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メディアグローバルリンクス、完全IP化を実現する放送局内次世代ネットワークシステムを発表

メディアグローバルリンクスは放送局内ネットワークの完全IP化を実現するシステム構想を発表し、デモンストレーションを行った。
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完全IP化を実現するこのネットワークは、局内のすべてのデジタルデータを統合して取り扱えるシステムとして開発されているもので、局内分配システム、双方向デジタル共聴システム、大容量ストレージシステムから成り立つ。このシステムにより、IP伝送によって、ファイル化されたデジタルデータの局内での受け渡し、ならびに集配信が可能になる。結果として、集配信・編集・アーカイブなどにおいてデータの効率的な活用が可能となり、番組制作のワークフローを高度化させるとしている。

システムの中核となるのは、IPビデオルーターMD10000。MD10000は、160本の10ギガビットEthernetが搭載されており3.2Tbpsという高い処理能力を有するほか、100%帯域保証を実現し信頼性も向上した。また、MD10000に対応した分配装置MD12000は、SDI→EthernetおよびEthernet→SDIの変換を行うほか、搭載されている10ギガビットEthernetはL2スイッチとしても機能するため他社製ネットワーク機器との接続が可能である。

VTRや各種データはMD10000から、OFDM変調器などの共聴用コア装置に送られ、各対応端末にIP通信により配信される。この共聴システムは、地デジ対応端末であればSTBを必要としない、受信端末との双方向通信が可能であるといった特徴をもつ。

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放送用途HD映像はデータ量が膨大になる。そのうえ、IP伝送をする際に「伝送データのわずかな欠落も許されない」「ストリームデータとファイルデータを同一回線で同時に扱えなければならない」「撮影情報や著作権情報などのメタデータも連動して伝送できなければならない」などの条件がある。今回発表されたネットワークシステムでは、これらの条件がクリアーされている。

ブース内のステージでは、MD10000/12000などで構築したシステムを使用し、事前に収録したファイルデータの映像を、ステージ上を撮影しているストリーミング映像に切り替えるなどのデモンストレーションが行われ、ストリームデータとファイルデータを任意に切り替えられる機能をもつ点がアピールされた。

同ブースではこのほか、マルチビューアー、各種コンバーター、光電送装置/光伝送システムなどが展示された。

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