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松下電器産業は、“P2HD”互換で各社と協業を推進。富士フイルムからP2互換カードが2008年春に発売
メインプレゼンテーションステージでは、1988年のカルガリーオリンピック以来、オリンピックをサポートし続けている松下電器産業の放送機器が、オリンピックとしては初めて収録から送出まですべてHD制作となる北京オリンピック(2008年8月開催)でも公式採用されたことを報告。また、P2シリーズの採用局が全世界で610社に拡大し、累計出荷台数も総計約6万台を越えたことがアピールされた。
カメラスタジオのコーナーも主役はP2シリーズで、テープ系カメラレコーダーの展示はなく、今年発売されたAJ-HPX3000G、AJ-HPX2100、AG-HPX555などのP2HDメモリーカメラレコーダーがズラリとコーナー正面に並び、大変な混雑となった。また、10月31日に発表されたばかりの業務用AVCHDカメラレコーダーAG-HMC75は動作モデルがケースに入れられて出展。今後発売される予定の業務用AVCHD機器として、AVCHD記録に対応したMPEG4AVC/H.264伝送装置、AVCHDデッキ、AVCHDレコーダー、AVCHD録再機能付きLCDモニターのモックアップも、メインステージ脇に展示された。
11月20日にはカメラの新製品として、リモート回転雲台一体型のHDインテグレーテッドカメラAW-HE100が発表され、ブース内で初公開された。同機は、簡単に設置・操作で遠隔撮影が可能となっており、1/3型3CCDと13倍ズームレンズを搭載。ビデオフォーマットは、1080i、720p、480iに対応する。
現行の同社製カメラ/回転台コントローラーAW-RP555やAW-RP655でも操作できるが、AW-HE100を最大4台まで制御できるワイヤレスリモコンも標準で付属。ビデオ出力は、HD/SDアナログコンポーネント(VGA15ピン×1)とコンポジット(BNC×1)が標準となっており、オプションで用意されているHD/SD-SDI出力2系統(BNC×2)装備のAW-HHD100を本体の拡張スロットに追加することもできる。価格はAW-HE100が¥84万(税別)、AW-HHD100は¥15万(税別)で、ともに発売は2008年3月の予定。
ブース内のP2HDワークフローのコーナーでは、P2HDによる取材から素材編集、送出、アーカイブまでをデモンストレーション。編集には、AVC-Intraにネイティブ対応したシステムとして、AVC-Intraハードウェアチップを搭載した“さくら映機SKR-AVCI”と、8コアCPUを搭載した“カノープスHDWSプロトタイプ”が紹介された。共にAVC-Intraコーデックで収録されたP2カードのダイレクト編集とP2カードへのP2ファイル書き出しを実現している。
AVC-Intraデモンストレーションのコーナーでは、AVC-Intra100と非圧縮映像の比較を展示。さらに、国際会議場のテクニカルスイートでは、AVC-Intra100と非圧縮映像にHDCAMとDVCPRO HD加えた4フォーマットでの画質比較、そしてAVC-Intra50とXDCAM HD 35Mbps、XDCAM HD 25Mbps、HDCAMの画質比較を披露した。
スイッチャーシステムの一番人気は、やはり12月の発売を間近に控えたマルチフォーマットライブスイッチャーAV-HS400で、多くの来場者が詰めかけており、注目を集めていた。同機は昨年発売されたAV-HS300の上位機種として位置付けられ、入出力は標準でHD/SD-SDI4入力4出力を装備し、オプションで最大8入力8出力まで拡張することが可能。オプションを含めたすべての入力には10ビットのフレームシンクロナイザーが搭載されている。また、ユニークな機能としてマルチビューディスプレー機能が搭載されており、入力系統、PVW、PGMの映像を1台のモニターに分割合成して表示可能。4分割、8分割、10分割の選択が可能で、各画面の素材名やタリーも表示することができる。
会場では、AV-HS400を核としたローコストなHD制作システムパッケージとして、コンパクトOTCパッケージ、コンパクトOB-VANパッケージ、モバイルスタジオパッケージが提案されており、モバイルスタジオパッケージの展示も行われていた。





