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池上通信機は、GFシリーズの実働モデルのほか、HDTVカメラ/LCDモニターの新製品を展示

池上通信機は今年の出展テーマを、昨年打ち出したテープレス(TAPELESS)、ワイヤレス(WIRELESS)、シームレス(SEAMLESS)の3LESSを進化させる意味で“SEAMLESS INTEGRATION”とし、映像および番組制作の効率化を図るワークフローを提唱した。また、HDTVカメラやLCDモニターの新製品も実機が展示してあり、実際に触れ、性能を体感できるブースとなっている。

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■ 話題のGFCAM/GFSTATIONは実機を展示

GFCAM「HDS-V10」およびGFSTATION「GFM-V10」は、2007年4月9日に、東芝と共同で開発を進めていくと発表したカメラレコーダーおよびレコーダーで、メディアには半導体フラッシュメモリーを、収録フォーマットにはMPEG2HD Long GOP 50MbpsおよびI-flame 100Mbps(ファイルはMXF)を採用している。動作機が展示されるのは今回が世界で初めて。また、今回展示しているHDS-V10およびGFM-V10のデザインは最終モデルであり、このデザインで開発を進めていくそうだ。

HDS-V10のインターフェースはHD/SD-SDI、TC、GENLOCK、XLR3ピンおよび5ピン、REMOTEなどをもつ。またSDI端子からは非圧縮映像のほかに、同社ワイヤレスシステムと組み合わせて使用できるよう、MPEG2-TS信号の出力が可能になっている。デモでは、HD-SDIから出力した非圧縮信号を、同社の液晶モニターに映し出し、画質をアピールしていた。

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GFM-V10は、記録メディア「GFPAK」に記録された映像を、HD-SDIから出力し、液晶モニターに映す形で性能を披露。また、GFPAK内の映像をファイル別にクリップサムネイルで表示することができ、選択したファイルは即座に再生することが可能である。

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HDS-V10およびGFM-V10はMXFを採用しており、汎用性の高いワークフローを構築できるが、開発段階の現状では編集する際にトランスコードが必要な場合もあり(発売時にはすべてのノンリニアアプリケーションでネイティブに扱える予定)、ブースでは、Final Cut ProおよびAvid製品で編集するために、撮影したMPEG2フォーマットの映像をQuickTimeおよびAvid DNxHDに変換してデモを行っていた。なお、カノープスEDIUS Proは、すでにネイティブでの編集が可能となっている。

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■ HDTVカメラゾーン

HDTVカメラゾーンでは、今年3月20日に発表されたHDK-79EXIIIにポータブルレンズ、およびスタジオカメラとの汎用性をもたせることができるSE-H700システムエクスパンダーを使い、ボックスタイプレンズを取り付けて展示。また、同機に9型のマルチフォーマットVFであるVFL900HAが取り付けられていた。このVFL900HAも今回展示された新製品の1つであり、各HD/SDTVフォーマットに対応しているほか、高いフォーカス合わせの精度を実現している。

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■ LCDモニターゾーン

ブースでは、11月7日に発表したLCDモニターの新ラインナップであるHLM-920WR/920WP/920WCS/1510R/1510V/1711WR/2610Wの7製品を一堂に集結。新機能である波形表示やVITC表示を行っていた。

また、まだ正式に発表していない24型LCDモニターHLM-2400Wと20型LCDモニターHLM-2000を展示した両機ともスケーリング処理をせずにピクセル比1:1で表示することを可能にしているほか、HLM-2400は1920×1080ピクセルの画素をもっている。この2機種の発売に関しては、前述の7製品と同時期の発売を予定。

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今回の展示で、GFCAM/GFSTATIONの製品クォリティおよびトータルでのワークフローが明らかにされた。発売は発表時点と同じく2008年4月を予定しており、HDS-V10に関しては価格も公にされている(¥350万、マイク/ビューファインダー同梱)。編集に関しては、すべてのソフトウェアでネイティブでの編集を実現できるよう、各ソフトウェアメーカーと連携および開発を進めていく意向を示しており、今後、どのように最終的な仕上げを行っていくのか楽しみである。


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