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カノープスが、EDIUS Pro version 4.6を正式発表

カノープスは、1月31日、同社ノンリニアビデオ編集ソフトウェアEDIUS Proの最新バージョン4.6を発表した。前日の30日には、プレス向けの事前説明会が開催され、同社製ターンキーシステムと組み合わせた場合の対応フォーマットの拡充と、マルチコア対応によるMPEG高速変換など、新機能が紹介された。アップデータの公開は2月中旬の予定(無償ダウンロード)。
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EDIUS Pro version 4.6では、HDWSおよびREXCEEDシリーズ+XDCAM Optionの環境でXDCAM EXの編集に対応する
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EDIUS Proを編集ソフトウェアに採用しているカノープス製ターンキーシステムHDWS-1100

対応フォーマットの強化

EDIUS Proは単体でも多くのフォーマットに対応しているが、同ソフトウェアに採用するカノープス製ターンキーシステムのHDWSシリーズとREXCEEDシリーズでは、各種オプション(別売)を追加することにより、さまざまな放送業務用のフォーマットにも対応する。EDIUS Pro version 4.6では、単体およびターンキーシステム共に、対応フォーマットの強化が図られている。

◎XDCAM EXに対応

HDWSおよびREXCEEDシリーズ+XDCAM Optionの環境で、ソニーのXDCAM EXに対応する。ネイティブ編集が可能となっており、S×Sメモリーカードからのダイレクト編集にも対応(書き戻しは非対応)。

XDCAM EX Clip Browsing Software (ソニーが無償配布しているソフトウェア: http://www.sony.jp/products/Professional/xdcamex/support/software/index.html)を事前にインストールし、同ソフトウェアを経由してXDCAM EXのクリップを読み込むことで、複数ファイルに分割記録されたクリップやS×Sメモリーカードをまたがって記録されたクリップを仮想的に連結し、1つのクリップとして扱うことも可能。

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説明会ではREXCEED LAPTOP100とソニーPMW-EX1の組み合わせで、XDCAM EXの編集がデモされた

◎XDCAMドライブに対応

HDWSおよびREXCEEDシリーズ+XDCAM Optionの環境で、XDCAMドライブPDW-U1に対応する。EDIUS Proに付属する「XDCAM Select」を使用して、USB接続したドライブにアクセスすることが可能。 Simple Access Modeおよびバックグラウンド転送に対応し、プロキシとハイレゾオーディオを組み合わせて編集することもできる。

◎AVC-Intra 100およびAVCHDの1920×1080/23.98pに対応

EDIUS Proソフトウェア単体でAVCHDの1920×1080/23.98p編集に対応したほか、HDWSおよびREXCEEDシリーズ+P2 Option+AVC-Intra Optionの環境では、AVC-Intra 100の1920×1080/23.98p編集にも対応(共に書き出しには非対応)。さらにHDWSシリーズでは、HD-SDIなどからリアルタイムにビデオアウトを確認可能となっている(REXCEEDシリーズでは非対応)。

◎P2 HDクリップエクスポーターの機能改良

HDWSおよびREXCEEDシリーズ+P2 Optionの環境で、フルHDなど、P2(DVCPRO HD)以外の1080/720のプロジェクトから、P2 HDクリップ出力を選択可能となった。自動的にリサイズをして出力される。

◎K2 Media Client対応の強化

EDIUS Proソフトウェア単体で、Grass ValleyビデオディスクサーバーK2システムのK2 Media Clientが管理する全フォーマットに対応した。また、下記の機能強化も図られている。

  • K2 ConnectにおけるLong GOP形式のGXFファイルインポートに対応
  • サムネイルによるクリップの一覧表示
  • 部分一致検索、メタデータ表示に対応
  • 複数のK2 Media ClientをSAN接続したシステムに対応
  • K2 Media Clientでキャプチャー中のGXFファイルをEDIUS Proで追いかけ編集可能
  • Canopus GXF SpeedEncoderでのGXF出力時にビットレートの設定、マルチチャンネルオーディオ出力が可能

MPEGエクスポーターの高速化

EDIUS Pro version 4.5での「セグメントエンコード」による高速化に加え、version 4.6ではマルチCPU/マルチコアでの「スピードエンコード」に対応。両機能を組み合わせたMPEGエクスポーターにより、MPEG、HDV、XDCAMの出力をさらに高速に行えるようになっている(720p出力時の「スピードエンコード」による高速化は非対応)。

プレス説明会では、XDCAM HD(MPEG HD)の出力を例に取って、5分のプロジェクトをHDWS-3000で測定した結果がプレゼンテーションで発表され、タイトルテロップを入れたフルレンダリングでは、version 4.5.4が9分15秒の処理時間を必要としたのに対し、version 4.6では5分7秒と、ほぼ実時間で処理できることが解説された。

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version 4.6では「セグメントエンコード」による高速化に加えて、マルチCPU/マルチコアでの「スピードエンコード」にも対応
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MPEGエクスポーターの高速化による、version 4.5.4とversion 4.6とのスピード比較

また、出力機能とは離れるが、プロジェクトのコンソリデート機能が強化され、HDVなどのMPEG Long GOP(1080/59.94i, 50i)素材に対して、コンソリデートすることも可能となっている。

MKB-88 for EDIUS対応の強化

説明会当日は、昨年12月に出荷開始となった同社のHD/SDリアルタイム編集ワークステーションHDWS-1100と、そのオプションとしても最適なリニアライクコントロールパネルMKB-88 for EDIUSの紹介も行われた。

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HDWSシリーズを含むカノープスのHD編集システムが、民法128局中で50%以上の導入率であることも報告された
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リニア感覚の操作性を実現するEDIUS Pro専用ジョグシャトルコントロールパネルMKB-88 for EDIUS。USB2.0でワークステーションと接続

MKB-88 for EDIUSは、武蔵MKB-88をEDIUS Pro専用にカスタマイズしたコントローラー。version 4.5から使用可能であったが、version 4.6で使用する場合は以下の機能が追加される。

  • SET IN/OUT/DUR機能により、IN、OUT、DURATIONをダイレクトに入力可能
  • BINウィンドウをアクティブにするコマンドを追加し、マウス操作なしにファイル素材をBINウィンドウから選択して利用することが可能
  • V1、V2トラックにビデオチャンネル1、2を割り当てるコマンドを追加
  • ビデオ/オーディオトラックをロックする機能を追加

アップデート方法

  • [EDIUS Proソフトウェアパッケージのユーザー]: 2008年2月中旬より無償アップデートモジュールを提供予定
  • [HDWSシリーズおよびとREXCEEDシリーズのユーザー]: 購入販売店に問い合わせ

問い合わせ先

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