ソニーは、1月15日より、HDCAM-SRスタジオレコーダーSRW-5800の発売を開始した。価格は¥700万(税別)。同機は、昨年のNAB2007で発表されていたもので、各種オプションボードの搭載によって、RGB4:4:4高画質モード(880Mbps記録)、1080/59.94p、2倍速インジェスト、ファイル転送、ネットワーク運用に対応する。
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| RW-5800フロントパネル |
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| SRW-5800リアパネル |
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SRW-5800の機能を拡張するオプションボード
- 「アドバンストHQプロセッサーボードHKSR-5803HQ(2008年夏発売予定)」
SRW-5800では、CM/映画/番組などの幅広いコンテンツ制作に対応するため、多様なフィールド(i)/フレーム(PsF)周波数に対応しているが、HKSR-5803HQを装着することで、HDCAM-SRポータブルレコーダーSRW-1でのみ可能であった1080/59.94p(Y/Cb/Cr4:2:2)記録にスタジオレコーダーとして初めて対応。さらに、RGB4:4:4高画質モード記録(880Mbps記録)にもスタジオレコーダーとして初めて対応可能となる。
また、HKSR-5803HQ装着じは、ノンリニア編集機やサーバーとHD-SDIデュアルリンク接続を行い、23.98PsF、29.97PsF、59.94i(Y/Cb/Cr4:2:2)HDCAM-SR素材の2倍速インジェスト(映像信号、音声信号、タイムコード、VANC)も実現する。この2倍速インジェストに関しては、昨年のInterBEE2007で、QuantelがPablo4KおよびiQ4での対応を発表している。
- 「RGB SQプロセッサーボードHKSR-5803SQ」
HD-SDIデュアルリンク(SMPTE-372M準拠)接続により入力される、RGB4:4:4(440Mbps)記録に対応する。HKSR-5803HQとの同時装着はできない。
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| RGB SQプロセッサーボードHKSR-5803SQ |
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- 「ファイル転送プロセッサーボードHKSR-5804(2008年秋発売予定)」
HKSR-5804を装着することで、SRW-5800をギガビットEthernetのネットワークシステムに直接接続することが可能となり、DPXファイルとの双方向変換やネットワーク運用が実現する。
ビデオ(HDCAM-SR)からDPXファイルに変換して、ファイル転送を行うことができるほか、DPXファイルからビデオ(HDCAM-SR)に変換して、テープに記録したり、非圧縮データフォーマットでテープに記録することも可能。このネットワーク機能により、デジタルインターミディエイトのワークフローを大幅に改善し、同時にネットワークシステム全体を簡素化することができる。
なお、HKSR-5804は、HKSR-5803HQとの同時装着が必要となる。
- 「HDCAM/デジタルベータカムプロセッサーボードHKSR-5802」
HDCAM-SRフォーマットによる高画質記録再生に加え、HDCAM/デジタルベータカムプロセッサーボードHKSR-5802(別売)の装着により、HDCAMやデジタルベータカムで記録されたテープの再生が可能。
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| HDCAM/デジタルベータカムプロセッサーボードHKSR-5802 |
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- 「フォーマットコンバーターボードHKSR-5001」
ダウンコンバーター(1080/59.94i→525/59.94i)の標準装備に加え、フォーマットコンバーターボードHKSR-5001(別売)を組み込むことにより、2-3プルダウンやカラースペース変換(RGB4:4:4←→Y/Cb/Cr4:2:2)などに対応。
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| フォーマットコンバーターボードHKSR-5001 |
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価格
- ・HDCAM-SRスタジオレコーダーSRW-5800:¥700万(税別)
- ・フォーマットコンバーターボードHKSR-5001:¥110万(税別)
- ・HDCAM/デジタルベータカムプロセッサーボードHKSR-5802:¥65万(税別)
- ・RGB SQプロセッサーボードHKSR-5803SQ:¥110万(税別)
- ・アドバンストHQプロセッサーボードHKSR-5803HQ:未定
- ・ファイル転送プロセッサーボードHKSR-5804:未定
発売
- ・HDCAM-SRスタジオレコーダーSRW-5800:発売中
- ・フォーマットコンバーターボードHKSR-5001:発売中
- ・HDCAM/デジタルベータカムプロセッサーボードHKSR-5802:発売中
- ・RGB SQプロセッサーボードHKSR-5803SQ:発売中
- ・アドバンストHQプロセッサーボードHKSR-5803HQ:2008年夏発売予定
- ・ファイル転送プロセッサーボードHKSR-5804:2008年秋発売予定
問い合わせ先
SRW-5800の主な仕様
- 入出力系
- HD-SDI INPUT
- A/INPUT MONITOR(4:2:2または4:4:4のAch):BNC×2(1つはモニター用ループスルー)
- シリアルデジタル(1.485Gbps)SMPTE-292M/BTA S004B/ITU-R.BT709準拠
- B(OPTION)/INPUT MONITOR(オプション装着時、4:4:4のBch) :BNC×2(1つはモニター用ループスルー)
- シリアルデジタル(1.485Gbps)SMPTE-292M/BTA S004B/ITU-R.BT709準拠
- REF.IN1:BNC×2(1つはループスルー)※HD/SDをメニューで選択
- HD...3値SYNC0.6Vp-p、75Ω、同期負
- SD...ブラックバースト0.286Vp-p、75Ω、同期負
- REF.IN2(HKSR-5001オプション装着時):BNC×2(1つはループスルー)※HD/SDをメニューで選択
- HD...3値SYNC0.6Vp-p、75Ω、同期負
- SD...ブラックバースト0.286Vp-p、75Ω、同期負
- DIGITAL I/O(AES/EBU)INPUT(ch1/2、ch3/4、ch5/6、ch7/8、ch9/10、ch11/12):BNC×6(AES/EBU)、不平衡
- TIME CODE IN:XLRタイプ3ピン(凹)×1、0.5?18Vp-p、10kΩ、平衡
- HD-SDI OUTPUT
- A(4:2:2または4:4:4のAch):BNC×3(1つはキャラクター出力付き)
- シリアルデジタル(1.485Gbps)、SMPTE-292M/BTA S004B/ITU-R.BT709準拠
- B(オプション装着時、4:4:4のBch) :BNC×3(1つはキャラクター出力付き)
- シリアルデジタル(1.485Gbps)、SMPTE-292M/BTA S004B/ITU-R.BT709準拠
- FORMATCONV.OUT(OPTION)(HKSR-5001オプション装着時)
- A(4:2:2または4:4:4のAch):BNC×1(キャラクター出力付き)
- B(4:4:4のBch) :BNC×2(キャラクター出力付き)
- SD-SDI OUT:BNC×3(1つはキャラクター出力付き)
- D-1シリアルデジタル(270Mb/秒)、SMPTE-259M準拠
- SD OUT
- COMPOSITE:コンポジット...BNC×1(キャラクター出力)
- SYNC:SDリファレンス...BNC×1
- ブラックバースト、0.286Vp-p、75Ω、同期負
- HD REF.OUT:HDリファレンス...BNC×2
- DIGITAL I/O OUTPUT(AES/EBU)(ch1/2、ch3/4、ch5/6、ch7/8、ch9/10、ch11/12) :BNC×6(AES/EBU)、不平衡
- AUDIO OUTPUT:XLRタイプ3ピン(凸)×1
- +4dBm(600Ω負荷時)、ローインピーダンス、平衡(CUEはHDCAM、デジタルベータカム再生時のみ)
- MONITOR OUTPUT L/R:XLRタイプ3ピン(凸)×2
- +4dBm(600Ω負荷時)、ローインピーダンス、平衡
- TIMECODE OUT:XLRタイプ3ピン(凸)×1
- PHONE :JM-60ステレオホンジャック
- REMOTE1-IN:D-sub9ピン(凹)
- REMOTE1-I/O:D-sub9ピン(凹)
- VIDEO CONTROL:D-sub9ピン(凹)(別売のHKDV-900用)
- REMOTE2 PARALLEL I/O(50p):D-sub 50ピン(凹)
- ETHERNET:10BASE-Tモジュラージャック
- 信号特性
- デジタルビデオ系
- サンプリング周波数(HDCAM-SR) :Y...74.25MHz、Pb/Pr...37.125MHz、G/B/R...74.25MHz
- 量子化ビット数(HDCAM-SR) :10ビット/サンプル
- 圧縮アルゴリズム(HDCAM-SR) :MPEG4スタジオプロファイル
- チャンネルコーディング:S-NRZ
- エラーコレクション:リードソロモンコード
- アナログコンポジット出力系
- 周波数特性 :Y...0?5.75MHz +0.5dB/?3.0dB
- SN比 :56dB以上
- Y/Cディレー:15ns以下
- Kファクター(2Tパルス):1%以下
- 出力SCH位相:RS-170A/CCIRR.624-3準拠
- デジタルオーディオ系
- サンプリング周波数:48kHz(ビデオ同期)
- 量子化ビット数:24ビット/サンプル
- ワラ フラッター:測定限界以下
- ヘッドルーム:20/18/16/15/12dBから選択可能
- アナログオーディオ出力系
- 量子化ビット数(D/A時):24ビット/サンプル
- 周波数特性 :20Hz〜20kHz+0.5dB/−1.0dB(1kHz時0dB)
- ダイナミックレンジ:96dB以上(1kHz)
- 歪み率 :0.05%以下(1kHz、基準レベル)
- クロストーク :−80dB以下(1kHz、各チャンネル間)
- ディエンファシス:T1=50μs、T2=15μs(再生時に自動選択)
- 一般
- テープ速度(HDCAM-SR):94.1mm/秒(24pモード)
- 記録/再生時間:155分(BCT-124SRL使用時、24pモード)
- 早送り/巻き戻し時間:約4分(BCT-124SRL使用時)
- サーチ速度(HDCAM-SR再生時):±50倍速(24p、シャトルモード時)
- サーボロック時間 :1.0秒以内(スタンバイオンから)
- ロード/アンロード時間:7秒以下
- 電源:AC100V、50/60Hz
- 消費電力(全オプション装着時): 380W