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キヤノン、フラッシュメモリー記録に対応したハンディカム含め計5製品を発表

キヤノンは1月29日、同社民生用ハンディカムブランド「iVIS」の新たなラインナップとして、HDモデルでは記録メディアにフラッシュメモリーを採用したAVCHDハンディカムHF10とHF100、およびHDVハンディカムHV20の後継機にあたるHV30の3機種、SDモデルでは記録メディアにフラッシュメモリーを採用したFS10、およびDVD記録のDC300の2機種、計5製品を発表した。
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キヤノンが今回発表した5製品

今回、これらの製品について実機を拝見しながらお話をお伺いする機会を得たので、ご紹介したい。

 

キヤノン初のメモリーカメラ

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AVCHDハンディカムHF10
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AVCHDハンディカムHF100
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SDモデルのメモリーハンディカムFS10

今回発表したHF10/HF100/FS10は、同社で初めて記録メディアにフラッシュメモリーを採用したハンディカムである。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。また、HF10およびFS10は、内部に16Gバイト(HF10)および8Gバイト(FS10)のフラッシュメモリーを搭載している。この内蔵フラッシュメモリーと16GバイトのSDHCメモリーカードを組み合わせることで、HF10は最大12時間のAVCHD記録を、FS10は最大15時間のDV記録が可能だ。また、内蔵フラッシュメモリーからSDHC/SDメモリーカードへのコピーも行える。

ただし、事前にメニューから内蔵フラッシュメモリー記録もしくはSDHC/SDカード記録かを設定しなければならず、同時記録や、フラッシュメモリー→SDHC/SDカード記録といった、撮影中のメディア間のシームレスな切り替えには対応していない。

同社では、この内蔵フラッシュメモリーと半導体メモリーカードの両方で記録可能な新機構を「ダブルメモリー方式」と名付け、打ち出している。

このダブルメモリー方式開発の経緯についてお伺いしたところ、メモリーカメラの最大の利点である「小型化」を活かしつつも、「長時間記録」というマーケットのニーズに応えるために発案したということだ。

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HF10側面。SDHC/SDカードスロットが設けられている

HF10/100は、同社として初めて1920×1080での記録に対応した。ビットレートも、最高画質のFXPモードでは同社AVCHDハンディカムのラインナップ最高となる17Mbpsである(FXPモードのみ1920×1080での記録が可能。それ以外のモードでは、読み出しは1920×1080だが、記録は1440×1080となる)。

採用しているCMOSも、コンパクトな筐体に合わせて、小型化が図られている。この新開発のCMOSは、従来まで使用されていたCMOSよりも感度を向上させており、HF10/HF100の最低被写体照度は3 lxと、スペック値は同社AVCHDハンディカムと変わらないが、SN比の改善などにより、よりノイズの少ない画が撮影可能だ。

そのほか、HF10/HF100は24p/30p over 60iでの記録も可能。30p記録はHF10/HF10で初めて搭載された機能であり、YouTubeを初めとしたPC上で公開する映像制作で効果を発揮するだろう。また24p記録はシネマモードと組み合わせることで、シネライクな映像記録を可能にする。

なお、HF10とHF100の違いは、内蔵フラッシュメモリーの有無と、ボディカラーの違いだけで、機能や性能に差異はない。

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HDVハンディカムHV30

また、HDVの新ラインナップとして、 同社HV20の後継機にあたるHV30も発表されている。HV20からの主な変更点としては、

  • 30p記録に対応
  • ボディカラーがシルバーからブラックへと変更
  • ズームレバーのデザイン変更

などが挙げられる。

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DVDハンディカムDC300

DVDモデルのラインナップとして新たに加わったのは、「長時間撮影」「高倍率」をコンセプトに掲げたDC300だ。41倍ズームという高倍率を、デジタルズームではなく光学ズームで実現しており、画質劣化を起こさない長ダマの撮影が可能である。

価格

  • HF10:オープン(店頭予定価格¥13万)
  • HF100:オープン(店頭予定価格¥11万)
  • HV30:オープン(店頭予定価格¥11万)
  • FS10:オープン(店頭予定価格¥8万)
  • DC300:オープン(店頭予定価格¥5万)

発売

  • HF10:2008年3月上旬
  • HF100:2008年3月中旬
  • HV30:2008年3月上旬
  • FS10:2008年4月下旬
  • DC300:2008年3月上旬

問い合わせ先

  • キヤノンお客様相談センター:TEL050-555-90003、043-211-9394(海外または050から始まるIP電話を利用できない場合)
  • URL:http://canon.jp/ivis

HF10/HF100の主な仕様

  • 記録メディア
    • HF10:16Gバイトフラッシュメモリー、SDHC/SDカード
    • HF100:SDHC/SDカード
  • 動画記録時間
    • FXP(高画質)モード:約2時間5分(約17Mbps)
    • XP+(高画質)モード:約2時間50分(約12Mbps)
    • SP(標準)モード:約4時間45分(約7Mbps)
    • LP(長時間)モード:約6時間5分(約5Mbps)

    ※FXPモードの動画記録画素は1920×1080画素。そのほかのモードは1440×1080画素

    ※それぞれの記録時間は、HF10の16Gバイト内蔵フラッシュメモリーに記録した場合

  • 撮像素子
    • 1/3.2型CMOSセンサー(全画素読み出し)
    • 総画素数:約331万画素
    • 有効画素数/動画記録時:約207万画素
  • 入出力端子
    • HDMIミニ端子(タイプC 19ピン:出力のみ)
    • AVミニ端子(3.5mm4極ミニジャック:出力のみ)
    • 外部マイク入力端子(3.5mmミニステレオジャック)
    • ヘッドホン端子(3.5mmミニステレオジャック、AVミニ端子兼用)
    • コンポーネント端子(特殊D端子:出力のみ)
    • USB端子(mini-B、USB2.0 Hi-Speed 対応)
    • メモリーカード接続端子(特殊多ピン)
    • バッテリー端子(特殊4ピン)
    • DC入力端子(3.4mmジャック)
  • 電源
    • DC 7.4V(バッテリーパック)、DC 8.4V(DC IN)
    • 消費電力:約3.9W
  • 外形寸法
    • 幅約73×高さ約64×奥行き約129mm(グリップベルト含まず)
  • 質量
    • 本体のみ:約380g
    • 撮影総質量:約430g(バッテリーパックBP-809、メモリーカード含む)

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