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三友はPrunusの具体的な制作ワークフローを提案
■ 機能を拡張させたほか、制作ワークフローを具体化させたPrunus
ブースで一番大きく打ち出していたのはPrunusである。三友は昨年からタワー型のWindows PCを用いたPrunusを使いデモを行ってきたが、今回のInterBEEではタワー型Prunusに加えて、ノート型のPrunusを展示していた。
ノート型PrumusのGUIには、タワー型Prunusと同様のものを採用。編集に用いるコーデックもMPEG2(Iフレームのみ)を使用しており、高いリアルタイム性能を実現している。また、プロキシでの編集にも対応。この機能は、たとえばトラックを多く重ねる、またはトランジションを多用するなど、ノート型PCではリアルタイムでの再生が難しくなってくる場面において有効である。

タワー型Prunusにも、モザイクやブラーなどについて機能拡張が見られた。発表当初にはこれらのエフェクトには対応していなかったが、今回展示されたPrunusではモザイクを2カ所、ブラーを2カ所施しても、コマ落ちせずリアルタイムに再生した。

Prunusの運用としては、ネットワーク共有や追っかけ編集が可能となる素材共有ワークフローが提案されており、ブースではMax-TのSledghammer NASを中核としたシステムが披露された。
- タワー型Prunusで素材共有サーバー(Sledghammer NAS)に素材を取り込む
- ノート型PrunusがEthernetを経由して素材の貯められたSledghammer NASへアクセスし、プロキシのみを取り込んで編集
- タワー型Prunusでは、編集が完了したプロジェクトデータをノート型Prunusから受け取り、Sledghammer NASから必要なオンライン素材のみを取り込んで、完パケを作成する
という流れとなる。
また、Prunusと日立国際電気とのコラボレーションによるIPを用いたテープレスシステムも企画された。概要としては、PrunusまたはVTRをLANによって共有ストレージに接続し(VTRはエンコーダーを用いて接続する)、映像素材をMXFファイルに変換してストレージに送出(PrunusのMXFラッピング機能に関しては、現在開発中)。ストレージにため込まれたMXFファイルを、日立国際電気のネットワーク送出サーバーで受け取り、デコードしてHD-SDIに変換・再生を行うというものである。同社では、共有ストレージと送出用ストレージを別に設けることで、障害時にシステムが分類できること、導入コストを削減できることを利点として挙げている。






