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システムファイブ、「小型カメラによるライブスイッチング体験会」開催
本セミナーでは、共催のキヤノンマーケティングジャパン、日本ビデオシステム、エディテックシステム、パナソニックSSマーケティング、平和精機工業の協力によって、小型ビデオカメラによるライブスイッチングシステムが会場に設置され、実際にシステムを体験できる内容となっていた。共催各社の製品プレゼンテーションの後、実機を操作する時間も充分に設けられ、じっくり操作感を確かめる参加者の姿が多く見られた。
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会場のライブスイッチングシステムは、「導入しやすいHDシステム」に重点が置かれて構築されており、SDシステムのHD化、HD/SD混在運用、アナログ/デジタル混在運用など、小型ビデオカメラを用いることによって、HD移行期、HD/SD混在期においても、フレキシブルなシステムを低価格に導入できる機器構成が提案された。
ライブスイッチングシステムの構成機器
ライブスイッチングシステムの機器構成は以下のとおり。AV-HS400を中心に、5機の小型ビデオカメラを接続したシステムが組まれた。
- 【小型ビデオカメラ】
- キヤノンHDカメラレコーダーXH G1
- キヤノンHDカメラレコーダーXH A1×2機
- キヤノンHDカメラレコーダーXL H1
- 松下電器DVCPRO P2カメラレコーダーAG-HVX200
- 【カメラ周辺機器、マルチカメラシステムツール】
- 日本ビデオシステム プロテックDS-250
- 日本ビデオシステム プロテックDS-850
- 日本ビデオシステム プロテックPS-250HD
- 日本ビデオシステム プロテックPS-550HD
- Camplex Pro X1(エディテックシステム)
- 【スイッチャー】
- 松下電器マルチフォーマットライブスイッチャーAV-HS400
- ソニー“Anycast station”AWS-G500
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AV-HS400は、昨年12月に発売されたばかりの1MEスイッチャーで、フレームシンクロナイザー機能が搭載されているため、ゲンロック入力をもたない小型ビデオカメラでもライブスイッチングシステムの構築が可能である。
オプションのSDI入力ボードとアナログ入力ボードにはアップコンバーター、DVI入力ボードにはスケーラーが搭載されており、HD/SD混在でのシステム運用が可能となったほか、マルチビューディスプレー機能も搭載され、入力素材とPGM/PVW出力を1画面に合成出力する機能が備わっているため、必要な映像モニターを削減できるようになった。
ライブスイッチングシステム詳細
今回用意されたAV-HS400は、オプションのアナログ入力ボードとアナログ出力ボードを各2枚追加した、デジタル/アナログ混在時に適した構成となっており、標準装備のHD/SD-SDI入出力各4系統に加え、アナログコンポーネント入出力が各4系統追加されていた。
また、5機の小型ビデオカメラは、さまざまな運用条件を想定し、それぞれ異なった方法でAV-HS400と接続されていた。
もっともシンプルな接続は、ビデオカメラの映像出力を直接AV-HS400に入力する方法となるが、XL H1のHD-SDI出力とAG-HVX200からのアナログコンポーネント出力はダイレクトに入力されており、タリーやリターン機能が必要ない場合は、シンプルな運用も可能となる。
一方、タリーやリターン、インカム機能が必要とされる場合は、各社から発売されている周辺機器を用いてそれらの機能を追加することができる。
会場では、マルチカメラシステムツールとしてプロテックDS-250/DS-850、プロテックPS-250HD/PS-550HD、エディテックシステム取り扱いのCamplex Pro X1が各カメラに取り付けられており、それぞれを経由してAV-HS400と接続された。
XH G1+PS-250HD/PS-550HDの組み合わせでは、XH G1からのHD-SDI出力をPS-250HDに入力し、光ケーブルでPS-550HDに伝送、AV-HS400にはHD-SDIで入力された。
PS-250HDは小型ビデオカメラの底に装着して運用する光カメラアダプターで、インカムが内蔵され、タリー/リターン出力が装備されているほか、ビデオカメラに電源供給ができ、長時間の収録でもカメラバッテリー交換の必要がない。ベースとなるセンターステーションPS-550HDとPS-250HD間は、HD/SD-SDI信号を光ケーブルで伝送し、最大2kmまで延長可能だ。
XH A1は2機用意されており、1機はPro X1と組み合わせで、コンポジット(アナログSD)出力をPro X1に入力、朋栄のFA-9000でアップコンバートし、HD-SDI信号に変換してAV-HS400に入力。
Pro X1はカメラアダプターとコントロールユニットから構成されるマルチカメラシステムツールで、カメラへの電源供給機能やインカム通信、タリー入力が搭載されている。カメラアダプターとコントロールユニット間は、同軸ケーブル1本で、映像/音声/タリー/インカム信号の伝送が可能である(3C-2Vで約150m、5C-2Vで約300m延長可能)。
もう1機のXH A1はDS-250/DS-850との組み合わせで、コンポーネント(アナログHDもしくはSD)出力をDS-250に入力し26ピンケーブルでDS-850に接続、AV-HS400にはコンポーネント入力している。
DS-250は、ハンドヘルド型カメラレコーダーの底に装着して運用するアダプターで、HD/SDコンポーネントもしくはコンポジット出力を有するカメラに装着可能。ベースとなるセンターステーションDS-850との間は、26ピンケーブル(最大100m延長可能)または15ピンケーブル(最大50m延長可能)で接続する。DS-250/DS-850を経由することで、カメラへの電源供給のほか、インカム/ゲンロック/タリー/リターン機能が追加される。
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小型ビデオカメラは入出力が限られてしまうため、マルチカメラシステムでの運用は難しい。しかし、今回のように周辺機器を用いることで、不足している入出力やインカム/タリー/リターン機能などを補うことができる。本セミナーで展示された製品はすべて小型であるため、小型ビデオカメラの利点を損なわずに運用することが可能となる。





