが150パターン、映像切り替えは260パターン以上を搭載し、大幅な充実が図られている。

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ローランド エディロールV-8。V-4の後継機としてグレードアップされたビデオミクサー
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ローランド エディロールP-10。動画/静止画のシームレス再生が簡単な操作で行えるビデオサンプラー
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V-8のリアパネル。映像入力8ch、映像出力3ch、モニター出力8chなど豊富な入出力端子を装備
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P-10のリアパネル。V-LINK機能も搭載され、イベントやコンサートで効果的な演出が可能

8入力/3出力を装備したビデオミクサーV-8。PCのRGB信号のダイレクト入力にも対応

V-8は8系統の映像入力を装備。コンポジット信号(BNC)×7、S-Video信号(ミニDIN4ピン)×4、PCからのRGB信号(D-sub15ピン)×2が搭載され、コンポジットはCH1〜7、S-VideoはCH5〜8、RGBはCH8に割りあてられている(CH5〜8ではS-Videoが優先される)。

スキャンコンバーターを内蔵しているので、RGBの直接入力に対応し、PCとのダイレクト接続を実現。PCからの映像取り込みを初め、PCからV-8へ送った文字やロゴマークの合成が行えるため、タイトラーとしての活躍も可能となる。なお、2つ搭載されているRGB入力端子は選択式になっており、それぞれ独立して調整を行える。

新開発の映像切り替え「FAM」「NAM」など、多彩な映像効果を搭載

V-8には、150パターンの映像エフェクト、260パターン以上の映像切り替えが搭載されている。

映像エフェクトは、新たに「フィールドバック」や「アフターイメージ」などが加わり、V-4の90パターンから大幅に増加した。映像切り替えは、約20パターンの増加となっており、新開発の切り替え効果「FAM(フル・アディティブ・ミックス)」「NAM(ノン・アディティブ・ミックス)」も追加されている。FAMは輝度レベルが一定に保たれたまま切り替わり、NAMではミックスする2つの映像比較し、輝度レベルの高いほうのドットを表示しながら切り替わる。通常のディゾルブは、映像レベルを単純に上下させることで映像を切り替えるため、クロスポイント付近で輝度が下がってしまうが、FAMとNAMは、いずれも輝度を比較して合成の割り合いを決める特殊なディゾルブである。なお、クロスポイントはBPM(Beat per Minute)をコントロールすることで連続的に変更できるようになっている。

フェーダーには、引き続きTバー型ビデオフェーダーを採用、マスターフェードと、A/Bチャンネルの各バスにもフェーダーコントローラーが搭載されており、直感的な操作性を実現している。

V-LINK(楽器演奏と映像演出を一挙に行える技術)にも、もちろん対応している。同社のライブミクシングコンソールM-400と接続すれば、V-8の映像切り替えにM-400のオートフェーダーが同期するため完璧なオーディオフォローが可能になるなど、他機器との連携にも優れており、イベント/プレゼンテーション/ステージ演出などにおいて、高度で幅広いパフォーマンスが期待できる。

エディロールP-10〜動画/静止画のシームレス再生が可能なビデオサンプラー

P-10は、動画/静止画のシームレス再生が行えるビデオサンプラーで、パッドを叩くだけで瞬時再生が可能という、簡単な操作性を実現している。本体には3.5型カラー液晶ディスプレーが採用されており、プレビュー映像が確認可能。ビデオ映像のキャプチャー機能、映像エフェクト(リバース、ストロボ、スピード変化など)機能を装備しているほか、V-LINK機能も搭載され、イベントやコンサートで効果的な演出が可能である。価格、発売時期は未定となっている。

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V-8の主な仕様

  • 入出力規格
    • 映像フォーマット
      • ビデオ:NTSCまたはPAL(ITU601)
      • RGB(PC):640×480(〜120Hz)、800×600(〜120Hz)、832×624(〜80Hz)、1024×768(〜80Hz)、1152×864(〜80Hz)、1152×870(〜75Hz)、1280×1024(〜75Hz)、1600×1200(〜60Hz)
      • RGB VH:正論理/負論理

    ※VESA DMT Version 1.0 Revision 10準拠

    ※上記リフレッシュレートは各解像度の最大値

    • サンプリングレート(ビデオ):4:2:2((Y:B-Y:R-Y)/8ビット/13.5MHz
    • フレームシンクロナイザー:2系統
    • 入力レベルおよびインピーダンス
      • ビデオ(コンポジット): 1.0Vp-p、 75Ω
      • S-Video: 輝度信号:1.0Vp-p、 75Ω
      • 色信号:0.286mVp-p、75Ω(NTSC) / 0.3mVp-p、75Ω(PAL)
      • PC-RGB: 0.7Vp-p、 75Ω(H、V:5V TTL)
    • 出力レベルおよびインピーダンス
      • ビデオ(コンポジット): 1.0Vp-p、 75Ω
      • S-Video: 輝度信号:1.0Vp-p、 75Ω
      • 色信号:0.286m Vp-p、75Ω(NTSC) / 0.3mVp-p、75Ω(PAL)
  • 接続端子
    • 映像入力
      • ビデオ(コンポジット):BNC×7(CH1〜7)
      • S-Video:4ピン・ミニDINタイプ×4(CH5〜8)
      • RGB(PC):D-Sub15ピン・シュリンクタイプ(メス)×2(CH8、PC1/PC2)

      ※CH5〜8にS-Videoを入力している場合、S-Video優先

    • 映像出力
      • ビデオ(コンポジット):BNC×2
      • S-Video:4ピン・ミニDINタイプ×1
    • プレビュー出力:ビデオ(コンポジット);BNC×1(OSDメニュー出力用)
    • モニター出力:ビデオ(コンポジット);BNC×8(CH1〜8)
    • 外部制御端子:MIDI IN×1(ピンDINタイプ)、MIDI OUT/THRU×1(5ピンDINタイプ)
  • そのほか
    • 切り替え効果:ディゾルブ(Mix、NAM、FAM)、ワイプ(ハードエッジ、ソフトエッジ)キー、スライド、ストレッチ、ユーザートランジションなど、260パターン以上
    • エフェクト:スチル、ストロボ、アフターイメージ、フィードバック、シェイク、ネガ、カラライズ、ファインドエッジ、シルエット、エンボス、ポスタライズ、カラーパス、ルミナンスキー、クロマキー、フリップ、マルチ、ミラー、ピクチャーinピクチャー
    • 電源:DC9V(ACアダプター:PSB-1U)
    • 消費電流:2A(ACアダプター:PSB-1U)
    • 外形寸法:幅238×高さ134×奥行315mm
    • 質量:3.2kg(ACアダプター除く)

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